インデックス>ホーム>コトノハDaily>Dailyログ2002年1月下旬
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2002-1-21 (Mon) Version
どうしてジェームズボンドに弾は当たらない?
【アフガン支援復興会議】
<アフガン復興会議>21、22日、都内で開催へ 60カ国参加(Yahoo!Newsより)
<緒方貞子政府代表>「モデル地域」支援も検討 教育、医療通じ(Yahoo!Newsより)
クソ外務省
はじまった。この日本で。
【力尽きているのれす】
筋肉痛なのです。歩くのもうめきながらなくらい筋肉痛なのです。筋肉通。
アフガン支援復興会議の件で書きたかったんだけど、なんか力尽きているので先送り。超いい加減。
2002-1-22 (Tue) Version
一昨日の話しはフィクションですよ、フィクション。グレーシー。
【民主主義を知らない国会議員と小市民的官僚】
また仰々しいタイトルだこと。
NGO代表アフガン復興会議に参加できず 外務省に批判(asahi.comより抜粋)
出席拒否されたのは、ジャパン・プラットフォーム(JPF)とピースウィンズ・ジャパン(PWJ)の4人。2団体はアフガン復興支援の中心的役割を担ってきた団体。JPFにはNGO16団体のほか、学者や外務省、経済団体の代表らが入っており、去年12月のアフガニスタン復興NGO東京会議を主催した。PWJも加盟団体。大西さんはJPF代表とPWJの統括責任者。
ところが19日、外務省幹部が電話してきて、今月18日付(一部地域は17日付)の朝日新聞・ひと欄で大西さんが「お上の言うことはあまり信用しない」と語っていることなどに自民党の鈴木宗男代議士が怒っていると指摘し、「彼に謝りの電話を入れてほしい」と言ったという。大西さんは電話せず、19日夜、会場の都内のホテルへ行って登録証を受け取ろうとすると、受付で外務省職員から保留されたという。
翌日未明、外務省の宮原信孝・中東2課長が2回電話してきて、「政府に非協調的なNGOは出席いただくわけにはいかない。JPFには学者などNGO以外のメンバーが入っており、参加は断ることにした」と伝えてきたという。
この件についてはワリと大々的に報道されているけど、やっぱりワシも一言以上物申さないと気がすまない。
今日の朝刊とかの検証記事から読み解くと、恐らく事実関係の時系列として類推される流れはこうだろう。
渦中ニ団体のNGOの参加が決定
↓
政府批判の記事を読んだ鈴木宗男氏が外務省に怒りの電話
↓
慌てた外務省がNGOに「謝罪してくれ」と要請
↓
NGOはそれに応じず(鈴木氏の連絡先も分からなければ謝罪の必要もないと思った)
↓
事が大きくなるのを恐れた外務省の判断でNGOの締め出しを決定
↓
NGO側が怒りの会見
↓
鈴木氏会見「自分は追い出せとはいっていない。
ただ、政府に批判的な団体が政府主催の会議に出るのはおかしい」
さて、どこがおかしいでしょうか?
言うまでもなく、二点。
まずは外務省。潰しましょう。こんなクサレ組織。でもま、無くなったら無くなったで困るし、真面目に働く人たちには可哀想だから、存続するくらいはいいか。
今回の行為は、国益を損なうとかいうレベル以前の、外務省の信用の問題。現地で頑張る人たちを擁する組織より、現地視察という名でパキスタン豪遊旅行をし、居丈高で理不尽な怒りをあらわにする政治家に、日本の外交の最高府は従うという、政治的にも道義的にも首肯しえない判断を下したわけだ。ま、今更外務省の信用もクソも無いけどな。ただ、地に堕ちているものがさらに沈んでいくとはおもわなんだ。
どうせ今回のアフガニスタン復興会議も、日本の外交ポイントを稼がんという外務省の目論見があるのだろう(もちろん日本で開くのには、国際政治の力学的なメリットが大きいからでもあるけど、外務省の目論見は違うと思う)。だったら、せめてその間くらい外交ポイントの為に大人しくしてりゃあ良いのに、わざわざ騒ぎを起こして、国の内外からの失笑を買っている。間抜けこの上ない。
道義的にも、演出的にも大失態を演じている外務省にはなむけを。
次に鈴木氏。氏がNGOの参加を差し止めた、ってのは、多分言い過ぎ。怒りはしたけど、差し止めの指示まではしていないだろうと思われ。それでも、釈明(?)会見(ていうか国会の廊下でのインタビュー)での「政府に批判的な団体が政府主催の会議に出るのはおかしい」これはイカンだろう。
ワシね、今まではそんなに鈴木氏のこと嫌いじゃなかったんです。世論のほどには。田中外相との舌戦のときも、鈴木氏の言うことにも理を感じたから「どっちもどっちだな」と思ったし。確かにオフィシャルサイトのキチガイじみたFlash動画のインパクトはどうかとおもうけど、それも愛嬌で済ませられるし。ていうかこの人の顔のインパクトはスゴイな。ちょっとしたキャラクター俳優だ。
ただ、今回の発言はいかん。例えば地元北海道民に向けて「ワシに投票せんかったヤツは、現に当選しているワシを支持してないんじゃから、参政権も政治への発言の自由も認めたらんわ」と言っているようなもん。支持者以外は締め出す、批判勢力の存在を認めない、居てもいいけど、重要な決定にオマエらの意見など聞かんわ、と言っているようなもん。
オマエは野党の有為性を分かっているのかと、小一時間問い詰めたい。それ以前に、民主主義と言論(表現)の自由と思想の自由をどう考えているのかと日が暮れるまで問い詰めたい。批判勢力ほどありがたいものは、民主主義には無いってことを理解しているのか、国会の会期が終わるまで問い詰めたい。
本来、政治家(立法府)と官僚(行政府)とは対立するべきものである。それは、足を引っ張り合うのではなく、互いの暴走を監視し合う、チェック機構としての対立だ。そしてその顔は、どちらも国民の側を向いている、これが民主主義国家の最低必要条件だ。ところが、政治家の顔をうかがい、あるいは改革などの都合の悪いところからは顔を背ける官僚。気に食わないことがあるならば、影響力を惜しみなく圧力という形で発揮する族議員。どちらの顔も国民を向いていないことは確かだ。日本は亡国、そんなことは思いたくないけど、今回の一連の騒動は、そう思わされるに足る象徴的なエピソードになってしまった。
どこまでも笑えない笑劇。
2002-1-23 (Wed) Version
沈思黙考。
【斬鉄剣論争 仮まとめ】
この一週間ほど、『斬鉄剣』というサイトのテキストに端を発した論争が巻き起こっていました。その論争の記録として、時系列の流れにそってリンクを張ってみます。はっきりいって、ほとんどの閲覧者の方にとって興味の無い話題かもしれませんが、ここにまとめるのは、まがりなりにも文章書きを志す自分自身への教材として、まとめておくものです。もし、あなたがテキスト、そしてテキストサイトというもの自体に興味があるなら、読んで損は無いと思います。
