インデックス>ホーム>コトノハDaily>Dailyログ2004年6月
▲コトノハDaily
2004-6-2 (Wed)Version
先週末は久しぶりに自分が幹事でない結婚式二次会ですた。
【雑談】
●別れの言葉の「さようなら」の由来(「日常良く使う言葉の由来」)
意外に知らないもんですねぇ。
●Impossible Objects(ネタ元:かーずSP)
ありえない模型物を紹介しています。まじ、どうやって作るんだよコレ。
●パソコンの前のあなたのための8分間リフレッシュ
ヨガはともかく、今日から仕事の合間にやってみたいッスね。そして不審な目で見られる、と。
【宣伝のお仕事〜ライブ】
先週の金曜日、横浜アリーナにケツメイシさんのライブを見に行ってまいりました。えぇと、一応冠協賛社、ということで、「○○(弊社サービス名w)プレゼンツ」というポジションですな。
でまぁ、協賛する、ってのは何をするかと言うと、実にいろいろなことをするわけです(答えになってない・・・・・・)。えぇと、もちろんコストを払っているわけですから、それに見合うだけの、あるいはそれ以上の対価を必要とします。コストにも、対価にも、いろんな形がありますが、今回のライブでワシが直接的に関わっている部分は、会場にいらっしゃるお客さんへのプロモーションです。例えば、ライブが始る前に入ったラジオCM風のMC原稿をチェックしたりとか、会場で配るチラシのディレクションだとか、まぁそういうことです。
このチラシ作成について掘り下げますと。だいたいワシはCD(クリエイティブディレクター)かAD(アートディレクター)か、その両方かを努めます。デザイナーは、社内か外注か、その時のリソースで決めます。作業は、タレントサイドから素材を預かり(写真とかですねー)、こちらでラフ案を(場合によっては複数)作って、タレントサイドに確認。OKか修正の指示をいただきフィニッシュ、ってのが一般的な流れです。とはいえ、タレントサイドも、自分たちの販促物ではなく、あくまで協賛社の販促物なので、よほど変なモノを出さない限りは、スケジュール管理さえ出来ていればワリとスムーズに流れます。
ところがどっこい。今回のケツメイシさんのライブ向けチラシでは、この「変なモノ」を出してしまったのです。上司のアイデアをスタートにしているのですが、それはケツメイシさんの今回のライブチラシをリスペクト(というかパクるワケです)したもの。コピーのキーワードをウチの商材に置き換え、イラストをウチの商材らしくアレンジし雰囲気は残す。色味も、黄色地にピンク文字の元チラシを逆転させて、ピンク地に黄色文字。元のチラシがそうだからかもしれませんが、相当ビビットなラフが出来あがりました。
恐る恐るタレントサイドに提出。・・・・・・あっさりOKでちゃいました(笑)。むしろ、黄色とピンクは特色を使っているので、その色番号まで教えてもらって、完璧にリスペクト(パクる)することに成功しました。ちなみに、ここでやり取りをさせていただいていたお二方が、ライブのスタッフロールでは「総合プロデューサー」でした。そんなスゴイ方と知らず、失礼しました。
さて、そんなこんなで販促物も仕上がり、各会場に納品されます(今回印刷の段階で小さなトラブルがあったのですが大事に至らず解決。こういう時は本当にホッとします)。あとは、近場(東京周辺)で行われているライブにお邪魔して、視察、みたいなことをします。それが先週の横アリですね。
ここからはお仕事の話ではなく、ライブ雑感になるのですが。えー、ワシ実はそれまでケツメイシさんの曲、一曲も聞いたことがありませんでした。CMとかタイアップ曲とかを耳にすることはあっても、意識して聞いたことはなかったのです。なんつーか、ゴメンナサイですね。そんな人間が行くのも申し訳ないのですが、これも仕事、というワケでいわゆる「関係者席」に同僚と陣取ります。程なく始まるライブ。まず、ウチの商材を扱ったラジオCM風のMCが流れ、続いてライブ本編が始まります。何点か、冗長に感じる演出やらもありましたが・・・・・・
この人たち、すげー!
