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コトノハDailyログ2004年11月〜12月

2004-11-9 (Tue)Version 
昨日から向こう二週間、仕事がとてつもない佳境を迎えるのですが、よりによって風邪ひいたぽ。

【雑談】
 なのでさらっと。・・・・・・すんません。

日本の苗字7000傑
ある苗字について、日本で何番目に多く、同じ人がだいたい何人くらいいて、その簡単な由来を知ることができます。7000傑、とあるワリには5万位くらいまでありますが、そこまでいくと同じ苗字の人数が「稀少」レベル。でも日本には、29万からの苗字があるらしいので、まだまだ裾野は広いです。

蛙男商会
「菅井君と家族石」という、最近とみに有名なネタ系ストーリーFLASH。後味ひきます。

月に住んでいるのはだれ?
月の模様に関するエトセトラ。こんなにいろんな解釈があったんですねー。

漢字の形・書き方に関するQ&A
雑学雑学。

2004-11-26 (Fri)Version 
きーめたっ。

【更新】
 当分は、他所で書いてる文章のコピペを含めて更新し、更新頻度を上げる方向にします。(自称)ニュース意見系サイトではありますが、最近こぼしているように、世の中のことが見えなくなり、書けなくなりつつある危機感のなかでも、とにかくなんでも良いから書かなきゃなー、との思いばかりが募っているので、日記風なことも、短いネタも、とにかく読んでもらえそうなものならなんでも書いてこうかと。まぁ、実はほぼ毎日更新しているmixiからのコピペ(といっても、まるまるコピペはしません。やっぱり読者が違いますし、読み易さのための工夫も変わりますから)が多いと思いますが、mixiでワシの日記を読んでる人は、そこは突っ込まんといて・・・・・・。

 ま、ワシひとりが肩肘張ってただけなんだけどね。


【観劇記録】
●青ゐ鳥(アヲヰトリ) man-wo-man(innerchild
 『innerchild(インナーチャイルド)』という劇団があります。劇団紹介の言葉を借りるなら「心理学や精神病理といった心の問題を中心テーマとしてエンターテインメントを作る」ことを主旨としていて、それが心理療法の用語、Inner childを冠した劇団名にも表れています。ワシは3年前の第4回公演「パンゲア」を観劇したのですが、そのあまりの完成度の高さに「小劇場系でここまで出来る劇団があるとは!」と思わずうなってしまっていました。

 で、今回友人が客演するということで、久しぶりに観劇してきました。

 会場の時事通信ホールに入ってまず驚いたのは、舞台の作り。向かい合う座席の真ん中を、舞台が端から端まで貫きます。ちょうど、ファッションショーの花道みたいな。客の数を入れることよりも、自分たちの演出を優先させる姿勢に好感が持てます。そこに、ちょうど神社のしめ縄や五平、御簾のような飾りが配され、そして役者は全身白の衣装で登場。

 内容については劇団のサイトを見ていただくとして詳述はしませんが、「子」と「穢れ」と「黄泉」を巡って、邪馬台国と現代の物語がリンクした、重厚且つ深遠なシナリオです。正直、伏線の張り方や時系列の理解を含めて、難解であるのは否めませんが、オーソドックスながらも完成された照明&音響や、一風変わった見せ方をした映像と、演出面での充実がなんとかギリギリのところで、観客を付いてこさせます。

 ちなみに、再三申し上げているとおり(笑)「実は神主」なワシとしても、一応日本の神話を嗜む程度には身につけているものですから、その視点からも、脚本家の作品上での解釈が興味深かったですね。

 正直、前回パンゲアほどのインパクトはなかったのですが、それでも十分に満足させられる内容でした。心理学をエンターテイメントに昇華する、その難しさは並大抵のものではないと思いますが、主宰の小手伸也氏には、今後もぜひ良質な作品を作りつづけてほしいです。

 ・・・・・・↑と書いても、既に終わっていて誰も見に行けない罠。ご興味の方は、是非次回公演をお楽しみにお待ちくだされ。

2004-11-29 (Mon)Version 
呑みすぎて腹壊してます。

【鑑賞記録】
雲のむこう、約束の場所

 「ほしのこえ」でアニメ映像界に鮮烈なデビューをした新海誠氏の新作にして、初の長編ムービー。の、ネタバレしない程度の鑑賞記録。

 まず、この映画に興味を持つ人の半分が気になっているであろうことを結論付けますと、前作「ほしのこえ」の方が良かったと、小生は思っております。

 難癖をつけるのは簡単ですが、それでもあげつらっていきますと、気になった部分だけでも「声優が下手(前作は新海誠監督自身が声を当ててた(!)のに、そっちの方が良かった)」「間の取り方が悪い(もっと「葛藤」しても良かろうに。尺の問題は登場人物の心を安易に転換させる)」「心理描写が雑(前項に倣う)」などなど……。

