インデックス>ホーム>コトノハDaily>Dailyログ2005年4月
▲コトノハDaily
2005-4-3 (Sun)Version
完全に日記サイト化(しかもDailyで書いてないし)
【ダンスorパフォーマンス】
一昨夜は、仕事上でお付き合いの深いとある超有名タレントさん絡みのイベントがありまして、川崎のクラブチッタに行って参りました。会社を出たのが24時過ぎ(仕事が溜まり過ぎてた)で、会場についたのが25時過ぎで、川崎から帰りのタクシーに乗ったのが27時過ぎで、家についたのが28時過ぎなのは、きっと気のせいでしょう。ちなみに昨日目覚めたのは、一昨日の37時過ぎです。イベントの途中から入って途中抜け。まさに「顔を出しただけ」となってしまいましたが、仕方ないのです。それが重要なのです。世の中にはこういう業務もあるのです。
それはさておき。
ワシは正直言って“クラブ”というのはあまり好きではありません。テクノ他クラブでかかる音楽は嫌いではないので、“場”というよりは雰囲気の問題なのかもしれませんが、どうにもあの、DJがステージで曲をかけて、フロアで素人さんが踊っている、というのが、自分的にはイマイチ受けつけません。昨夜のイベントも、なんの予備知識もなく行っちゃったものですから、関係者席で大人しくしてようかと思ったのですが、さもありなん、行ってみればこれ、HIPHOPを中心にしたダンスイベントではないですか。
ワシは、ダンスは好きです。それは、HIPHOPでもJAZZでもロボットでも良いのですが、きちんと振り付けがされて、それこそステージで踊れるようなダンスは、見るのも踊るのも好きです。
今、「踊るのも」の部分で総ツッコミが入る音がしましたが、ワシは、踊れるデブを標榜しておりまして、昔は大学の芸術祭のステージで踊って喝采と失笑とをいただいたこともあります。まぁそれは、どちらかというとシリアスとコミカルとないまぜた、ダンスというよりは“パフォーマンス”とでも言うべきものでしたが。ちなみに「BAKUの会」という関東ではそこそこの実力を持ったらしいダンスサークルが母校にはいたのですが、我らはそれに対抗して「BAKAの会」と名乗ってました(「BAKUの会」公認でw)。
この日のイベントは、十数組のダンスチームがそれぞれのステージをもつタイプのもの。HIPHOPが基本ですが、それに留まらない、様々なパフォーマンスを見ることが出来ました。
そして、見てて思ったのが、これはワシの嗜好なのですが、“ダンス”よりもやはり“パフォーマンス”の方が好きだな、ということ。言葉尻の違いだけかもしれませんが、ワシにとって“ダンス”とは自分の持っている技術をひたすら高めてそれを見せる行為、“パフォーマンス”とは技術の高みを崩してでも観客を楽しませる(笑わせる)行為、です。んー、分かりづらいですが、ダンスは見ていて「スゲー」となるもの、パフォーマンスは見ていて「おもしれー」となるもの、とでも申しましょうか。自分がかつてやってたものは“パフォーマンス”と思っているのでよけいそう感じるのかもしれません。昨日は、“ダンス”も“パフォーマンス”もありましたが、見た中で一番面白かったのは「電撃チョモランマ隊」というグループのパフォーマンスでした。
うーん、お仕事で見に行ったとはいえ、そこはかとない刺激を貰って、なんか面白いことをやりたいテンションになってきましたぞ(←そしてきっと口だけ大臣)。
2005-4-5 (Tue)Version
コラムサイト化継続中?(むぅ・・・・・・)
【高円寺の明石で鶴をみる】
過日、以前ここでも宣伝した、友人、鶴田誠人氏の出演するお芝居があって高円寺へ。小屋は明石スタジオ。昔フリーランスで、デザイナーやら演出家やらイベント屋やらの仕事をしてた頃に使ったことがあります。もちろん、フツーに芝居を見に来たこともかつてはしばしば。舞台を作ってしまえば桟敷を引いても100人でいっぱいになってしまう、まさに小劇場です。
芝居自体は、「旅行ツアーで訪れた無人島で隔絶され、通信手段も失った人々が陥った極限状態における人間模様」という内容で、劇団のチラシでは「ホラー」と書いてありましたが、どちらかというと「シチュエーションスリラー」ですね。各キャラクターの味付けというか、メタファーの持たせ方が明確で、その意味で、人間模様を描くという部分において非常に分かり易い芝居でした。何故この状況に陥ったか、などの、ディテールの説得力に欠けた部分が残念。
さて、芝居も終わり、大学のとある後輩と久しぶりに酒を呑もうという話しになっていたので、待つ間に高円寺を散策。ワシは、結構この街が好きなのです。高円寺には、北口に、ねじめ正一の小説の舞台ともなり、その後その小説内の呼称に改名した「高円寺純情商店街」、南口に「Pal」と、二つの大きな商店街があります。比べてみると、商店街としての味は、北口の純情商店街が勝ります。非画一的な住居兼店舗、軒先で焼かれる食品の匂い、路地裏に並ぶ居酒屋の赤提灯と、「昭和の商店街」と言われて想像できそうな光景です。ただ、ワシ的には南口のPalも捨て難いと思っていて、なにがスゴイってアーケード(中写真)。大掛かりな建築物スキーとしては惹かれるものがありますw。