音楽以外の部分も含めて、パフォーマンスが非常に面白いのです。さらに曲も良いですね! 最近、同ジャンルのアーティストの方のライブに呼ばれますと、盛り上げるためだけのPA設定としか思えない、歌のまるで聞こえないパフォーマンスが目に(つぅか耳に)ついていたのですが、ケツメイシさんは素晴らしく良かったです。ワシは、ほとんど微動だにせず、じっと曲を聞いていたものですから、後でノリノリ(死語)だった同僚に「つまんなそうだったねー」と言われたりもしたのですが、何をか言わん、ものすごく楽しんでいたし、曲によっては感動を覚えてすらいたのです。
で、さらに話しは脱線するのですが。ワシのライブの楽しみ方って、ちょっとずれているのかな、と思いました。手を振ったり、体を動かして踊ったり、拍手をしたりという行為が、すごく気が散って、そこで行われている「パフォーマンス」だとか「曲」だとかに集中できないんですよねー。盛り上げは回りがやってくれてるからいっか、って感じになって、とにかく自分のペースで楽しもうとしちゃう。なんて協調性がないのでしょうか・・・・・・。アーティスト側から見たら、不届き極まりない観客でしょうな、きっと。
でも、単純に考えて、これだけの(横アリなら一万人以上)を楽しませるパフォーマンスってスゴイな、と思います。ライブ中、あちこみ見回してみるのですが(これも趣味が悪いですな)、誰も彼もがすごく楽しそうで、生き生きしている。今この瞬間だけかも知れないけど、確かな生の躍動みたいなものを感じている人たちと、感じさせているアーティストとの関係ってスゴイな、と思います。ワシとしても、実力を持ちつつ、且つそれだけのポテンシャルを持っている方々と仕事をさせてもらえることは、この上ない楽しみであって、この宣伝って仕事から抜けられない動機の一つだったりします。まぁそれも、今勤める会社がそこそこ大規模にいろいろ仕掛けてる故でもあるんですけどね。
2004-6-4 (Fri)Version
出社までの時間に書き殴り。
【児童ポルノ年金】
昨日はいろいろ成立したようです。
●怒号、突然の幕切れ=野党の質問切り捨て−年金法案強行採決、小泉首相は傍観(Yahoo!ニュースより)
だから、やっぱりこの国に民主主義は無理だって。まさに、力こそ正義! 手続を踏まない暴力こそが事を為すことを、立法府自らが証明したワケですな。法案自体も問題なら、成立のプロセスも問題。これで年金はキッチリ払え、ってのはいくらなんでも虫が良過ぎる話なんじゃないですかねぇ?
●細田官房長官:「野党が質問しなかった」 共産、社民抗議(MSN-Mainichi INTERACTIVEより)
暴言、もいいところですねー。行政府のスポークスマンの言葉とは思えない。あの映像を見せられた人々が、こんな言質で騙されるとでも? ネタですよね、ネタ。
●年金法案:安心のメッセージどこへ 制度不信置き去り(MSN-Mainichi INTERACTIVEより)
まさに今回の年金改悪の残した唯一のもの、それが「不信感」でしょう。逆に、ここまでやるか?と率直に思うわけですが、まぁ喉元過ぎれば熱さを忘れる国民性ですから、そのうち誰も問題にしないまま、ひたすら値上がる保険料をいつのまにか払ってる、という風になるんでしょうねぇ。
そういえば、読売だけは「強行採決」という言葉を使ってません。なにか裏で握ってるのかな?
●児童ポルノ:禁止法改正案を可決 衆院特別委員会(MSN-Mainichi INTERACTIVEより)
完全に、年金改悪の影に隠れた形になってしまいましたが、児ポ法も昨日の衆院本会議で可決された模様です。さて、この法案は、何を規制するのか。児童ポルノを強制されたその背景ではなく、児童ポルノの「情報」を画一的に取り締まるのが主目的のようです。それって、本質的な問題解決になっていないような・・・・・・。
児童ポルノを「強制」されることは忌むべき罪ですが、児童ポルノを「表現」することに罪は無いはずです。今回の法案は、その「表現」の部分を、しかも権力者によつ「解釈」の余地を残したまま罰則をつけたようなもんです。それは、以下のサイトにあるように、歪んだ規制といえるわけです。
●「児童買春児童ポルノ禁止法」改正への要望書
2004-6-5 (Sat)Version
本日、会社で朝日を見てからさっき帰宅し、すぐに出張に似た何かで栃木に向かいます。泊りがけですので明日の更新は無しかと。まぁ、最近更新頻度が落ちてるので今更ではありますがお知らせですた。
2004-6-7 (Mon)Version
初生サーキットでフォーミュラニッポン見学。予想以上の爆音ですな。
【雑談】
●ゆかいな誤変換(僕の見た秩序。より)
ワシが見たときの一つ目が「トントン病死」で、会社のコラムを「トントン」というペンネームで書いている自分的に orz...。誤変換以上に、ヨシナガ氏のツッコミに爆笑ですた。
●憂国戦隊大日本(DAICON FILM OFFICIALより)
「びっくり!君の教科書もまっ赤っか」というタイトルに萌えるわけです。GAINAXの前身らしいですね。ヲタ界では知らない人のないクリエイター集団(?)だとか。メカニックデザイン/庵野秀明ってのはまだしも、脚本/岡田斗司夫、監督/赤井孝美ってあたりがスゴイ。
●占いモンキー
会社で一瞬盛り上がりました。ワシは「頑固派パープルモンキー」。本物志向型でなんにでも対応できるマルチ人間。やったね。しかし、この生年月日だけで診断される占いって、なんでこう信憑性に欠けるんでしょうね(←ネタだからです)。
今日もこんな程度でゴメンナサイ。
2004-6-14 (Mon)Version
更新滞っててすんません。生存報告だけでも・・・・・・。
【川柳】
ある日のYahoo!トップ。
の中の、ニュースのトピックス。
健診で バリウムのんで 腸に穴
なんだそのサラリーマン川柳みたいな見出しは!