注(順不同):
・全部読もうとするとかなりの分量のテキストです。
・一部サイトでこの論争から波及したテキストが継続中ですが、仮まとめということでご了承ください。
・同じコンテンツへのリンクが複数回出てきますが、時系列でまとめる上の処理ですのでご了承ください。
・リンクはいつもの外部リンクの仕様通り別窓で開きますのでブラウザの開き過ぎにご注意ください。
・紹介する以外にも関連サイト、コンテンツ、テキストはありますが、ワシが特に重要と思ったものを並べてありますので、各コンテンツからさらにリンクを辿ると、より詳細な背景と方々のご意見を読めます(推奨)。
・斬鉄剣を巡る論争は今に始まったことではありませんが、特に今回の114テキスト、そして117事件に的を絞ったテキストについて主要なものをまとめたものです。
・基本的に掲示板などでのやりとり以外の、テキストとして残されているものを集めてあります。
1月14日:斬鉄剣で<テキストサイト界に求められているモノ>というテキストが書かれる。
<テキストサイト界に求められているモノ>(斬鉄剣)
1月14日:Raising Factoryで斬鉄剣のテキストを擁護するテキストが書かれる(現在削除。削除前の文章(=擁護テキスト)は見ることが出来ませんでした)。
Note(Raising Factory)
1月14日〜15日:無題、三国志探訪、WEBSITEで、斬鉄剣のテキストに対するアンチテキスト(あえて反論とは書かない。ワシの主観でいうところの反論、つまり反対の立場を表明する論理的文章としては、表現、使われている言葉が過度の悪意に基づいているので)が書かれる。
VS 斬鉄剣・2の1月14日分(無題)
斬鉄剣解題<テキストサイト界に求められているモノ篇>(三国志探訪)
全文章の1月15日付(WEBSITE)
1月15日:無常な日常で斬鉄剣のテキストを擁護するテキストが書かれ、その文中で無題、三国志探訪、WEBSITEが批判される。
俺的テキストサイト論(無常な日常)
1月16日:WEBSITEで無常な日常の擁護テキストへのアンチテキストが書かれる。
全文章の1月16日付(WEBSITE)
1月16日〜17日:無題で無常な日常の擁護テキスト及び無常な日常へのアンチテキストが書かれる。
VS 無情な日常(無題)
1月17日:無常な日常で一連の騒動への謝罪文と管理人による経緯説明のテキストが書かれる。
謝罪(無常な日常)
1月17日〜18日:WEBSITEで無常な日常の謝罪テキストへのリアクションテキストが書かれる。
全文章の1月17日、18日付(WEBSITE)
1月17日:斬鉄剣で一連の騒動への見解を主題にしたテキストが書かれる。
<1.17事件>(斬鉄剣)
1月20日〜22日:無題で斬鉄剣の<1.17事件>テキストに対するリアクションテキストが書かれる。
VS 斬鉄剣・2の1月20日、22日分(無題)
1月21日:九十九式で、一連の騒動を敷衍したテキストが書かれる。
九十九式の1月21日付
1月21日〜:荒廃の歌で一連の騒動を敷衍したテキストが書かれている(進行中)。
斬鉄剣解題(荒廃の歌)
こっから先の文章は短いなりにも、上記を読んで一連の騒動を理解していただかないと、意味が通じなくなっています。ご興味の無い方は、次のニュースへ進んでください。下へ!下へ!
さて、なんでこんなリンク集のようなモノを作ったのかというと、自分自身考えさせられるものが非常に多かったのですよ、今回の騒動は。自分自身の、文章に対するスタンス。そして、サイトに対するスタンス。それらを考えなおす良い機会であり、ここに挙げたテキストはどれも、良きにつけ悪きにつけ、思考の材料としてとても有為なものでした。さっきも書いたけど、そんな自分自身への教材としての、時系列リンク集ってことです。
まず、騒動に対するスタンスとしては、これは変わっていないんだけど、斬鉄剣派でも、アンチ斬鉄剣派でもなければ、無題派でも、アンチ無題派でもありません。こう、〜〜派と分けるやり方は思考の安直化をもたらすのだけど、同時に立場の明示には便利なものでもあるので、使わせてもらいます。斬鉄剣と無題に『派』をつけたのは、対立構図としては代表的な2サイトだし、個人的には巡回サイトに入っていたのがその二つだからです。
斬鉄剣派(ていうか今回は斬鉄剣のみ。無常な日常はお話しにならないので)、無題派、どちらも首肯出来る部分がありました。ただ、ワシが一番すっと吸収することが出来たテキストは、筆者の感情はともかく、論としては比較的ニュートラルな九十九式のテキスト(1月21日付のね)。大上段に構えている論説ではあるんだけど、すごく的確に対立の本質を付いたのです。
> 最も重要な違いは、文章が目的か手段か、という事。ナミにとって文章は手段ですが、無題にとっての文章は目的なのです。(九十九式2002年1月21日付より抜粋)
さて、テキストってことへのワシのスタンスだけど。
ワシは文章を書きたいんだな。誰も読まないかもしれなくても、誰かに伝えたくて文章を書く。表現したい衝動とか意見とか、まぁいろいろとあって、それを発露する手段として言葉を選んでいるからだ。その衝動とかは、斬鉄剣風に言うと「思い」ということになるかもしれない。思いを誰かに伝えるために言葉を紡ぐ。伝える=読んでもらうことが重要だから、文章力っていう技術も磨きたい。
そんなワシにとって、サイトってのは自分の文章を世に出す手段だ。「手段でしかない」とは言いたくない。手段として非常に有為なのだから、そんな消極的なロジックで語りたくは無い。
一億総表現者時代と言われる現代に、作り手対受け手の構図があるならば、出来る限り作り手の側に身を置き、多くの受け手(それは賛同者も反対者も含めて)に自分の『衝動』『意見』を伝えたいな、と考える。
【よく国土交通省の許可が下りたなと本気で思う】
タカラ,乗れる“チョロQ”こと電気自動車「Q-CAR」発表
やっぱり動力は巻き取り歯車(っていうのかな、アレ?)なのでしょうか? ・・・・・・『電気』自動車って書いてあるじゃん、という突っ込みは却下の方向で。
【狙っているワケではないのにこういうページとの出会いが多い】
田中真紀子外相が明らかにしたもの(14.1.22)(@日本戦略研究所/ネタ元:Der Angriff)
またウヨなページを見つけてしまったのですが・・・・・・。田中外相の記事に関しては、言っていることは今更感漂うことばっかりだけど、これも、流れを見るには簡潔にまとまっているので良いのではないかと。
2002-1-24 (Thu) Version
二日間家から出てない。
【日本の文化・・・】
鯨:14頭のうち1頭救出 鹿児島県大浦町の小湊海岸
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食っちゃえばいいのに(ボソッ)
