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コトノハDailyログ2002年12月下旬
2002-12-21 (Sat)Version
独り身が、心に染み居る、帰り道。

2002-12-22 (Sun)Version
やっと部屋の暖房機能が稼動し始めますた。ファンヒーター万歳!

【久しぶりに政治ネタでも】
 隣国の次期大統領が決まりました。金大中現大統領の政策を引き継ぐであろう、盧武鉉氏です。その若さ(56歳)から、世代交代と騒がれていますが、中国も江沢民体制から次の世代へ、来年にでも政権の禅譲が行われるのではないかと騒がれているので、来年のアジア地域は、新しい風が吹き荒れるかもしれません。それが、良いものであるか悪いものであるかは、まだわかりませんが。

 盧武鉉氏は、評判的には親中親朝反日反米、だそうです。過去の氏の主義がそのまま政権に反映されるなら、日本にとってはちと困ったことになりそうですね。金大中大統領は、太陽政策なる愚鈍極まりない対北政策を始め、基本的に「反〜」の無い外交姿勢でしたが(それでも日本の教科書問題では、自国の日本への内政干渉を見て見ぬ振りをしてましたが)、またぞろ、日本文化は元より、日本の意見に対してまでの閉め出し&干渉が増えそうです。特に、現在ホットな(笑)日朝問題の解決に、韓国はどうしても絡んできます。そんな中に、親朝反日な大統領が誕生する、っていうのは、日本にとっては日朝関係の進展に向けて、頭の痛いタネになりそうです。

 とまぁ、意外なくらいに隣国の大統領決定に対する世間の注目が低いので、それが如何に重要かってことは分かって欲しくて取り上げてみますた。つっても、全然突っ込んで書いてませんね。

2002-12-24 (Tue)Version
昨日一昨日は特に深酒@江古田&浦安。

【クリスマス(イブ)ですね】
クリスマス物語2001

 今年は特なんか書けそうに無いんで、去年やった特集にリンクだけ張っておきます。一回やっておくと使いまわしが出来ていいやね。


【話し上手、聞き上手】
 先日、久しぶりの友人と食事をしていたのですが、その席で「トモサクさんって、話し上手だし聞き上手ですよね」と言われました。聞き上手の方は、「自称聞き上手」ってことで自覚はしていたんですけど、話し上手の方はあまり意識していなかったから、「話しの組み立てが上手いんですよ」という言葉には、意外な気すらしました。ワシの人間関係の中から拾ってみると、話し上手な人は、少ないながらもそれなりにいます。聞き上手な人は、極少数ですがいないことはありません。でも、その両者を兼ね備えている人、ってのは「まずいない」ものなので、そういう評価をされた、っていうことは(それがひとりからだけであったとしても)嬉しいものです。でもまぁその昔、「書いてることより喋ってることの方が面白いよね」と、モノ書きを目指している人間としては涙の絶えない評価をされたこともあるにはあるのですが。。。

 聞き上手、ってことを取り上げるなら、今の世の中、人の話しを聞いている人、ってのはほとんどいないのが現状です。よく「ワタシって、人の話しを聞いてあげることが多いから〜」なんて人がいますが、そのほとんどが勘違いです。そういう人たちは、人の話し、愚痴であるとか恋話であるとか、とにかく相手の喋っていることを「遮っていない」というだけで「聞いて」はいないのです。相手の喋っていることがひと段落ついたら、それについてなんらコメントを発しないまま自分の話をする。それで「聞き上手」を名乗っているのだから笑ってしまいます。以前opinionでも書いたように、そんなのはテレビが二台向かい合っているだけです。そこに「会話」は存在しない。

 今度、誰かと話をしているときに、自分が話し終わった後の相手のリアクションを、ちょっとだけ注意してみてください。「ていうか」「オレ(ワタシ)はさ〜」とかの接頭詞の元、相手は自分自身の話しをしているはずです。今の今までこっちの喋っていたことには、何も触れないまま。。。気付いてしまうと、これは、相当哀しくなりますね。ワシが本当に話し上手なのか、聞き上手なのかは分かりませんが、「会話」や「言葉」っていうことは、大事にしていきたいな、と思います。

2002-12-25 (Wed)Version
いつもどおり終電帰りですが何か?