えぇと、事件自体は、健康診断でバリウム飲んだお爺さんが、腸に穴が開き、バリウムが溜まって死亡した、という悲しい出来事なのですが、見出しのおかげでなんかこう、違う感情がふつふつと・・・・・・。
2004-6-17 (Thu)Version
うげぇ。今度の土曜はイベント立ち合いのダブルヘッダーですか。
【風刺】
ちょっと前に見つけたネタなんですが。
暗いニュースリンク クイズで考える奇妙な世界(ネタ元:磁石と重石の発見(HOME))
≪引用始≫モウリーン・ファレル氏(Maureen Farrell)の秀逸なコラム「いかにおかしなことになってしまったか?クイズで確認してみよう」を一部抜粋して翻訳したので、お試しあれ。≪引用終≫
ということで、いろんなクイズが載っているのですが、一例を挙げると、
≪引用始≫<問>:ビレッジ・ボイス誌の記事によれば、ブッシュ大統領は「これまでの米国の政策を翻し、ヨルダン川西岸地区でのイスラエルの主権を支持することにした」のは、以下の出来事が発生して1週間後の成果であった:
a...中東地区におけるアメリカ政策の歴史を徹底的に調査。
b...「終末論者」(訳注:キリスト教原理主義者)達との2時間にわたる会談。
c...自転車で転んだ。
d...プレッツェルを喉に詰まらせた。
正解:b
「ブッシュは、イスラエルとの会談の前に、キリスト教原理主義者達に相談した」(元記事)≪引用終≫
黒い笑いを持ちながら世の中を知る、って意味では、秀逸な風刺ほど刺激的なニュースソースは無いわけですが、見ているうちに失望→どうにもやるせない絶望感に囚われがちな世情はなんとかしたいですな。世情と言うより、自分自身の社会に対するモチベーションのせいかもしれませんが。
2004-6-19 (Sat)Version
ここまで綺麗に、毎日終電帰り&土日フルフルで仕事の週は、もう笑うしかない。
【劣等生】
鉄腕!DASHなどお勧め…民放連が初の推薦番組(6/18:Yahoo!ニュースより)
日本民間放送連盟(日枝久会長)は18日、「青少年に見てもらいたい番組2004年春」を初めて発表した。
全国の民放各局が、自局か系列局の番組から、それぞれ10番組程度を選んだ。東京キー局のおすすめは、「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ)、「世界・ふしぎ発見!」(TBS)、「サザエさん」(フジ)、「題名のない音楽会21」(テレビ朝日)など。「知識や理解力が深まり、情操教育に役立つ番組が並んだ」(民放連)という。
今回の発表は先ごろ、日本PTA全国協議会が「子どもに見せたくない番組」を公表したのに対抗する狙いもあり、業界内の資料だったものを公開した。(太字は引用者)
子供に見せたくない番組、1位は「ロンドンハーツ」(6/16:Yahoo!ニュースより)
日本PTA全国協議会は16日、全国の小、中学生の保護者から聞いた「子供に見せたくないテレビ番組」の調査結果を発表した。
それによると、「見せたくない」番組のトップは、テレビ朝日系のバラエティー番組「ロンドンハーツ」で、見せたくない番組が「ある」と答えた保護者の16・7%が挙げた。次に多かったのが、王貞治・福岡ダイエーホークス監督の顔の模型を便器の一部に見立てたコントが問題になったフジテレビ系バラエティー番組「水10!」で、13・0%だった。
このほか、前回1位だった「クレヨンしんちゃん」(テレビ朝日系、11・0%)、「志村けんのバカ殿様」(フジテレビ系、6・9%)、「笑う犬の太陽」(同、6・5%)などが上位に並んだ。
まぁワシの感覚的には(あくまで感覚の話しですぞ)、学年TOPの生徒を発表する方が、学年最下位の生徒を発表するより好感持てるんですけどね。
それにしても、ワシの子供の頃からやってるような気がする「子供に見せたくないテレビ番組」の調査って、いったい何のため、誰のためにやってるんでしょうかね?
