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コトノハDailyログ2007年5月

2007-5-1 (Tue)Version 
GWはカレンダー通り……休める!ってことにまず感激(ぇ

【お笑いブーム、と言えるのか?】
吉本興業の史上最大の笑いの祭典が開幕

 昨日の最終日、半仕事(?)で行ってきたイベントでございます。

 3〜4年くらい前から、再び「お笑いブーム」なんて言われてきて、今回のイベントを仕切った吉本興業さんを筆頭に、いろんなお笑いイベントやお笑い専用の劇場なんかがポコポコ出来たり拡大してきたかと思います。

 個人的に……いや、仕事的にですが、そういう草の根のお笑いイベントに絡んでいたことがあって、今でこそテレビでよく見る中堅芸人さんがまだ露出の少なかった頃に結構舞台で拝見しておりました。故に、芸人がのし上がる大変さってのは目の当たりにしてたりします。

 まぁそんなお笑いブーム。支えている層は、関東と関西で若干違う気がするんですが、関東だと若い、10代から20代前半の女性で、彼女たちの熱狂ぷりといえばアイドルの公演の声援に匹敵するほど。でまぁ、これもアイドルと似たようなもんで、無名な頃から追っかけて売れるのを見届けるのが好きだったり。

 昨日のイベントも、メインの客層は若い女性でした。が、やっぱり大手事務所の名を冠してたからか、客層に若干の違いを感じまして、まぁ単純な話なんですが、

テレビに出ていない芸人になると、サッと客が引く。

 今に始まった現象じゃないんですけど、結局これが、草の根のお笑いイベントを見に来る層との決定的な違いなんですよねー。お笑い芸人を見に来ているというよりか、テレビタレントを見に来ているんでしょう。

 その点、伝え聞く関西の状況はまた全然違っていて、向こうではテレビもさることながらやはりお笑いは舞台(ライブ)で見るもの。テレビには全然出ないけど、舞台で人気の芸人さんはいっぱいいるとか。実際昨日も、舞台で魅せる芸人さんは結構いましたが、普段は関西の舞台で活躍されているのでしょう、関東での知名度は低く、客足は全然だったりするんです。

 そう考えると、今(関東に)来ているものは、お笑いブームというよりは、単にお笑い番組タレントが増えている状況なのかな、なんて感じてみたり。

 そんな埒もないことを考えた、GW前半最終日。

2007-5-3 (Thu)Version 
Wii買ったどー。

【盛】
 地上派ラジオ番組をWEBで流してる、ってのをちょっと幾つか聞いたんですが、「まったり」の名の元にグダグダの進行が許容されているのは、狙っているのか、時代のトレンドなのか、手抜きなのか、どれなんですかね。

 まぁ、それはどうでも良いんですが。

 先日、市ヶ谷の某メディアさまに広報活動に行った帰り。15時近かったんですけど、同行の誰もまだご飯を食べていないというので、ふと見つけた路地のステーキ屋にIN。

 男性ひとり(ワシ)、女性ふたりでテキトーに肉ランチを頼んで、「あ、ライス大盛で」の一言はもちろんワシ。

 待つこと5分。











でーん


ででーーん

 ……これは「大盛」というか「山盛り」だと思う。



 えっ?もちろん完食しましたよ。普通盛りの女性ふたりよりも先に、ね(マテ。

2007-5-11 (Fri)Version 
仕事の休みはカレンダー通りのGW。平日休日9日間のウチ、8日間の夕食が彼方此方で外食。似非グルメ。

【リリース&キャッチ】
 数日前にプレスリリースを出したものが、多くのメディアに取り上げていただけました。といっても、取りあえずはWEB系ですが。

NIKKEI NETITmedia+D MobileASCII.jpINTERNET Watch・・・・・・他、RBB TODAY、japan.internet.com、MYCOMジャーナル、CENT japan、livedoor NEWS、YAHOO NEWS、Infoseek NEWS、nifty NEWSなどなど。。。

 まぁワシはこの会社の広報も担当しているので、プレスリリース書きはもちろん、配信後のメディア対応もするわけです。

 昨日なんかはリリースを見た上記各メディアや新聞など、まぁ多くは普段から多少の交流のある方からですが、ばしばし問い合わせをいただきまして、対応にてんてこてんてこ舞っておったりしました。