ところで、本屋を探して歩いていたのですが、この街は、古本屋はどうやって共存しているのか分からないくらいの軒数があるのですが、新書を扱っているところが見つかりません。やっと見つけたのは、メインの商店街中ではなく、それこそ一本路地を入ったところでした。良いのか、それで?w
後輩と合流し、北口の路地裏にあるその名も「あかちょうちん」なる場末の居酒屋へ。店に入って、貼られた張り紙の中の「宴会呑み放題490円」(右写真)というのにまず度肝を抜かれるワケですが、まぁ都内の居酒屋の相場からは3割くらい安いツマミと酒を楽しみます。まぁ、味も3割減くらいですが。この後輩も、大学在学中から芝居を始め、卒業後の今も自分で劇団を主宰しつつ(公演回数は少ないですが)、いろいろな舞台にも立っています。自らを「ニートですから」と称し、ワシも「そうだなぁ」と思ってはいるのですが、先も見えず飯も食えないような世界ですから、その中で生きていくのはかなりの不安だろうと思います。
好きなことをやって生きていく、ワシも常に夢想する生き方ですが、そこに沸き起こる不安と重圧に耐えられる強さ、それが年々無くなっていくのを感じます。そう遠くない未来に30歳を迎える身、自分としてそこを意識することはないのですが、社会的にはそこが分水嶺になってしまうのが現実。さて如何様に自分の生き様をコントロールしようかねぇ……と、酒香を漂わせながら思いを馳せる夜でした。
2005-4-8 (Fri)Version
「たけし☆志村 史上最強の爆笑スペシャル」が恐ろしいくらいつまらなくてビックリした。視聴者舐めるのもえー加減にせいよ。
【雑談〜僕の見た僕の見た秩序。】
一昨日、某週刊誌記者を生業とする友人に誘われて、新宿「樽一」へ。彼と呑むときは、必ずワシとは初対面になる誰かを連れてくる(しかも一癖ある人ばかり)ので飽きません。記者という仕事柄か、どこぞの出版社勤務の人を連れてくることが多いのですが、一昨日も彼以外の3人と初対面で、うち女性の2人はどちらも編集者。その中のひとりが、会社で小生の席の斜め後ろに座る人と大学で同じサークルだったことが判明し、いや、ネタ的にはかなりの収穫でした。
で、もうひとりの初対面が、「僕の見た秩序。」という、一日20万アクセスを誇る個人サイトを運営しているヨシナガさん。なんでも、幹事の友人と大学の同窓らしいのですが、ワシは結構ミーハーなものですから、ネットの有名人との出会いに思わずニンマリ。
彼とオフで会った方の記述によくあるのですが、ヨシナガさん、非常に良い方です。最近では「ゆかいな誤変換。」という本も上梓されているのですが、普段は、まっとうな某大企業のサラリーマン様。サイトの話しや本の話しもしましたが、呑み会におけるフツーのグダグダトークもさせていただき、いやはや、面白い席でございました。
で、あまりに面白過ぎたか、珍しく途中で記憶がとんでおりまして……
やはり、一升瓶からの日本酒のラッパ呑みは危険ですねー。お会計とか、帰り道(どうやらタクシーに乗って帰ったらしい)とか、まるで覚えてないワケで……いや、参加者の皆様にはご迷惑をおかけした気がするのですが、いかんせん、記憶が無いのでご迷惑をおかけしたかも覚えておりません。あぁ、醜態をさらしたなぁ……。
ともあれ、楽しんだのは事実。せっかく知己になれましたので、改めてヨシナガさんの本のご紹介とかしてみたり。「ゆかいな誤変換。」サイトで見てたときも笑いっぱなしだったのですが(特に、誤変換へのヨシナガ氏のツッコミとかw)、皆様、ついつい笑ってしまうこと必定ですから、書店でお見かけの折には、是非手にとってみてくださいな!
ちなみにワシ、本に、サインと言うかイラストを書いてもらっちゃいました。ホントにミーハーw。
ついでにお店紹介。ここ「樽一」は、歌舞伎町の入口にあり、地酒と鯨料理の有名なお店らしいです。実際、出てきた鯨の刺身の盛り合わせなんかは、非常に美味で種類も豊富。このご時世、こんな良い鯨をどこで仕入れているのか気になります。密漁との冗談も、冗談に聞こえないw。
2005-4-11 (Mon)Version
軽率なネタw。
【だーれだ?】
先日マクドナルドで飯を食っていたら、こんなPOPが置いてありました。
謎かけ
むむ。顔の上半分が巧妙に削られ、期待感を煽ろうとしていますな。なんにせよ、マクドナルドが仕掛ける展開ですから、生半可なモノが出てくるはずがありません。ワシの予想では、恐らく、社運をかけるくらいのビックプロジェクト。
というわけで、4/22にお目見えするらしいこの上半分を、ワシなりに予測してみました。
猫
全く馴染んでないけど、それはそれで問題では?