推測1.親が、名前の挙がった番組を子供が見ていたときに「見てはいけません!」というための理由付け。
推測2.子供に「自分の見ている番組はいけない番組なんだ」と知らしめることで、背徳感を味あわせる。
推測3.名前の挙がるTV番組による、PR効果を狙った宣伝の一環。
・・・・・・まぁ、「1」が一番近いんでしょうけど、普段から子供の動向を気にかけて、その上で自分の教育方針にそぐわないから見るのを止めさせるのではなく、全国の親たちが見るなというから止めさせる、というのだとしたら、なんとも哀しい話じゃないですか。もっとも、共働き家族や、子供に自室&自TVを持たせるのが、当たり前になっている昨今では、なかなかそこまで目が行届かない、ってのもわからんではないわけですが。
ところで、これに答えている親たちは、世代的には1970〜80年代に子供だったと思うのですが、当時必ず槍玉に上がっていたドリフやひょうきん族を見ていなかったんですかね?
蛇足:「君が代」強制批判のPTA会長、辞任に追い込まれる(asahi.comより抜粋)
翌日の役員会でも批判が噴出した。「PTAは思想的に真っ白であるべきだ」(太字は引用者)
真っ白、ね。これだけ恣意的行動を繰り返しておいて「真っ白」ねぇ。
【スイミング・プール+ネタバレ】
ここのところ、リファラーを見ると「スイミング・プール」(フランソワ・オゾン監督)+「ネタバレ」「種明かし」「真相」などの検索ワードでこのサイトが引っかかっている方が多く、かといって、実はそんなの書いていないので、ラストシーンへの自分の解釈を、反転状態で書いとこうかな、と。→ちなみに、前回の記事はこちら
ここから> ワシはワリと単純に捉えていて、作家のサラ・モートン(シャーロット・ランプリング)は、ずっと一人で(使用人のおっちゃんを除いて)別荘で静養&執筆をしていたんだと思います。街へ出て買物したり、食事を取ったりと、そんな日々の中、編集者であり不倫相手であり今回の別荘を紹介してくれたジョン(チャールズ・ダンス)の、過去を知り(あるいは厄介払いへの意趣返しにと積極的に突きとめ)、その家族にまつわる話しを、街中で出会った人々を交えて小説に書いた、と。当然、ジョンの娘ジュリー(リュディヴィーヌ・サニエ)のことは、名前を知っていただけで会ったことは無い。それがラストシーン、(現実の)ジュリーがジョンを訪ねて来たときに、その醜女っぷりと自分が小説の中で魅力的に描いた「ジュリー」とのギャップを知り、皮肉とも取れる嘆息と苦笑いに繋がっているのではないかな、と。現実からフィクションへの物語の切り替えは、最初のジュリーが別荘に訪ねてきたところから始まっていたんでしょうね。ただ、ジュリーのことを聞き込みしているシーンとかは、現実でも行ったんだろうし、そこに、現実と虚構の入り混じったストーリーが展開されていたのではないかと。 <ここまで
【超雑談 忙しさ自慢】
実の無い会話ナンバー1とも言える忙しさ自慢でッス。
19日:これから会社→TV朝日voice4@青山一丁目(協賛イベント立ち合い)→KICK THE CAN CREWのライブ@日比谷野音(お仕事がらみでご招待)→ハリー・ポッター先行上映オールナイト→20日:会社でデザイン起こし→PRIDE GP 2004 2nd STAGE@さいたまスーパーアリーナ(お仕事がらみで)
・・・・・・ハリー・ポッターは仕事じゃないですね。すみません。こういうの入れるから時間が無くなるんですね。ごめんなさい。
2004-6-24 (Thu)Version
会社で二泊三日目の朝♪(涙)正確には始発で帰ってシャワー&着替えして即出社3日目(大粒涙)
えー、現在大変あわただしい毎日でありまして(主に仕事が、ていうか仕事だけで)無駄足踏ませている方々ゴメンナサイ。先週末のライブや映画の話しもしたいんだけど(←ニュースの話しもしろよ)それどころじゃありません、っていうただの愚痴です。なので一言だけ。
ハリー・ポッター、監督変わってダメになってない?