【結局『モノ』を扱っている】
アマゾン・コムが初の黒字に(HOT WIRED JAPANより)
典型的なドットコムバブルの凋落者として記憶に残るだけの存在になりかけたamazonだが、どうやら持ちなおしたらしい。
2001年初頭、amazonは崖っぷちに立たされていた。この年の下期に黒字転換できなければ、世界に広がるネット販売業の草分け企業たる同社は、事業からの撤退どころか、倒産の危機に瀕していた。原因は、多角事業化による収益の悪化。本だけ売ってりゃそれなりに好調だったものを、CD、ファニチャーから家庭用品まで扱うヨロズ販売サイトにしたから、流通、在庫管理のコストなどが跳ね上がり、『業績悪化→株価低迷→資金調達出来ず→(゚д゚)ウマー』の悪循環。ま、もともと株化はネットバブルで一時実態以上の価格をつけていた(故にネット時代の寵児と持て囃された)だけだが。
昨年年初にamazonのCEO、Jeff Bezos氏のインタビューを読んだが、業績の好転に彼は強気だった。背水の陣を敷いたamazon。その強気は実績となって帰ってきた。経営者としての手腕はかなりのものだ。もっとも、当初の経営危機を招いたのも彼なのだから、諸手を上げて賞賛するわけじゃないけど、ここまで回復させて、あまつさえ黒地に転じたわけだから、結果的に彼の方針は誤りでなかったことになる。経営とは、結果の数字さえ出せばそれが正義なのだから。
さて、なんで苦手な経済の話題をこんなに長々としているかと言うと、これと良く似た事例が近々日本の超有名優良大企業で行われるからだ。それは、ユニクロを経営するファーストリテアリング。
ユニクロ:経営会社が農産物販売に進出(毎日Interactiveより)
大前研一氏が以前amazonの例を出して、「現代では多くの業種に手を出すのは賢明ではない。一番勝負できる分野でビジネスをするべきだ」と警鐘を鳴らしていた。確かにその概念自体は、昨今でのビジネスでの主流となっている。いわゆる、ナンバーワンよりオンリーワン、ってのに象徴される、特化型ビジネスの優位性だ。
それは間違ってはいないと思うのだが、今回のamazonの業績転換を見て、少し考えが変わった。企業努力、それは流通、在庫管理などの旧来型ビジネススタイルをスリム化、効率化することで、新規事業への参入も業績悪化を招くばかりではない、ってことだ。
ドットコムビジネスでも、食料品販売でも、モノを売ることに変わりは無い。特にファーストリテアリングは、在庫管理の妙には実績がある。もしかしたらこの農産物販売は、意外な台風の目になるかも知れない。
2002-1-25 (Fri) Version
さらに携帯の発信履歴は五日間動いてなかった・・・・・・かかって来てはいたけど。
【笑いのツボ】
いや、超私的な、センスとかの違いのある話題なんですけど。
2001年、WEB上でワシがみたもっとも面白かったのは、12月、2研さんとinfoさんの、それぞれのサイトでやり取り。そん時の、2研のzenhitei氏のコメントへのinfohands氏の返しが最高でした。
一応今でもinfohands氏のことは自分に何の関係もないアカの他人として尊敬してますが。
> 一応今でもinfohands氏のことは自分に何の関係もないアカの他人として尊敬してますが。
infoを共産主義者あつかい!!
もぉinfoさん最高。
いんふぉを共産主義者あつかい!
ぎゃはははは。原文読んで貰えれば分かるけど、真面目な話題のやり取りなのにね。だめ。もう笑っちゃったから。
こういうのに弱いです。そんなわけで(どんなわけ?)2chの「世界一笑えるジョーク」をウェブ上で大募集スレから、ワシのセンスで特に笑えたものをまとめました。えぇ、自分以外誰にも関係無いのですが。ワシの笑いのセンスってのは、こういうのを欲していると思ってください。こちら!→笑いのツボ
【地に落ちた食品業界の(元)良心】
雪印食品(株)の牛肉詰め替え問題について
二度目の慈悲は、無い。
しかし可哀想なのは、ソルトレーク五輪出場の決まっている原田雅彦ら雪印スキージャンプ選手たちだねぇ。。。特にメンタル面に左右される原田選手は心配です。。。
・・・・・・ん?上のリンクの原田選手のプロフィール。。。微妙にツッコミどころがいっぱい?
【昨日の話しの主役はユニクロ】
Amazon,約束通り黒字を達成(ZDNNより)
昨日書きましたamazonの件について、詳細に解説してある記事がZDNetにあったんでリンク張っときます。
2002-1-26 (Sat) Version
あぁ久しぶりにマスゴミネタ(記者クラブ系)触れようとするも書き始めたこと(↓)が長くなりすぎて今日は断念。
【良い機会なので1ch.tvと2chについての私見まとめ】
えぇと長いんだけど。まずは無心で以下のメールのやり取りをご覧ください。
≪Section1 井上玄氏→大森弘昭氏≫
わたしは「玄チャンネル」「さぽーと・わん」というサイトを運営している井上玄と申します。
貴サイト「スナフキンの手紙に捧ぐ」において、当方の1ch.tvでの発言内容を改変して転載しておられます。
該当部分の削除を強く求めます。
とまとくらぶ担当者様(井上様)へ削除を要請いたしましたが、まず、当事者同士で話し合ってほしいとのことですので、連絡いたします。
≪Section2 大森弘昭氏→井上玄氏≫
メールを頂き、誠にありがとうございます。
それでは、削除を希望される箇所をご指定いただけますでしょうか。ご指定いただきました箇所をもう一度当方にて確認させていただき、改変があったかどうかを調べた上で削除・訂正するか判断させていただければと思います。
なお、当方にて掲載しました文章について、誤記や事実との相違などが判明した場合は、ご覧になっている方が混乱されないように、また自ら書いた文章への責任を全うするため、その箇所、及び訂正の経緯を含めましてサイトにて公開することをポリシーとしております。予めご了承ください。
実際にどのような訂正の報告を行っているかは、当サイトのバックナンバーをご参照いただきますようお願いいたします。
それでは、お返事をお待ちしております。
≪Section3 井上玄氏→大森弘昭氏≫
さっそくのお返事、ありがとうございます。
該当部分はもちろん、スナフキンの手紙すべてです。すべて削除して下さい。
よろしく、おねがいします。
できれば直接お話ししたいので、連絡先をお願いします(遠方なら電話でお願いします)
≪Section4 大森弘昭氏→井上玄氏≫
当方の「スナフキンの手紙に捧ぐ」では、1ch.tvの記事のほかに、様々な匿名掲示板群についての話題を取り扱っております。当然、当サイトの全内容が井上様に関することだけではありません。
もちろん、当サイトにて掲載しました井上様の発言において、誤記などのミスがございましたら、当然削除および訂正の処置は取らせて頂きます。