夢のコラボレーション
でも怖いので目線入り。
北の方にお住まいの偉い人
あーーー、なんか案外しっくりきてません!?
というわけで、4/22からのマクドナルドに登場するキャラクターは、北の方の偉い人、と予想します!うむうむ、さすがに社運をかけるだけのことはありますな。
ふーん
2005-4-14 (Thu)Version
今年入ってから一回も映画館に行って無いことに気付いた。余暇の時間すら余らぬか。
【東京ナス化計画】
東京ナス化計画、と呼ばれる極秘(?)プロジェクトが動いています。
bs@GPS:地上の星プロジェクト(ネタ元:Altworks)
……えぇと、なんでも、結構雑誌や深夜テレビ(タモリ倶楽部などw)にボチボチ出ているようなので、もしかしたらご存知のむきもあるかもしれませんが、何をやっているかというと、
ハンディGPSを使い
↓
道を歩いて
↓
その軌跡で絵を描いちゃおう
というプロジェクト。元々は、イギリスのアーティストが始めたそうです。
そもそもハンディGPSとは、車のナビゲーターにも使われているGPS(Global Positioning System)を、個人で持ち歩ける受信機として作られたもの。手元の機械で確認すれば、原理的には地球上のどの地点にいても、位置確認ができます。そして恐らくこのサイトを見るに、自分の辿った経路を描画する機能もついているのでしょう。その機能を駆使して、都内近郊に様々な巨大絵を書いていらっしゃいます。
調布市、三鷹市、狛江市、世田谷区にまたがる、体長5.5kmのゾウ
品川区、目黒台地をまたぐトカゲ
蕨市内に描かれた幅3.5kmのカボチャ
そして、
目黒に描かれた巨大タモリ
などなど。タイトルだけでもそそりますw。リンク先の写真を見てもらえれば一撃ですが、スゴイです、カッコイイです、きちんと絵が描かれています。
地図を眺めているうちに、道路の一部が、急に何かの部分に見えてくる、というような「発見」が絵の内容を決める
管理人の石川始さんはそう書きます。こういう小さくて壮大な遊びって、個人的にもやってみたいし、エンタメネタとしては商売(利益を上げるって意味じゃなくて賑やかし)にもなるんじゃ無いかなぁ……。
余談ですが。この計画の大きな一翼をになっている「Kashmir3D」というフリーソフトがあります。外部地図を読み込んできて表示するソフトです。対応している有料地形ソフトを買ってきて表示させるのですが、国土地理院が公開している、無料で使える地図を読み込んで見ているだけでも、地図スキーにはたまらなく楽しいです。まさに、時間の経つのも忘れるので、お時間のあるときにでも是非。
2005-4-22 (Fri)Version
地図系サイトを目指すことにしました(嘘)。
【いろいろな地図】
●Google MAPS
検索エンジンで有名なGoogle、シンプルな検索機能はそのままに様々な新分野へも積極的に取り組んできましたが、今度は地図のブラウズサービスを始めた模様。まだベータ版なので、不完全な地域や倍率もありますが、然して、これはかなり楽しいですぞっ!
最初に出てくる「Map」状態だとまだアメリカだけですが、右上にある「Satellite」ボタンを押すと、衛星写真に切り替わり、海底の地形を含めて、世界中の実写地図を見ることができます。
では、アメリカの気になる地域をご紹介。
▼AREA51(ぼかされているみたいです。恐るべきアメリカの闇)
▼トライアングル&サークル
▼ダビデの星章
▼×
ネタ元はX51.ORG。ネタかマジかの判断は自己責任で……。
また、日本でも、gooとかで、類似のサービス(含試験版)を公開中です。
●gooラボ エリア情報検索実験
衛星写真など実写は無いですが、広域と詳細と同じブラウザ上で見つつ、さらにスクロール機能がついているので、検索性としては従来の地図に比べて格段に上がっている気がします。
●いくとこガイド
こちらは、全国の地図を航空写真で見ることができます(地域によっては無い)。自分の家の屋根とか見つけると面白いですね。後、皇居の作りを覗いてみたりw。
●東京空間遊歩人より東京タワー周辺
東京タワーの影がくっきり見えます。
ワシは昨日、代休をいただいていたのですが、これらを見てるだけで一日が終わってしまいそうになりました。夕方出かけたから良いものの、半日は地図と過ごした休日。むふ。
▲コトノハDaily
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