【メリークリスマス!】
 とうとう、クリスマスですね!クリスマス当日、というより、当日を含めたクリスマスという「雰囲気」が大好きなワシには、とても心踊るひと月ほどでした。

 ご存知のとおり、、、かどうかは分かりませんが、何度かここでも言っていますが、ワシは神道の信仰を持ち、神主でもあります。でも、ワシの通う神社は毎年子供たちによる「クリスマス会」ってのがあり、ワシも子供の頃はそれを楽しみにしていたものでした。ワシの通う神社は、ことさら他の宗教、ってものに寛容で、寛容というより、大事なのは「宗教」ではなくて「信仰」だと教わってきました。宗教のキライな人でも、サンタクロースって概念をいつまでも大事にしてたりしますよね。心のベクトルとしては、それと同じようなものです。

 昨年のクリスマス特集と同じことを書きますが、また、会社の仕事で書いているコラムで実は使いまわしてたりもするのですが(笑)、本当にそう思っているのでまた書きます。ワシは、宗教的にどうとか日本人の文化的にどうとかいうのは実はどうでも良くて、「クリスマス」や「サンタクロース」に象徴される「気持ち(概念)」が大事なんだと思っています。それは、子供たちに夢を与え、大人たちに希望を与えている。例えば大事な人、好きな人と過ごす、そんな一日や一夜としてクリスマスやイブがあるなら、こんなにステキなことはないと思います。

 誰のところにも、サンタクロースはやってきます。哀しいことの多い世の中だし、個人レベルでいろいろツライ思いをしている人も多いとは思いますが、せめてこの一夜、この一日くらいは、全ての人に祝福が与えられたら、世界ってそんなに捨てたものじゃないと思いませんか?

2002-12-26 (Thu)Version
まぁどんなにキレイごとを並べても結局最後はガップリ四つですな(←昨日のちょっと良い話(笑)台無し)

2002-12-27 (Fri)Version
で、やっと昨夜が自社の忘年会ですた。ジークジオン!

2002-12-28 (Sat)Version
昨日で一応弊社も会社納め・・・・・・今日も出社しますが何か?

【サイト紹介でお茶濁し】
happy tree friends(ネタ元:pya!
 カワイイキャラで残虐なストーリーが有名なhappy tree friendsの全話がまとまっているサイトです。グロシーンが苦手な人は止めといたほうが良いです(笑)

雲のむこう、約束の場所Other voices-遠い声-より)
 「ほしのこえ」で名を馳せた新海誠氏の新作アニメの制作情報です。パイロット版のDL案内もあります。つぅかパイロット版見ただけでもスゲー楽しみなんすけど。氏のストーリーテリングはホントに巧みですな。

2002-12-29 (Sun)Version
今日気付きましたが、「年の瀬」に何ら感慨を抱かなくなってました。これもどっかの感覚が麻痺してるのかな?

【何を騒ぐか】
全町民のデータ盗難 業務委託会社の車から 福島・岩代(河北新報より)

 今まで役所に盗まれてた個人データが、さらに民間に盗まれただけじゃん。

 ・・・・・・ていうか、過去住基ネット本体にほとんど触れて無いことに気付いたので、基本スタンスだけでも表明です。えー、個人的には、個人情報が役所にまとめられてネットワーク化される、ってことにも、国民皆番号制にも、スタンスには別に反対しません。管理されることについて反対する気は無い、という意味です。そのスタンス自体に反対してる人には、ぜひ銀行のネットワークバンキングや学校の学籍番号なんかにも反対して欲しいところです。「管理」って単語に対する日本人の拒否反応は、どう考えても過剰。