しかし、井上様が何の理由をもって「スナフキンの手紙に捧ぐ」の全削除を求められるのか判りかねますが、少なくとも、井上氏の発言以外の部分につきまして、井上様の削除要請を受け入れることは出来ません。
また、先ほど頂きました井上様のメールには「当方の1ch.tvでの発言内容を改変して転載」とあり、当サイト全ての削除を求められてはいらっしゃいませんでした。なぜ、前言を翻されるのか判りかねます。
このことから今回の件について検討させていただきましたが、井上様のご要望は、明らかに常識的な範囲を逸脱した要望であり、私に対する恫喝とも取れる内容です。「スナフキンの手紙に捧ぐ」と致しましては、到底そのような横暴を許すことは出来ません。
従いまして、今回の一件について読者の皆様にご意見を仰ぐべく、当サイトにて公開させていただきます(井上氏からのメールについて転載は致しません。ご安心ください)。
なお、今回の件で私よりお送りしたメールについては井上様のサイトで公開いただいて結構です。
今後、この件に関しましてはWWW上でお答えいたします。従いまして、井上様の「直接お話ししたい」とのご要望につきましても、お断りさせていただきます。
≪Section5 井上玄氏→大森弘昭氏≫
あなたはzenhitei氏と同じくインターネット上でのいじめを楽しみ、他人に迷惑を掛けている変態人間であると思います。そういう人間をのさばらせていくことは社会にとってもとてもいけないことではないでしょうか。
あなたがたはわたしの個人情報をインターネット上で公開して、いじめをくりかえし、それを当然の風潮としてきました。
わたしはそういう行為について断固反対意志をつらぬきます。
一方的にこちらを心理的に追い込みながらも自分は隠れて笑っている行為はまったく卑怯であり、情けないことだと思われませんか?
あなたの個人情報公開を強く求め、直接対決したいと考えています。
≪Section6 井上玄氏→大森弘昭氏≫
サイトを見せていただきました。あのトップで出てくるこわそうなオジサンが大森様なのでしょうか?
いずれにせよ、的確なお答えありがとうございました。
確かに誤記があります。しかしそれはそのままでもう結構です。なぜ、みなさん同じところを誤記しているのか不思議だったのです。だれか同一人物がが知らせて回っているから同じ間違いではないかと考えていました。ヲッチ板から転載なら了解しました。
貴サイトの記事[54]では、タイトルが「デンパたちの蜜月」となっていますね。2ちゃんねるなどではデンパとは、「キチガイ」という意味に使われています。該当記事の中にわたしの名前も含まれています。2ちゃんねるヲッチ板では、いつもわたしのことを「デンパ」と言って、バカにしています。
すなわち、2ちゃんねるヲッチ板へリンクを張り、「更新しました」と書き込んいるあなたは、わたしをキチガイ扱いしています。
すなわち、あなたはわたしに誹謗中傷行為を行っているのです。
しかし、なにゆえにわざわざこういう「2ちゃんねるヲッチ板における誹謗中傷」を転載し、ヲッチ住民の「祭り=荒らしなどの迷惑行為」を助長するようなサイトを運営されているのでしょうか。
------------------------------以下引用
俺は、どういった状況であれ「荒らし」行為については賛成はしていないし、それについて散々「スナフキンの手紙に捧ぐ」でも述べてきました。その行為を行う人間が、1ch参加者であろうと、貴方の仰る「2ちゃんねらー」であろうとです。
「荒らし行為」は許されざるべき行為であり、今でもそれは変わりません。
ですが。
今回貴方がとられた行動を含め、「荒らし行為」を行っている「宇宙えび氏」を支持し、自身も特定の個人情報を暴露し罵倒をしている貴方の行動は、まさしく、貴方の言う「いじめ行為」そのものなのではありませんか?
-------------------------------
あなたが荒らし行為に賛成していないのなら、どうして荒らし行為を続けている2ちゃんねるヲッチ板の1ch.tvスレッドに「スナフキンの手紙」の更新を伝え、直接リンクを張っているのか、その理由を教えて下さい。
まちがいなく、あなたはヲッチ板住民に1ch.tv関係者をいじめるための情報を提供し、そのいじめ行為を助長させ、煽っているのです。
荒らし行為が許されない行為だと主張されるなら、荒らし行為を助長している「スナフキンの手紙に捧ぐ」の全削除を求めます。
宇宙えび氏が荒らし行為をしているかどうかは知りませんし、関係ありません。わたしは宇宙えび氏が反2ちゃんねる運動をしているからそれを支持しています。荒らしを支持したことはありません。
言っておきますが、わたしは特定の個人情報を暴露したことはありません。罵倒はしましたが。
罵倒についても、いじめられるからやり返したまでです。あなたはいじめっこにやられっぱなしで黙っているのでしょうか? そういう場合、わたしはやり返してやることにしています。自衛です。
2ちゃんねるヲッチ板でのいじめ行為を助長している「スナフキンの手紙に捧ぐ」の全削除を強く求めます。
(以上のメールのやり取りは、各人のサイトにおいて公開されているものを、筆者の主張を意図的に誤解される恐れの無い範囲で抜粋し引用しました。関係者の方で、不都合のある場合はご一報ください。サイト該当箇所へのリンクのみにします→参考:引用(著作権)に関するサイトポリシー)
≪前段≫
オープンソースによる討論。これはインターネットというツールのもたらした恩恵の最たると言えるかも知れない。意見の発表、集約における即時性と広範制において、これを凌ぐツールってのは過去に無かった。上のやり取りは、巡回サイトを回っていて目にしたものだが、ちょっと思うところがあるのでここに書き記すことにする。
≪検証したいこと≫
上のやり取りは、スナフキンの手紙に捧ぐ(フェチの話しをしよう内)管理人大森氏と、玄チャンネル管理人で1ch.tvの運営にも参加している井上氏のものです。一読してもらえれば、争点は分かって貰えると思います。
あらかじめ言っておくと、ワシはこの争点自体に意見を言う気は、今回はありません。特に誹謗中傷罵倒といった概念は、それを受けた当人以外がどうのこうの言うにはあまりにも私的感情に過ぎる話題であり、削除依頼の妥当性などは検討に難しいからです(不可能ではないけどね。でも「自分で言っておいて出来ていないじゃないか!」という罵倒合戦の検証も不毛だと思うし)。ただ、この削除依頼をする過程でのやり取りから思ったこと、それをまとめて、1ch.tvと2chの関係に言及したいと思います。
≪討論と演出≫
そもそもこのメールのやり取りに至るまでの経緯を知らないと全体像は見えないと思いますが、まずは出来るだけニュートラルな視点で読んで、このメール交換はどう映ったでしょうか?