2004-6-26 (Sat)Version
ハリー・ポッターとアバズレの友人<もしやハーマイオニーが?
【涙に暮れた一日】
昨日は代休でした。・・・・・・結局三泊目の朝を会社で迎えて、外での打ち合わせが二件入っていましたが、とにかく代休だったんです!(涙)・・・・・・あぁ、そういう意味で涙に暮れたわけではなく、ですね。そんな合間を縫って、「YES オノ・ヨーコ展」を観覧し、「塩谷哲トリオ『BLUE NOTE TOUR 2004』」を聞いて来ました。
●YES オノ・ヨーコ展(東京都現代美術館)
今日明日でおしまいですが、行ける人には是非行って欲しい! と言いたくなるくらい、久しぶりにプチ興奮した良い企画展でした。少なくともワシは、3回ほど、目に涙を溜めてしまいました。なかなか無いですよ、美術展見て涙が出てくるなんてことは。大味な切り口による、斬新な表現、とでも言えば良いのか、「なるほど、そんなやり方があったのかー!」と思わされ、そのある意味での「分かり易さ」が、結構ストレートに心を揺さぶってきます。この土日、最終日と言うことで激混みでしょうけど、ホント人込みに負けることなく、彼女の作品のオーラを見てきてほしいです。
●塩谷哲トリオ『BLUE NOTE TOUR 2004』(Blue Note Tokyo)
久しぶりに仕事以外でライブに行きました(笑)。こっちは友人と行ったのですが、この3〜4日の疲れがたまっていたか、演奏を聞きながらうつらうつら寝入ってしまい、こそっと起こされることもしばしば。ほら、良い音楽は眠りを誘う、って言うじゃないですか! ・・・・・・言い訳になってませんか、そうですか。まぁ、そんなライブの本当のラスト、アンコールのニ曲目に、ルイ・アームストロングの「What"s a wonderful world」が弾かれ、一気に目が覚めるどころか、涙が溢れて止まらなくなりました。というのも、この曲を聴くとかならず思い出す場面があって、それは、「グッドモーニング・ベトナム」という、ベトナム戦争を喜劇タッチで痛烈に批判した映画のワンシーン。この曲の流れる中、アメリカ軍とベトナム兵が戦い、そして次々と撃たれて死んで行く、という痛切なシーンです。そのあまりの物悲しさを思い出し、さらにいうなら昨今の世情もあいまって、本当にナチュラルに涙が溢れてきてしまったワケです。
芸術に触れて、自然と涙が出てくる。そんな感覚を数年忘れていたワシとしては、それを一気に何度も体感してしまった昨日は、とても特別で、意義深い一日でした。しようと思って出来るものではないだけに、とりわけ説明も出来ないのですが、でもそんな機会に触れられたことを幸せに感じます。ワシの言う、日常のささやかな幸せに気付く、って行為は、こんなところにもあるのです。
2004-6-30 (Wed)Version
ハリー・ポッターとあずまんがの囚人<知人のネタですが
【ニュースのような雑談のような】
また帰れない日々が続きそうです。いったいなにがこんなにいそがしいんだか。
●第3回「外来語」言い換え提案(中間発表)
「外来語」を一生懸命和訳しようとしています。その良し悪しはともかく、努力のあとが垣間見られます。外国の人たちも「天ぷら」や「カラオケ」を自国語に言い変えようと努力してたりするのかしら?
●ジャイアントパンダ(ウィキペディアより)
会社で「パンダは熊か、猫か」という議論になったときに見つけたページ。いわゆる「wiki」を利用した、様々な情報が集積されているページで、例えば生物に関してだけでも、界、門、亜門、綱、目、科、と分類されたそれぞれを見ることが出来ます。知的好奇心を満足させたい方は是非。ちなみにパンダ(というかジャイアントパンダ)はクマ科でした。専門家の議論は、クマ科かアライグマ科かだったらしく、猫は微塵も出てこない・・・・・・。(↑リンクをクリックして「ジャイアントパンダ」のページが表示されない場合は、左窓の「検索」に打ち込んでみてください)
●キャンディフルーツ・ハウスメイドサービス
メイドキタ! 「メイド姿の女性二人がアナタの部屋を片付け」てくれるそうです。しかも執事付き! どっちかというと執事を見たい気もしますが、キライなヤツのところに勝手に特上寿司10人前届けるかのごとく、誰かの家に勝手に行かせてみたいです。もちろん料金そいつもち。
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