 要は、登場人物の掘り下げ方(声/絵/描写など)が足りないんじゃないのかな、ということです。「ほしのこえ」は短尺の映画ながら、そこをきちんと描ききっていたので、その部分の差が顕著に完成度の差になってしまったかな、と。

 逆に良かった点も多々あって、風景描写、特に「光」の使い方が、相変わらずとても巧いです。また、結果的に粗くなってしまっているとはいえ、核になっているシナリオは非常に面白く、新海氏のストーリーテラーとしての才も、如何なく発揮されています。

 まぁいろいろ理屈つけてますが、ワシにとってのポイントは「前作はダダ泣きしたけど、今作はしませんでした」というところです。

 あとはまぁ蛇足ですが。様々な映画、アニメのリスペクトというかオマージュというか要はパクリな部分が、今回も随所に見られて、それに難癖をつける人間もいますが、小生には楽しかったです。良いじゃないですか、面白くパクれば。後、きっと監督は、モテない思春期を過ごしたに違いありません。そういう人が思春期の異性に対してもつ妄想が、作中に見え隠れしてます。なんでそんな気持ちが分かるのかって、ワシもモテない思春期を過ごしてたからに決まってるじゃないですか!

2004-12-1 (Wed)Version 
イエローキャブの野田義治氏が社長辞任 おおわらわですよ。

【気分調査】
「貧富の差拡大」過半数感じる…読売世論調査(Yahoo!ニュースより抜粋)
 一億総中流といわれる日本社会で、自分の生活レベルを「中の下」「下」と考える人が10年前より10ポイント以上増え、これまでの「中流意識」が揺らぎ始めていることが、読売新聞社の全国世論調査(13、14日実施、面接方式)でわかった。中流意識は依然として9割を超えるものの、豊かな人たちと、そうでない人たちとの間のいわゆる「貧富の差」が大きくなっていると感じる人も過半数に達した。

 久しぶりに取り上げるニュースがこれかよ、という気がしないでもないですが(笑)。

 そもそもこんな調査は、「世論調査」ではなく「気分調査」とでも言うべきもので、確たる根拠も無く、氾濫する情報の中を必死に生きる現代人のフィーリングを取り上げてるだけなんでしょうけど、それはおいといても、この数字は興味深いですね。

 実際、政府の発表や日経株価が「景気回復」を連呼しても、一般ピーポーは誰もそれを享受していると思ってないワケです。この時点で小泉首相の「景気回復」とやらはまったく失敗しているワケですが、実際“給料があがらない”のに“生活負担が増えてる”んですから、そういう意識が拡大するのは必然でしょう。それにプラスして、ここまで浸透している「勝ち組負け組」思想。自分を「負け組」に置くことで、その立場に安住してしまう人が増えているんだと思います。それは結果的に“諦め”に繋がり、さらなる政府の“負担増”に唯々諾々としたがってしまう。

 何が言いたいかといえば、ワシらは既に思想部分から巧妙に支配されているんじゃないの?ってことを意識すべきじゃないかな、ということです。もちろん、陰謀論に属する主張ですけど。実際にこの国の貧富の差は広がっています。それを広げているのは、“富階級”の意識操作と“貧階級”の諦めの、相乗効果なのではないでしょうか。これを解消するには、“貧階級”側のアクションが必要です。例えば、国民に負担を強いるだけの政策を続ける政府を選挙で審議する、とかね。


【ハウルの城が動いたところで】
ハウルの動く城 公式ページ

 見てきました。遅い時間に見たとはいえ、30人程度しか観客がいないのは、公開から10日しか経っていない宮崎アニメとしては「大丈夫なのかな?」といらん心配をしてしまいます。でもまぁ、そんな心配も、鑑賞後には吹き飛んでしまいました。どうせ小生風情が何を言おうと、この映画を見にいこうと思っている人は絶対劇場に足を運ぶと思うので、好き勝手書きますと、