今までもネット上でのみ見て、ある程度両者への先入観があるワシですが、できるだけそれを排して見たとしても、井上氏の主張には理が無さ過ぎます。決め付けと憶測から、あえて曲解した結論を導き出しているようにしか見えません。そして井上氏の意見の表明の仕方もおかしいと思います。何の理由もいわずに「あなたのサイトを全閉鎖してください」などというメールを送る(Section3)のは、尋常ではない行為です。
井上氏は、数日前まで2ちゃんねる研究管理人zenhitei氏ともやりとりをしていて、その時はzenhitei氏が井上氏に呆れてしまい、放置状態になりました。ここに来て2ch関連のサイトに抗議文を送るあたり、なんらかの共通した意図があったのだと思います。→2研と井上氏とのやりとりについては、2研のlog2002年1月(その2)と玄ちゃんねるのK隊長の策略、zenhiteiの陰謀を参照。
実はその時、思うところあってzenhitei氏にメールを送ったのですが、そこで述べさせていただいた主旨は『井上氏は議論が下手だ。特にオープンソースでの討論で重要な演出力に欠けている』というものでした。
どうも最近の対2研、今回の対スナフキンをみていると、井上氏には「敵と認識したら手段を選ばず目的を完遂する。説明責任などは伴わない」と考えているように見受けられます。その手法自体は、道義的問題はあるにせよ、有効だと思うので問題視はしません。ただ、それをオープンソースでの話し合いの場にもってくる、この戦略性の無さは悲劇だと思います。要は、井上氏は卑怯ではないにしろ悪辣な手法を用い、ただしそれはオープンソースでは支持を得られない、と言うことです。
そして、手法以上に危ういのは、相手を知る、という行為に欠けることです。言い方を変えると、自分の正義に固執しすぎることで視野狭窄に陥り、相手に対する気遣いなど、他人とコミュニケーション(討論もある意味でのコミュニケーション)を取る上での基本的な常識が吹き飛んでしまっているのではないか、ということです。
このような井上氏の言動は、『1ch.tv的2chへのこだわり』の、典型的な部分であり氷山の一角だと考えます。
≪可能性としての共存、現実としての敵対≫
ワシ自身は、2chユーザー(いわゆる2ちゃんねらー)ではありますが、2chの利点、欠点、1ch.tvの利点、欠点とも見渡すと、両者の関係は『交わることは無いが、利用者の嗜好を踏まえた補完性を有している』と思います。
1ch.tvの存在は、2ch的なコミュニティ方法(高い匿名性、悪意ある単語、無駄なレスの数々)を嫌う人にとって、非常に意義あるものだと考えます。そしてそういう人は、人数的にはそれなりの集団として成り立つ、1ch.tvの提唱するバリューエクスチェンジ(ネット課金)システムビジネスを成り立たせるくらいはいると思います。
問題は、BWPの哭きの竜氏が既に指摘していますが、1ch.tvが、単なる反2ch的存在になっていることです。
1ch.tvは、バリューエクスチェンジシステムを利用して、2chとは別の場所で、2ちゃんねらーとは別のユーザーを獲得して、ビジネスをすれば良かった。1ch.tvと2chの共存は可能だったはずです。それを成り立たせなくなったのは何か、既に各所で指摘されている、1ch.tv運営陣の、異様なまでの2chへのこだわりです。
反2chが目的なら、それを専用にしたサイトを作れば良いのであって、特に未だビジネスとして不安定な黎明期にあるインターネットで、ビジネスと反2chを同時にやるのは、かなり軋みが生じると思いますし、事実生じています。ビジネスではない2ch(少し変わりつつあるけど)に対して、ビジネスである1ch.tvとバリューエクスチェンジシステムが反旗をあげるのは、釣り合わないと言うか土俵を間違えていると言うか・・・・・・まるで相撲と卓球の争いにしか見えないわけです。
1ch.tvが生き残るには、運営者が2chを忘れるしか無いと思います(ここまで染付いていると手遅れな気もしますが・・・・・・)。今の2chを見れば明らかなように、どのような会社でも、どのようなコミュニティでも、2chに叩かれる可能性はあるわけで、そうであれば、わざわざ巨大な集団の前に反旗を掲げて立ちはだかるよりは、違う村を開墾するほうが堅実な手段だと思います。
理想的システム(ワシはそうは思わないけど)と言われた社会主義が、運用する人間の暗愚さで消滅してしまった二十世紀のように、1ch.tvとバリューエクスチェンジシステムはこのまま消滅してしまうのでしょうか。
≪おまけ後書き≫
こないだの斬鉄剣論争仮まとめといい、最近ネットでのバトルについていろいろ書いてるけど、別にバトルウォッチに目覚めたわけじゃないよ(笑)。そんなのは、偉大な先人の哭きの竜氏や、今日出てきた大森氏などのツワモノにお任せですよ。あくまでこれは、ワシの興味持ったことへの意見を垂れ流しているだけだからね。
2002-1-27 (Sun) Version
ららぽ行ってきた。
【日テレドラえもん】
旧ドラえもんのページ(ネタ元:カトゆー家断絶)
え〜っと、絵柄が古いのは置いといて、ナニナニ、挿入歌『あいしゅうのドラえもん』・・・・・・聞いてみてぇ!