 この対応ってヤツは結構な緊張感です。言葉ひとつ間違えてそれがメディアで報じられてしまえば大問題ですし、かといって公式発表したそのままの情報ではメディアの方にはがっかりされるかもしれないし……と、いうところの匙加減とかが、かなり大変。

 よく、釣りなんかで言うんですかね、「キャッチ&リリース」なんて言葉がありますけど、広報って仕事は、情報をリリースして記者の気持ちをつかむ、「リリース&キャッチ」なのかな、なんて埒も無いことを考えました。

2007-5-18 (Fri)Version 
「東証マザーズ」を「東証あざーッス!」と聞き間違える日々。どこの芸人だよ。

【カザフスタン to ミッドタウン】
 数日前、お仕事で「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」なる映画の試写会に行って参りました。仕事柄、映画そのものの批評・感想はそのうちということにしておきますが、ワシは、笑うべき場面で笑えませんでした。いや、ホントは笑いたいんだけど、その笑いを誰に向けているのかが分からず、自分の中で混乱しちゃったんですよね。って書いても意味不明だと思いますが、気になる方は是非劇場に足をお運びいただければと思います(なんだその流れw)。モバイルサイトだけでも、是非(マテ)。

 コメディ映画なのにいろいろ深読みさせられて、人種や文化の差ってもの、そこに存在する先進国(映画で言えばアメリカ)の驕り、それらを考えながら出てきたのでございますが、その試写会をやっていた場所がちょうど出来たばかりの東京新スポット“東京ミッドタウン”内某社試写室。カザフスタンについて考えていたところから、急に先進国の象徴的プレイスに引き戻されちゃったわけです。まぁこれもついでだからと、マーケティングリサーチと称してミッドタウン内を見学。

 いやー、豪華絢爛、とでも言えば良いんですかね。華美な装飾をしているとかってワケじゃないんですけど、空間を贅沢に使い、居並ぶ店店もお洒落で綺麗。でまぁ、映画のことを考えながら歩いていたせいでしょうかね。ワシのケータイメモ帳にはこんなことが書かれていました。


これだけのものを作り、買い求め、消費した先に何があるのかな?

この建物自体が消費の象徴だと思うし、消費は悪いことではないと思うし、ワシも贅沢は嫌いじゃない。でも、この消費の象徴の中、例えば店のディスプレイの一環として「地球の直し方」「ロハス」だのと書かれた本が置かれているのを見ると、それを矛盾とまで断じる気はないけど苦笑。

でも、やっぱり矛盾かもね。

ワシの想像する悟りの哲学は、全ての矛盾を受け入れた先にあると思うので、そのひとつを感じ取れただけでも今日は収穫。



 ……ここまで行くと、映画の主旨からもミッドタウンの存在からも大きく外れたところでの考えすぎなワケですが、まー、文明なりなんなりの行き着く先ってってのは何処で、それを享受している人間とそうでない人間がひとつの星の上で同居しているこの現実を、たまに考えてみるのも良いかもしれません。

 とか言ってますが、この走り書きは映画とミッドタウンを対比させたものなので、映画について書いてない今のテキストでは意味不明ですよね……ごめんなさい(←謝って済ませる気だ!)。
2007-5-29 (Tue)Version 
「慙愧に堪えない」がほとんどの報道で「ざんきにたえない」と平仮名標記されている点について慙愧に堪えない思いのトモサクです。不謹慎ですね、失敬。←ちなみに用例としては若干間違っている気がしますね>慙愧に堪えない

【軽重】
 日本では、平均すると一日約3000人弱の方が亡くなっているはずですが、昨日はそんな中の二人が大きくクローズアップされていました。

 なんて書きかたをすると、人の死を相対化しているようで不快に感じる方もいるかもしれませんが、別にニヒリストを気取りたいワケじゃなくてですね。

 このお二方の死が、方や政争の具として、方や商売の具として使われていくことは既に見えていて、それは別に今に始まったことじゃないですし、社会性を持ったヒトという種の業でもあるから仕方ないところではあるんですけど。

 一日平均3000人が亡くなる中でも、人の死にはやはり現実問題として軽重は存在して、それは亡くなった人の責任ではなく、まだ生きている人たちの都合で決められるんだな、と思いました。


 亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。

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