見なくても良かった・・・・・・

 そう思った宮崎作品は初めてです。てわけで、以下ツラツラと、ネタバレ無しのフィーリング所感。

 宮崎作品は、特にここ数作は恐ろしく難解なテーマを設けていますが、それでもきちんと筋の通った「ロジック」が、シナリオの上でも、演出の上でも存在していました。それが今作は無い、あるいは見えない(ワシの理解力の問題かもしれません)のです。

 例えるなら、2,000ピースのジグソーパズルを、完成図を見ずに2時間で作れ、と言われているような気分。一つ一つのピースの良さは見えるのですが、全体像が見えないから完成させようが無い。手探りで進んでも繋がらない。似たようなピースを見つけても繋がらない。

 なんにも「繋がらない」んです、とにかく。伏線が繋がらない、因果が繋がらない、演出意図が繋がらない。途中で、早く終わらないかなー、と思い始めてしまったのは、宮崎作品では初めてです。

 良い意味での「宮崎監督らしさ」は随所に見られますが、それらすら、過去の自分の作品へのオマージュに見えてしまいます。作画は確かに美しいのですが、それもカリオストロやナウシカの時代に「美しい」と言われたレベルから大して変わっておらず、いまやもっと美しい作画をするアニメが出て来ていますから、その前では見劣りします(もののけ姫が、今までで一番作画が良かったと思います)。

 また、随所で指摘される声優のダメっぷりも、やはり気になりました。意外にも木村拓哉は悪くなかったのですが、倍賞千恵子による「若いソフィ」があまりにミスマッチです。

 ・・・・・・と、なんか激しくダメ出ししていますが、これも「宮崎作品」としての期待値があってのこと。有名税のひとつとしてご認識ください。

 でも、もう一度みたいとは思えない。

2004-12-6 (Mon)Version 
お通夜2days。

【雑談と占い】
出会わない系サイト lonely
 SNS(ソーシャルネットワークサービス)へのアンチテーゼと・・・・・・いえるのかな、これ? ワシは7647人目の登録でした。まぁ、誰からも見られないんですけどね(笑)。

スーパーマリオブラザーズ
 マリオの名前の由来から、職業、年齢などなど、様々に解説しております。

ドラクエ武器占い
 会社でプチ流行中。「ドラゴンキラー」なんてカッコイイ武器の人もいれば、「ブーメラン」と絶妙な人もいるし、「鋼の剣」とツッコミづらい中道路線の人もいました。そんななかワシは、

ひのきのぼう

 orz。ま、魔法使いの初期装備にして、誰一人わざわざ購入しないアレですか!

 以下、解説。

「お調子者」の一面があり、おだてられると、その気になりやすいあなた。そんなあなたをドラゴンクエストの武器にたとえるなら【ひのきのぼう】がぴったりといえるでしょう。もともと、その場の状況に対して柔軟に自分を合わせることが得意なタイプ。価値観や考え方を簡単に変えることができるので、人におだてられたりすると、つい、その気になってしまうことがあるでしょう。良くいえば期待を裏切らないタイプ、悪くいえば調子に乗りやすい、といったところです。しかし、そんなあなたを憎む人は誰もいません。これからも愛すべきお調子者の道を歩んでください。

あなたの長所:柔軟性
あなたの短所:自分がない
ドラクエキャラ:ヘンリー
ぴったりのパートナー:どうのつるぎタイプ

攻撃力:57%/耐久力:100%/見た目の美しさ:100%/希少価値:7%


 新手のイジメとしか思えない・・・・・・。

2004-12-15 (Wed)Version 
結局更新頻度上がってないし。

【時速おばあちゃんkm】
 12月の12日(日)〜13日(月)と、月曜は会社を代休取り、その前の金曜日に出たボーナスを握り締め、母(68歳)と母の姉二人(78歳&73歳)を引率し、愛知県を縦断してきました。

 事の起こりは、母親がバイト先から『粛海風』という知多半島にあるお宿の優待券を貰ってきたこと。ここのところ、親が高齢になったことや、親父が恩返しする前に他界してる故「孝行したい時に親は無し」ってのも悔しいので、年に一回くらいは、好きな旅に連れていくようにしています。まぁ、完全招待できるほどの甲斐性もないので、補助程度ですが。