そうそう、声優は・・・・・・ドラえもん:野沢雅子! おおっと、銀河鉄道999の鉄郎やドラゴンボールの孫悟空がドラえもんかよ。てか、野沢雅子プロフィールにきっちりモノクロ時代の『ドラえもん』って書いてあるし。。。
ていうか初めて野沢雅子の顔見ました。見なければ良かったと思いました。リアル大山のぶ代がドラえもんの声を出したら子供が泣いてしまったエピソードを思い出しました。まる。
【2001年の日本のベストサイトはこれだ!】
Yahoo! Internet Guide 特集1 2001年の日本のベストサイトはこれだ!(ZDNetより)
一応取り上げておこうかと。
総合一位は楽天市場か。ナニゲに2ちゃんも17位だし。首相官邸の6位(話題賞部門1位)ってのは、去年の日本の社会を象徴しているのかもしれない。ワイドショー内閣。
話題賞部門の6位に侍魂、17位にちゆたんが入っているのが、全体では異色でワラタ。
あっ、例の西たんがなんか言ってる。
【羽根木公園回遊】
物語の舞台を訪ねるのが好きだ。
小説や漫画、映画などで舞台となった、あるいはちょっとでも場面として出てきた、登場人物が好きな、そんな場所を訪ねるのが好きだ。メジャーな場所でもマイナーな場所でも、国内でも国外でも。地味な場所でも、気になると行く。中野区の『野方給水塔』なんか、かなり地味なほうだったろう(何の小説かわかります?)。
ここ一年くらいそんな趣味も忘れていたのだが、先日出かけたとき、思いの他時間が余ったので、久しぶりに出かけてみた。場所は、昨年末ラブコールを送っていた『冷静と情熱のあいだ』に出てきた羽根木公園。小田急線梅ヶ丘駅下車徒歩2分。
もともと梅の名所として有名な場所だ。数日前の暖かい日日に騙されたのか、もう早咲きの梅がポツリポツリと開いていて、つぼみを付けている枝もかなり多かった。斜面一面木で埋まっていると、ほとんどがまだつぼみも付けない枯れ木状なのに、それだけで賑やかに見えるから不思議だ。
ゆっくりと、同じ場所をグルグルと回る。当たり前のことなのだが、同じ梅の木も角度を変えると違う見え方をする。さらに、日の角度でも。ずっと歩いていても飽きない。もっとも、のんびりとした時間を過ごすには、烏の鳴き声と有閑マダムの話し声が少しうるさいが。そして、丸々と太った野良猫、やたらと体の大きい烏なんかを見ていると、ここを訪れる人のおかげで食い物には困っていないようだ。もっとも、近隣住民にすればいい迷惑だろうが。
帰り際、ベンチに座ってオニギリを食べる老夫婦の笑い声に振りかえった。お弁当を持って、まだ一分咲きの梅木の柱に呑まれている老夫婦。彼らの人生のホンの一端に触れただけだが、とてもとても羨ましかった。あんな老い方を、果たして自分も出来るだろうか。
公園散策のあとは駅前探検。
宮本知子展(1月31日まで世田谷ギャラリー)
駅前をブラブラしてたらたまたまギャラリーのオガミが目に入り、つられて中へ。階段を上った奥の部屋はギャラリーと言うには手狭だ。そこに、テクスチャを使ったパッチワークデザイン。帽子やバッグ、リストバンドなどが展示されている。色の使い方、素材の面白さ、どれも個性的な出来だし、一品モノの面白さがある。そして一品モノのワリに安い。製作者の宮本さんとすっかり意気投合してデザインのことなんかで話し込んでしまった。そのお礼てワケじゃ無いけど、ささやかに宣伝。
カフェ・パスピエ
ワシといえば喫茶店。梅ヶ丘駅南口すぐセブンイレブンの二階。イギリスブランドのカップの並ぶクラシックな店内。マダムの話し声が少し気にはなるが、それはどこの店でも変わらない。スペシャルブレンドのプレステージュの苦味と仄かな甘さが、レアチーズケーキにピッタリ。なによりバイトの女性がツボだったのは秘密。近くにあれば通ってしまいたくなるお店。あのお姐さんに会いに・・・・・・。
2002-1-28 (Mon) Version
日曜日っぽい日曜日だった。
【ホント何でもありの世界だな】
源氏物語占い(@源氏大学/(ネタ元:幻想四海)
)
> 瑠璃の源氏:有能な男性。でも、やさしさの中にロリコンが混じっている。
ケンカ売ってますか?。「でも」の接続詞、意味わかんねーし。全文→ともさくの源氏物語占い
【あぁ、なんか久しぶり】
このサイトの本懐はマスゴミ批判と見つけたり。・・・・・・そうでもないか。てか超久しぶりにマスゴミの話題。
記者クラブに関する日本新聞協会編集委員会の見解
田中康夫長野県知事の『脱記者クラブ宣言』が2001年5月15日。小説家としての田中康夫はワシ的にイマイチだったが、施政者としては評価している。その最たるの一つは、この脱記者クラブ宣言だった。そしてこの度、一読して、明らかに『脱記者クラブ宣言』を受けてのものというのがわかる見解が日本新聞協会から発表された。
それでも突っ込みどころは多いのだが。細かくあげつらっていてはキリが無いので総論だけ。
そもそも記者クラブ制度の何が問題か、代表的なモノを簡単にあげておくと、
1.閉鎖的。所属員以外の(フリーランスなどの)ジャーナリストは記者会見の場に入れない。
2.既得権益。記者クラブの待機室の費用は、総じてその部屋の入っている行政組織が出している(=税金)。
3.癒着体質。御用記者、提灯持ち記事、大本営発表の垂れ流しなど、マスゴミと行政が蜜月関係になりやすい。
記者クラブは、(大手)マスゴミの既得権益として、報道の補償の名のもと、報道の自由を妨げてきたと思う。行政や警察の公式会見の場に、フリーランスや外国の報道期間は入室を拒否されていたってのは、やっぱり問題だろう。さらに、ほとんどの記者クラブの待機室は、例えば県庁や警察の予算で賄われていた。報道される側が報道する側の施設の経費負担(しかも税金)をしていては、公正な報道に疑問符がつくのも邪推とは言えない。現に過去、記者クラブ発表によって多くの誤報が為されてきた。最近で記憶に新しいのは、松本サリン事件でいわれなき疑念を持たれた河野義行氏などがその犠牲者だ。
確かに今回の見解は、日本の報道の現状に対して、一石を投じたと言える。逆に言えば、この程度の文言の変化で一石を投じられてしまう現状こそが、実は問題なのだ。文言として、開かれた報道のあり方の摸索が明示されたのは、一定の評価に値する。同時に、制度を守るため自己弁護に終始している点は、批判されるべきだろう。
そもそも、問題とされているのは、記者クラブという制度ではない。記者クラブの持つ体質だ。歴史ある制度だから存続させたい、そう思うならそれでも結構(もっとも時代の変化に対応すべきマスゴミがこんな発言をしていることが既に笑劇だが)。ならば、その体質を改めるために、もっと踏みこんだ言葉で、体質改善に向けての一石を投じて欲しかったな、というのがワシの感想だ。
田中長野県知事は地元紙に対し、「新見解は、日本新聞協会における『脱・記者クラブ』宣言ともいえるもので、長野県が出した宣言の理念が広がりつつあると受け止めている。改革の兆しが見えることは評価したい」と発言し、同時に別の場で「長野県の姿勢に協会も追随したのかとも思うが…。記者室など『場』にこだわり過ぎて、本質的な取材がおろそかになることがないように願いたい」というコメントもしている(K嬢の長野県政ウォッチング日記)。
マスゴミが、『場』なり『既得権益』などにしがみついている様は見苦しい。報道の独立ということがどういう意味なのか、それは何によって保たれるのか。今回の新見解にも書かれている『記者は切磋琢磨を』という点を、マスゴミ諸氏に期待したい。
2002-1-29 (Tue) Version
昼過ぎに追加(修正)更新の日もあるので、良かったら前の日も見直してくださいね。
【便利】
ネクタイの結び方
意外と図解が無いんだな、これが。
【人は大衆の支持を得ることでかくも醜くなれるものなのか】
普段余り芸能ネタは扱わないんだが(意識的にではなく、他に目が行くので結果的にそうなってるだけ)、この件は、影響力の大きさと問題の卑劣さに憤りを感じるので晒しあげ。
【祭】浜崎あゆみライブで足の不自由な人を公開私刑【暴言】リンク切れ
CyBazzi!
