インデックス>ホーム>コトノハDaily>Dailyログ2005年1月
▲コトノハDaily
2005-1-7 (Fri)Version
あけましておめでとうござ〜い。
↑見れば必ず鬱になることで有名なワシのNewYearCardです。リアル知人向けに作っているのでいろいろアレがナニですが気にしないでください。本名も晒してますが、今更気にしません。
【松の内も最終日になってから新年のご挨拶か。おめでてーな。】
そして挨拶だけの更新。今年も思いやられますな。
2005-1-11 (Tue)Version
前回の更新日がこのサイトの4周年だってコトに、今回の更新時に気づいた。orz
【ミーガン法に関する参照リンク】
久しぶりにニュースな話題だ!リンクだけだけどね!(涙)
ミーガン法メモ/フジTV「ワッツ!?ニッポン」:「性犯罪者再犯率は七割が常識」諸澤発言(kitanoのアレより)
まぁいつものキタノ氏のところなんですが。あと、ミーガン法自体に関しては『ミーガン法のまとめ @ macska dot org』をご参照。
ミーガン法自体の良し悪しに関する議論は置いといて、こういう杜撰な報道がなされ、恣意的と思われてもしかたのない方法で世論の誘導が行われかねない、この国のマスコミの雑な仕事をきちんと理解しておくべきかと。
ちなみに、ワロタ解説は東天王ヨブ氏の日記から(夜のシマネコより)。
≪引用始≫しかし、本当に「性犯罪者の再犯率は、その他の犯罪より高い」などというデタラメはどこから出てきたんだろう?
まさか「テレビ朝日から」なんていう簡単なオチではないだろう。≪引用終≫
案外、そんな簡単なオチだったりする事例は多いかもしれませんね(笑)。少なくとも週刊誌ではたまに見ます。テレビも同じ穴の狢・・・・・・?
【雑談】
もうなにも言いません。相変わらずでゴメンナサイ。←言ってるし
●歴史データベース on the web
『宇宙の誕生から現在までの約6万6千件の歴史データ』だそうです。6年前が最終更新ですが、かなりの豊富なデータベースです。雑学用途としては十二分。
●星めぐりの歌(宮澤賢治の詩の世界より)
宮沢賢治の童話『双子の星』の中で奏でられた『星めぐりの歌』を、音声ファイルで聞くことが出来るサイトです。歌声合成ソフトで編集された『VOCALOID版』なんて、すごくリアルです。ちなみに、同サイト内に、別の賢治の曲に関しても再現したファイルがあります。
●マッピー音頭(MAPPY MANIACより)
かつて一斉を風靡した(?)ナムコの名作「MAPPY」。よもやそれに歌詞のついた音頭版があったとは! 例の曲にあわせて歌ってます。音頭とってます。
2005-1-23 (Sun)Version
こんなので1位を取りましてですね・・・・・・。まぁ宣伝という仕事柄、この要因の一端は担っているのかなと、「自分の仕事の成果が出た」って部分にはささやかに喜びつつも、これ見てまたいろんな媒体の売り込みが増えるんだろうな(数が増えるのが嫌なわけじゃなくて、見当外れの提案が増えてくるのが困るのです)と、ちょっと後ろ向き。
【ミーガン法記事の追記】
前回のミーガン法の記事に関して、掲示板で幾つかツッコミのご意見をいただいたこともあり、補足して追記とさせていただきます。確かに、リンク先の記事にのみ頼って自分の主張をほぼなにも書いていないのは問題かも。それだけ、リンク先の情報の充実が良かった故でもあるのですが。
と掲示板に書いてから早10日。誰もが忘れた頃に書きます、はい。ともあれ、掲示板でレスした内容に加筆しての掲載です。
まず、この議論全体にかかるであろう部分のワシのスタンスですが、
●犯罪者、特に重犯罪者の人権が、刑期終了後に若干制限されることは、構わないと思っています。
●しかし、ミーガン法には、現状では設立に反対です。
えぇと、特に一つ目のスタンスは激しく異論反論をいただきそうなのですが、「重犯罪」への社会的な制裁&抑止力として、ひとつの効果ある手段では無いかと思います。もちろん、遡及適用は無しだと思いますが。
この話題になると必ず出てくるのが「一時不再理」という原則。日本国憲法第39条にも『何人も、実行の時に適法であつた行為又は既に無罪とされた行為については、刑事上の責任を問はれない。又、同一の犯罪について、重ねて刑事上の責任を問はれない。』との規定があります。これが、金科玉条のように繰り返される。でも、そういう人の多くは、別の場面、例えばWinny事件の時は「著作権法がおかしいんだ」という主張をしていたりします。犯罪と著作権問題は、本質が違っていることは百も承知ですが、「著作権は変えた方が良い」「一時不再理は大事だ」というのは論理の進め方としてちょっとおかしいのではないかな、と。誤解を恐れず言いますと、著作権だろうが一時不再理だろうが、法学、犯罪心理学の両面から、一旦見なおした方が良いんじゃないの?と。まぁ、ワシも専門的に突っ込んでいるワケではないので、強くは言えないのですが。
ともあれ、具体的な方法まで思い付きませんが、重犯罪者の人権制限は構わないと思っているワシですが、それとは別の問題として、今回のマスコミのミーガン法報道はオカシイし、この延長線上に発生している世論からミーガン法が設立するようなことがあっては問題ではないかな、と思います。
前回の更新時に「ミーガン法自体の良し悪しに関する議論は置いといて、こういう杜撰な報道がなされ、恣意的と思われてもしかたのない方法で世論の誘導が行われかねない、この国のマスコミの雑な仕事をきちんと理解しておくべきかと。」という発言に至ったのは、