 熱田(熱田神宮&白鳥庭園)〜知多半島〜犬山(有楽苑&犬山城)と巡った道中の話は、まぁいずれ書くかもしれませんが、今日は別の話。

 今回引率した3人は3人とも、60〜70代とは思えないくらい元気で、最年長の78歳に至っては、第一種身体障害者手帳を携帯するほどの大手術をしていながら、日本舞踊の伯師範を続け、酒が好きで、全然手もかかりません。それはそれは安心して見ていられるのですが、そうは言っても「年のワリには」であって、やはり歩く時の速度の遅さや多少の足のもつれは、どうしてもあるわけです。

 で、もちろんワシもそれにあわせて歩くのですが、つくづく思ったのが、『街行く人は皆なんて足早で、しかも遅い人にまるで配慮をしないんだなぁ』ってこと。

 特に危険なのは、混雑した駅でエスカレーターに乗るとき。もちろん左側(歩かない側)に寄って乗ろうとするのですが、足早な人が追い抜いては、前に入り、乗る機会を奪います。しかも大きな体で、ぶつかる直前まで迫ってくるものですから、こっちは同行者の身を守るのに気が気ではありません。思わず怒鳴りつけたくなるほどヒドイ人もいました。

 そして振り替えれば、普段の自分も似たようなことはしてるわけです。今回の旅で、年配者と同じ移動速度で世の中を見ることで、どれだけ危険な要素が点在しているか良く分かりました。それはやはり、ひとりひとりが自覚して、丹念に無くしていくしかないんでしょうね。

 いつか自分もその速度で歩くわけですから。


【雑談】
映画キャッチコピー集
 様々な映画の宣伝用のコピーを、日本語版、英語版ともにまとめたデータベース。やー、これは面白い。キャッチコピー、という短いものなのに(あるいはそれ故)、読み込んでしまいますな。

ドラゴンボール 戦闘力
 ドラゴンボールシリーズの戦闘力を時系列で網羅しているそうです。なんというか、見てもらえれば分かると思いますが、インフレ、って怖いよね。

2004-12-27 (Mon)Version 
先々週水曜(前回更新日)から二週間耐久忘年会ウィーク(イベント仕事の打ち上げ、個人との宴席含む)を始めたんですが、その4日目にして早くも下血して挫折。

【時節柄雑談】
 とっくに過ぎ去ったクリスマスに関する雑談(涙)。ごめんなさい、相変わらずこんな更新で。

正しいクリスマスについて
 『X'mas』という表記は間違いで、『Christmas』『Xmas』が正しいんですよ、ということだけを啓蒙する『日本クリスマス協会』のサイト。教会、じゃなくて協会。えぇと、本当にそれだけが目的なんでしょうか?

言葉の誤用の小ネタ
 上のネタ(『X'mas』表記の間違い)の裏付けをしているときに見つけたサイト。なるほど、見覚え聞き覚えのある誤用が結構沢山ありますな。

クリスマスの話
 やっぱり上のネタの裏付けをしてたら、派生で、『クリスマス・イブイブ』という表記はおかしい、というものを見つけました。ところがどっこい、最近の辞書ではイブイブという表記もありにされてるんですねー(goo辞書より)。

2004-12-31 (Fri)Version 
良い今年を。(後2時間)

【振り返る?】
 えぇと、今年のこのサイトを振り返っても、ゴメンナサイ、しか出て来ない気がしないでもないのですが、更新は少ないわ、(自称)ニュース意見サイトとしての話題も無いわ、ホントゴメンナサイ(←ほれ)。

 世の中を振り返っても、そもそも情報を仕入れてないので、一家言残せるようなこともありません。情報って、ちょっと触れないとすぐに後ろに過ぎさって、あっと言う間に物事の因果を理解できなくなってしまうものです。いや、戻って情報を集めてくれば良いんですけど、時間が無い、なんて理由でそれもしない。

 個人的には、まぁ↑こんなこんなで、自分のしたいことを出来る時間が作れない、てのはツライな、ってのを思い知った一年でした。さて、ワシは来年、何を価値として優先させていくんだろう?。

 サイトも来年は、もうちょっとなんとかしたいなとは思っているんで、どうぞお見捨てなく、お付き合いくださいませ。

 そうそう。閑話休題ですが、今このサイトって「エヴァンゲリオン」で画像検索すると、やふでもごっぐるでも上位に来るんですが、その原因がこれ(←その検索で辿りついた方はこちらをクリックで)。なんか、ちょっとアレがナニですが。

 それではまた来年。

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