『祭』ってついてるところからお察しの通り、2ちゃんねるが発生地点です。詳細は↑リンク先を読んで欲しいんだけど、浜崎あゆみが2001年→2002年のカウントダウンライブで、暴言を吐いてます。うpされている画像(スカパーで放映されたのをキャプチャしたもの)を見れば一目瞭然なんだけど、4MB以上あるから大変かも(笑)。
≪音声を抜粋≫
(最前列に向かって)
「前のほう、座らないでくださぁ〜〜い」
(ここから観客全体に向かって)
「どう思う? 座ってたよ、今。一番前で見てんのにさ、座ってたよ。感じ悪いねぇ。あはは」
オマエ何様だ!(久々に拡大系フォント弄り)
しかも、ファンクラブのBBSに書き込まれた情報によると、どうやらその暴言を浴びせられた人が足が不自由な方だったらしく、その情報を聞きつけた2ちゃんねらーがお祭り騒ぎのモヨンです。足が不自由な人だったかどうかは、その(ファンクラブ公式BBSへの)書き込みだけが根拠なので、明確なソースとはいえませんが。
それでも、そもそも金を払っている『お客様』、しかもなんら他人や周囲に迷惑をかけたわけでも、コンサートの進行に支障をきたさせたわけでもないお客様に対して浴びせる言葉ではありません。芸能界のTOPを行くってことは、それは苦労もあれば辛酸も舐めるだろうけど、やって良いことと悪いことがあって、今回のは、明らかに悪いこと。自分を支えてくれるファンに対して、集団(他の大勢のコンサートの客)を煽って精神的苦境に追い込む、ってのは、イジメ以外の何物でもない。イジメが必ず悪と言う論者ではないが、これはさすがに理解に苦しむ。
今まで浜崎あゆみのファンってわけでは無く、アンチってわけでも無かったけど、話題性の高さはよく分かっているので、「あ〜、大変だな。忙しいんだろうな」くらいは思っていた。しかし、今回の件で完全に印象を変えた。2ちゃんねるでは、ネタ自体が飽きられてしまったら終わりかもしれないけど、ちょっとこの件は追って見ていきたいと思う。
・・・・・・これが全部ちゃねらーによるネタだったらどうしよう(一抹の不安=弱気)。ていうか浜崎もそういう愚痴は舞台裏でやれよ・・・・・・。
≪追記≫
2ちゃん見てると、どうも不毛な決着を見そうで恐いなぁ。結構真剣に考えなきゃいけない問題なのに、ただの祭りで終わりそう。
J-oの日記跡地【1/29】付
確かに、『浜崎が身障者に暴言を浴びせた』というセンセーショナルな文句があって、ここまでの騒ぎになっている感は否めない。今回の件は、発覚したからこそ騒がれている、って思う。オマエら良いネタがあったから食いついただけちゃうんかと。でも、社会的影響力のある人は軽率な発言は出来ない。それが例え「たかが一芸能人」でも、影響力のある人は、言葉に気をつけなきゃいけない。その警鐘を鳴らすためにも、ワシはこの件を見ていきたいのよね。
2002-1-30 (Wed) Version
超兄貴のCDを聞きながら寝るもんじゃない。
【車持ってないけど】
■後続車に捧ぐXP(@げんれい工房/ネタ元:読我新聞)
ガンダム版、超欲しいんですけど。
【WINユーザーのあなたにも】
mikropuhe live(ネタ元:pya!)
MacのText To Speachみたいなもんです。声質が選べないけどね。ローマ字で喋らせるとかなり面白いです。
【テロリスと経済】
国際ジャーナリスト田中宇氏が、ここのところ続けて911事件について面白い(と言っては不謹慎だが)検証記事を書いている。
テロをわざと防がなかった大統領
テロの進行を防がなかった米軍
サウジのラディン一族とブッシュ家が供に名を連ねる、対兵器産業の融資会社。こういった『カネ』の面から世界を見ると、マスゴミの偏った報道からは見えてこない世界の構図が浮き彫りにされて面白い。
昨年9月19日、911テロから約一週間後に、zorro-me.comの掲示板に『今回のテロはアメリカの自作自演です』という書き込みがされていた。その時は、その論説の根拠となるソースが明示されて無く、説得力があるものの根拠の薄い話しとして流していた。それでも一応ログは取っておいた。今回の田中氏の記事&ソースを見てから読み返してみると、これがなかなか馬鹿に出来ない。折角なので公開する(ワシの文章じゃないのに『公開』ってのも変だけど)。
【資料】911テロに関する資料1
それでも、陰謀論や一歩間違えばデムパな記述はある。だが、テロ事件の8日後にこういうことを言っている匿名さんがいる、ってのは面白い。
英雄 サダム・フセインの文中にも書いたが、戦争は、古来必ず経済的な理由を背景として引き起こされている。今の世界情勢は、その実例として反芻する良い機会かもしれない。
【 ( ゚Д゚) 】
で、そんな生臭い駆け引きが世界を席巻しているころ、日本で何が起こっていたかと言うと。。。
<小泉首相>外相と事務次官を更迭 鈴木議運委員長は辞意固める(Yahoo!Newsより)
なるほど、ケンカ両成敗、と。
で。
それで何が解決したと言うんですか?>小泉首相
わかりますよ。今なら、目の下のたんこぶ(笑)っていうか、飼い主の手を噛むことが忠犬の役目と勘違いしているというか、そんな、国民の支持率だけは高い田中外相を更迭しても、反発が最小限に済む好機と思ったんでしょ? でも、そうは問屋が降ろさないと思いますよ。
おそらく今回の事件で、もっとも事態を収拾させる人事は、外務次官を更迭し外務大臣は留任。
ここ数日の国会審議で「言った」「言わない」の論議とか言うけど、最初にNGOの大西さんが『鈴木宗男議員』という個人名を出した時点で、もう鈴木議員が元凶であることは(彼の過去の外務省への圧力経歴(笑)から考えても)動かしようが無いんだから。あるいは大西さんが、誰かに頼まれて鈴木議員を陥れようとした、って陰謀論も出るかもしれんが、それは立証されなければ効果無いし。
だから、悪役は鈴木議員と、それを庇った野上次官で留めておくべきだった。
はっきり言って、もう田中外相に誰も外交での成果なんて期待してないんだから、表向きは現在の地位のまま、外務省改革を専念させてやらせる。田中外相は不満を持つだろうけど、今回の事件に対するお仕置きってことで黙らせ、外務省改革で国民のポイントを維持すりゃ良いと説き伏せて、主要な外交は総理が預かる。
でも、ケンカ両成敗。外相も更迭。唯一評価できる点は、後任の外相に川口環境相を兼務で起用したこと。この人、小泉内閣にあっては数少ない、実績を残している閣僚の一人だし、環境問題の国際会議での立ち居振舞いを見ていると、外交センスも良さそうだ。外務省改革は出来ないだろうけど。
もしかしたら鈴木議員はにっくき田中外相を引きずり降ろすために、相打ち覚悟で今回の事件を仕組んだのかもね。だとしたらかなりの策士だけど、その脳味噌を別の方向で役立てて欲しいなぁ。私怨で国権の最高機関を振りまわさないで欲しい。(国を憂いて外相を引き摺り下ろしたふうには、どうしても思えない:笑)
ていうか、最初にも言ったけど。
結局一番の問題は解決してないんだよね。圧力があったならそれに屈した、圧力が無かったなら理由が不明分な、NGOを会議からはずした外務省の体たらくの問題がね。
【 (*`д´) 】
さらにアフォな事態。
<大橋巨泉氏>党への不満が最大の理由 辞職願提出後に会見(Yahoo!Newsより)
批判は甘んじて受けるそうです。
じゃあ、遠慮無く。
オマエふざけんな選挙をなんだと思ってるんだ 国政を変えるには権力の場にいなくてはいけない そんなこと分かってて立候補したんじゃないのか それが執行部が気に入りませんから予算委員会の質疑が不毛だから だから辞めるのか どんな馬鹿馬鹿しいことでも我慢して泥を被って 権力を蓄えて発言権を増してそれで国政を断じる そんな覚悟も無く国会議員になったのか ええかげんにしろっ!