●マスコミは(少なくとも『報道』は)、より正しいデータを出す義務を負っている。
と考えるからです。
例えば今回の一連の派手な報道により、「性犯罪」に対する意識が世間に広がり、それを受け入れる(それは制裁対象としても、告発対象としても、そして被害者を受容するという意味でも)、家庭なり社会なりの度量が広がっていくというのは良いことだと思います(もちろん、性犯罪とそのものが無くなっていくのが、一番良いのですが)。ただし、そういったある意味で社会正義(←あまり好きな言葉ではないのですが)のための啓蒙的な報道と、ミーガン法に関する恣意的とも言える報道は、別のはずです。前者(啓蒙)は、本来ミーガン法を持ち出すまでもなく実施できることで、今回、非常に意地の悪い見方をするなら『ミーガン法設立への世論の誘導のために、性犯罪を利用している』とも言えてしまうのです。
自分でも、それは穿ち過ぎ(というよりほぼ陰謀論)だと思ってますが、そのような誤解を与えかねない杜撰さを、今回批判しているつもりです。
例えば掲示板で『性犯罪は親告罪なんで、やっぱり再犯率は他の犯罪に比べて格段に高いんじゃないでしょうか』とのご意見をいただきました。その疑問は確かにワシにもあります。ただそれは、マスコミの報道姿勢としては、現状の根拠あるデータを提示した上で、注釈として入れるべきものです。それを、『再犯率と再犯罪者率を混同し、性犯罪者のみ高いように見せかけ』たり、何が根拠か分からない『国際的な常識で言えば、性犯罪者の再犯率というのは七割八割と言われており』という報道をするのは、オカシイのじゃないかな、と。
マスコミのすべきことは「性犯罪の酷さを報道し、被害者及び被害者の予備軍を守り、加害者への抑止力も発動させる」ことのはずなのに、現在やっていることは「世論をミーガン法の設立に誘導すること」に見えてしまうのです。特にワシが批判したいのは、『1.性犯罪者(のみ)が再犯率が高いと認識させる恣意的報道』『2.ミーガン法よりも効果的な性犯罪者の更正プログラムがある可能性をまるで無視している』この二点になります。
以上が、前回の更新への補足になります。新たに「(重)犯罪者への人権制限」「ミーガン法以上に効果的な性犯罪者更正プログラム」という問題が発生していますが、それはまた別の機会に。
2005-1-26 (Wed)Version
パトラッシュマウンテン (←TDLの新アトラクション:嘘)
【「記者の目」が見る、NHKと朝日と政界と】
MSN-Mainichi INTERACTIVEに、非常に正鵠を射る記事がありました。
記者の目:朝日とNHKの大喧嘩 ほくそ笑むのは誰?
事態が単なる「言った言わないの水掛け論」になっている昨今、報道を見る側もそれに吊られがちですが(←自戒含む)、もっとも基本的な「誰が得をしているのか」という視点を忘れちゃいけませんね。もちろん、それだけでもいけないんだけど。
≪以下、本文より一部抜粋≫半日常的に「権力」から介入され、圧力を受けながら、それを上手にくぐり抜け「真実(に極めて近い事実)」を報道するのが、ジャーナリズム。両者のけんかを陰で喜んでいる人がごまんといることを、僕は悲しく思う。
誰が、朝日VSNHKのけんか騒ぎを歓迎しているか。注意深く見極めなければならない。もうじきNHK次期会長を巡る政治的暗闘の季節が始まる。【社会部・牧太郎】
【真冬に怖い話し】
以前、「赤い部屋」という、ちょっと怖いFlashを紹介(リンク先5-19付)しましたが、それの「完全板」と称するFlashもあったようです。
ガトーの★彡のWeb House
上記のサイトの左メニュー「倉庫」から入って、「赤い部屋完全版(改)」へ。まぁ、完全版と言うより、(ネタの)追記、という感じですが。
また、ある意味で似たような、恐いネタを見かけました。
こ〜こはど〜この箱庭じゃ?
ちょっと時間はかかりますが、最後までやってみてください・・・・・・。
2005-1-28 (Fri)Version
ザク専用シャア
【データと しあわせ】(某所より加筆再掲)
過日、とある自分に関する「良い」データを聞いて(大した事じゃあ無いですが)、一喜している自分を戒めるコラム風なアレ。誰もが皆、思春期あたりに解決している問題のはずですが、つい忘れかけていた自分に再警告。
例えば東京大学を目指している人が、模試の偏差値で70を越えたとしても、実際に受からなければそのデータはただの数字です。
例えばアスリートが、素晴らしい心肺能力を数値で証明できても、表彰台の中央に立てなければ悔しい思いをするでしょう。
例えばあなたが、クラスの異性人気投票で一番になっても、誰も告白してこないなら、誰からも好かれてない人と大差はありません。
現実が結び付いて、データは初めて人を幸せにしてくれます。それまでは、「可能性の大小」を論じるただの指標。「良い」データの上にあぐらを書く愚かさだけは、無くさなきゃですね。
【雑談】
●世界の「珍名」所 大集合
世界中の「珍名な地名」(日本の発音でね)を紹介し、あろうことか現場に行ってレポートしてます。その行動力に脱帽。
●東京駅の0キロポスト(0の焦点より)
はい、もう余計な解説しません。これを見て興奮できる鉄ちゃんだけ付いてこいや!w
●コレジャナイロボ(黄色)/自爆ボタンDX 通常版
各書で話題になっていますが、時流に遅れて掲載。こんな商品を開発するセンスに脱帽しつつ、「2月下旬以降お届け」となっているiPod shuffle並の売れ行きに、日本の平和を実感w。
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