インデックス>ホーム>コトノハDaily>Dailyログ2007年2月
▲コトノハDaily
2007-2-12 (Mon)Version
今月中に昨年やったリレーコラムに似た企画をやるかも。やらないかも。
【ロマンティックじゃない】
大学二年の夏休みに、ドイツを一週間ほど旅をしたことがあります。動機は、大学の語学でドイツ語を取っていたから、という安直きわまりないものですが、実はこの時がワシの初海外旅にして、もちろん独り旅。無難に英語圏いっとけよ……(ドイツは英語通じますがね)。
英国ヒースロー経由でミュンヘンから独入り。周遊はもちろん列車。ミュンヘンからローテンブルク、さらに西へシュトゥットガルトを通り、シュヴァルツバルト(黒い森)の西辺を南下して、スイス国境の手前、フライブルグから東へ。ドナウ川の源流があるというドナウエッシンゲンからレマン湖に抜けて、再びミュンヘンに戻ってきました。
その中、ローテンブルク(wikipedia)という街は人口一万人ほどの小さな街ですが、中世の街並みがそのまま残った城塞都市として、非常に有名な観光地です。ワシはこの街で一泊したのですが(安いユースホステルで!)、初めて教会のパイプオルガン演奏(観光客向け)を生で聞いては荘厳な気持ちとなり、またアイスワインという名のワインを知りました。
下の写真はそれぞれローテンブルグのもの。ワシが撮ったのではなく、WEBで拾ってきました。クリックで巨大化。
街並み
街の中心部のマルクトプラッツ
ヨーロッパで最も美しい路地と称するプレーンライン
で、このローテンブルグ。ドイツ南部を縦断する「ロマンティック街道」と、横断する「古城街道」の交差点としても有名です。
ロマンチック【romantic】現実を離れ、情緒的で甘美なさま。また、そのような事柄を好むさま。空想的。「―な夢にひたる」
ロマンティック街道。ステキな名前ですねー。中世の街並み残るローテンブルクはもちろん、自然豊かで城も残っているこの沿線に相応しい名前ですね。
でもね。
ロマンティック街道って、別にロマンティックだからその名が付いたんじゃないんですよ。「ローマに至る道」だからロマンティック→ローマンティック街道なんです。
wikipediaより。
「ロマンティック街道」という名称は、「ローマへの巡礼の道」の意味である。もともとはローマ人たちによって作られた街道で、ローマへの道路網の一環として整備されたもの。恋人たちの語らいのような「ロマンチック」からではないが、第二次大戦後、アメリカの将兵たちが家族とこの地方で盛んにバカンスを過ごしていたので、観光地として開発するために、この名でコースが設定されたもの。ちなみに、現在の「ロマンチック」という表現が、そういう意味で初めて使われたのは、ジャン・ジャック・ルソーの『孤独な散歩者の夢想』の「第五の散歩」の冒頭が最初で、近代の用法である。
まぁ、知ったときはがっかりしましたので、皆様にも、がっかりのお裾分け(余計なお世話)。
そしてさらにがっかり。もしかしたらロマンティックかもしれないけどローマへは至らない「日本ロマンティック街道」。
2007-2-20 (Tue)Version
リレーコラム2007年版(テキトー)の構成が進んでない・・・・・・考える時間がないだけなんだけど
【25歳】
20歳の時、25歳の表現者を見て「自分も必ずああなろう」と野望を抱き。
25歳の時、25歳の表現者を見て「まだ追いつける!」と虚を張り。
30歳になった今、25歳の表現者を見て、その年齢で表現者として存立しうる実力に、ただ憧憬を覚える。
なぁに、ワシだってまだまだこれから!
2007-2-28 (Wed)Version
最近はこんな件の対応でてんてこ舞ってます(久しぶりに記事に名前が載って自己顕示欲増量中w←マテ)
【暗黒観光情報】
ある調べ物をしていたら、何故か「杉沢村伝説」ってものに行き当たりまして。
杉沢村伝説(wikipediaより)
かつて青森県内のとある山中に杉沢村という村があった。昭和初期のある頃、突然発狂した村の青年が村人全員を殺して自らも命を絶つ、という事件が起きた。村人がいなくなり機能を失った村は、隣村(=現青森市域とされる)に編入されて廃村となり地図からその名を抹消され、さらに県の公式文書からも杉沢村に関する記述はすべて消去された。しかしその後も廃墟となった家屋はそのまま存在し、悪霊の棲み家となっている。そしてそこを訪れた者は二度と戻っては来られない。という伝説。
んー、怖いですねー。
ということで、ワシの悪いクセなんですが、新しい興味が生まれると当初調べていたものをスルーしてそっちに夢中になってしまいまして。
なんでも、何年か前にテレビ番組でも取り上げられ、一時期は一部で話題騒然だったらしいお話だそうですが、検証したあちこちのサイトでは、まぁ実存の証拠は見つからず(もちろん、巧妙に隠されている可能性もあるんでしょうが)、どうやら類似の「津山事件」と混同された都市伝説ではないか、ってオチが有力のようです。
それにしても、創作欲をかき立てるお話ですね(不謹慎)。
で、そんなアレコレを調べているウチに見つけたのが、
暗黒観光情報
全国の心霊スポットや、暗い事件の影が落ちる場所を探訪してレポートしています。まぁ正直、レポートの文章はイマイチですし、悪ふざけ過ぎだし、ページによってはいきなり鳴る音楽も鬱陶しいですが、場所のデータベースとしては面白いかも。
この週末は、暗黒観光なんてしゃれ込むのは、いかがですか?(完全無視)
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