まぁ、今の国会議員でそんな覚悟のある人のほうが少ないんでしょうけど。(´。`)
なんでこんなに怒っているかといえばこないだの参議院議員選挙で大橋巨泉議員に入れたから♪
【明日】
ちょっと今日はいっぱい書き過ぎたかも。暇だから。あまりにも馬鹿馬鹿しいことが多いですね、この国は。雪印とか。んで、明日は出かけているので、更新できない可能性アリです。出先から更新かけられるかしら???
2002-1-31 (Thu) Version
でかけませんでした。
【いきなりPG15ネタですが】
Silicon Challenge(要Flashプラグイン/ネタ元:pya!)
写真を見て、乙πが、本物かシリコン入り(整形)かを当てるゲーム(?)です。
ワシは、20問中18問正解。『You're a natural! Congratulations,you win the World Cups.』(笑)とかコメントもらっちゃいました。いや、嬉しくないし。・・・・・・少し自分の眼力に自信は持ったけど。ていうかね、シリコン入りって、実はすぐ分かります。見た目に全然違うから。
もうこれでデカイだけの乳には騙されません。
【初のWEBRING参加】
この度、WEBRINGことのはさんに参加させていただくことになりました。むしろ一年以上サイトやってて、同盟やWEBRING関係に一つも参加してない、ってのもどうなのよ、オレ。もちろん、参加しないことをポリシーにしてる人もいるんだろうけど、別にワシャそんなんじゃないので。あ、あめ2kはHeadLineだからちょと違う。
『WEBRINGことのは』さんは、280を超える言葉を扱ったサイトが加盟してらっしゃいますので、WEBRINGとしてはなかなか大きいほうではないでしょうか。それになにより『ことのは』の響きが(゚v゚)イイ! Homeのページにナビゲーションバーがありますので、よろしかったらあちこちのサイトさんに飛んで行ってみてくださいな。
しかし登録初日のTOP記事が乳ネタってのは、いきなり登録抹消されても文句言えないわな。
【政局ネタが続くけど】
旬の果実(ネタ)は早摘みでも美味しい。
●鈴木宗男あなたはそんなに大物か!?(@WEB現代)
ムネムネのファンは是非ご一読。講談社だから、田中前外相寄りの記事なのはご愛嬌。読み応えだけはありますよ。
ところで野上次官もこの記事中に出てくるんだけど、まさか退職金とか貰わないよね。ん〜、でも更迭ってことはまだなんかの仕事続けるのかな。それとも退職金だけ貰ってどっかに天下りとかするのかな。氏ね。
●小泉内閣支持率22・8%/日刊調査。
早くも外相更迭後の小泉内閣支持率をネットで調べたらしいですね。そもそも世論調査の数字などたいして宛てにならないものだけど、一応この数字も、それ以前の数字も正しいと仮定しましょう。そうすっと、この数日の騒動で、国民の50%が、小泉内閣支持から、不支持に回ったことになる。
・・・・・・この国の国民はバキャなんですか?(@WEBSITE)ていうか、この程度で支持→不支持になるってことは、国民の皆様におかれましては、いったい小泉政権のナニを支持していたのかと、小一時間じゃ足らんから数日かけて問い詰めたい。こんなことで手の平を返す衆愚。それは、支持をしていた人の政治への関心度がいかに低いか=政治を見ずに話題性が高いから支持をしていただけ、ってのを指名している。
いつだったか、ワシは小泉政権への高支持率を『国民は政治ヲッチという流行にのっているだけだ』てな主旨で断じたけど、それが露呈される結果になったね。予言があたったことよりも、そんな底の浅い国民性が暴露されたショックで涙のリクエストですよ。
●田中外相更迭:森前首相が緒方氏を電話で説得 回答は保留 (毎日Interactiveより)
昨日「後任の外相に川口環境相を兼務で起用」ってのは、一時的にってことであって誤報じゃないからね。
もうこうなってくると、緒方さんがアフガン特使に決まったのも、ポスト田中を狙ったムネムネの策謀じゃないかという気がしてくるよ。いや、もちろん小泉総理もそれ(ポスト田中=緒方氏)は考えてたと思うけど、なんか、ムネムネも暗躍してたんじゃないかな。例によって全く根拠のない陰謀論だけど。
ただ、人選としては間違ってないよね。橋本派の息のかかった人の起用だけは避けたい、ってのが官邸の意向だろうし。
●会議排除のNGO代表、鈴木議員とのやり取り明かす(Yomiuri On-Lineより)
被害者の証言。ムネムネの暴言。
ていうか、こんだけ騒いでるワシが言えた義理じゃないけど。
与党も野党もあんたらいいかげんにしてくださいやるべきことはいっぱいあるでしょ!
【昨日は満月でしたので】
The Moon Age Calendar
綺麗な月を見て、月のマメ知識を知って、荒んだ心を少しでも快復!
▲コトノハDaily
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