 んで、最大の気に入らない点は、それを安全に管理保守するインフラ無く推し進められていることです。大切なお金を、金庫に保管してくれる銀行と、保管場所がタンスしかない銀行(笑)と、後者に預ける人は誰もいないワケで。しかも今の政府や自治体のセキュリティなんて、タンスよりも酷くて屋外の犬小屋にお金を隠しているようなもんですからねぇ。そりゃ、今回の事件のように持ってきますよ。というわけで、この杜撰な管理体制には反対。イコール、現状で住基ネットを強行している現政府には、強い遺憾の意(笑)を感じますな。

 現在のようなセキュリティ意識で電子政府化を進めるというのなら、役所に個人データを「盗まれてた」と、少なくともワシは感じてしまいますね。

<参考>Mainichi INTERACTIVE ことば「住基ネット」反住基ネット連絡会

2002-12-30 (Mon)Version
この年末にビッグニュースが→タケコプター利用制限(ネタ元:pya!

2002-12-31 (Tue)Version
カウンター調子悪いッスね。年末だからかな?(無関係) ちと様子見てみます。

【やっぱり今年を振り返ってみたりとかするべきッスかねぇ?】
 まぁ、しませんけど。

 去年の大晦日あたりは「大晦日&元旦、といっても見方によってはいつもと変わらない地球の公転活動の一環と言い切ることも出来ますが」と言いながらも「それじゃあまりに味気ない。やっぱりグレゴリオ暦でいうところのこの1年の区切りの日ですから、この年を総覧し、新しい年へ襟を正したいじゃないですか。正したいじゃないですか。正したいよな?な?」なーんてテンションをあげていったのですが、今年はそれすらも難しいです。

 なんだろ、基本的に「一年を振り返る」って行為に、あまり価値を見出さなくなっているのかもしれません。別に「過去を忘れる」気も無いし、それを反省や経験として活かさない、って意味じゃ、もちろん無いんです。例えば、重大な事件もすぐ忘れる日本人の為に、今年はこんなニュースがありましたね、なんて振り返るのは、少なからず意味があることだと思うし(それでも翌年には忘れるんだけどね:笑)。でも、「今年一年○○や□□なことがありましたね」と振り返ったところで、常に連続した毎日を送っているワシらには、年をまたいで一日くらいたったところで、なにも変わらないはずです。それが、一旦リセットされた気になってしまう。

 そう、ワシが恐れているのは、総括をすることで、この一年を清算した気になってしまうことなんです。

 例えばサッカーのワールドカップ。アチコチで「今年はW杯の年だったねぇ」なんて聞きますが、もう明日になってしまえば、それは「過去の年」の出来事として、今以上に人の話題にならないでしょう。例えば拉致問題。「今年の重大ニュースは北朝鮮拉致被害者の帰国」なんて言いますが、それは明日になっても重大ニュースなハズなのに、明日になれば「去年の出来事」という認識になってしまう。そういうことって、多い気がします。新年を迎えることで、禊ぎをしてしまうというか。

 その禊ぎが悪いこととは言いません。喪中の人も年とともに喪が明けるように、特に個人レベルのネガティブな出来事に対する気持ちの持ちようを清算するのは、それなりに前向きな気がします。でも、社会や世の中ってのは、この一日をまたいだところでなにも変わらない。明日になっても、拉致被害者の問題は解決しないし、日本経済も上向くわけじゃないし、米英対イラクの開戦は刻一刻近付いてきている。そう、2002年に起こったことを「過去の出来事」にしないために、下手な禊ぎはしたくないな、なんて思います。それはワシの場合、個人レベルであっても、世を憂える多勢の中の一人としても。

 とか言ってますけど、やっぱりこの1年のいろんな人への感謝の気持ちは、きちんと伝えておきたいな、なんて思います。今年もありがとうございました!そして来る新しい2003年が、多くの人にとって素晴らしいものになりますように祈念して、今年最後の更新にさせていただきます。

 そんじゃ!

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