インデックス>ホーム>コトノハDaily>Dailyログ2003年12月
▲コトノハDaily
2003-12-4 (Thu)Version
ようやくひと段落付きました。
2003-12-6 (Sat)Version
・・・・・・おかしいなぁ。ひと段落ついたはずなのになぁ。。。
2003-12-8 (Mon)Version
一昨日の御仕事。ギネスに挑戦でしたw。それにしても最近の声優さんは顔も綺麗だねぇ。。。
【大騒ぎ】
イラクで、外交官二人がなにものかの銃撃に倒れました。日本国の職員としてかの地で活動し、職務によって命を落とされたお二人には、謹んで冥福をお祈り致します。なわけですが。
なんなんですか、このお祭は?
マスゴミも、政府も、国民も、こぞって哀しみのための大合唱。その上、自衛隊を派遣するしないでまた大騒ぎ。結局、今まで誰もが避けてきた「イラクで邦人が死ぬ」ことの具体的な議論が出来るようになったのは、確かに前進でしょうが、逆に今までそれがなされなかった間抜けさ加減も嘆かれます。
そもそも、今回の襲撃を「テロ」と呼ぶのもいかがかと。アメリカが一方的に「戦闘終結宣言」を出そうとも、イラクの軍人なり国民なりにとってはそんな通告は一片の価値ももたないわけで、とどの詰まり、イラク全土は未だに「戦争状態」にあるわけですよ。実際、今、マスゴミなり政府なりが「テロ」と呼んでいる存在を、「レジスタント」と呼び変えてみたら、どんな印象を受けますか? 現在の全世界的な「反テロ」キャンペーンは、極論すればその程度の安っぽい「イメージ戦略」なわけです。
そんな「戦争状態」にある地域なのに、「安全な地域にしか自衛隊を派遣しない」とかっていうのは、そのスタート部分からして妄言な訳で。皮肉なことに、いつぞや小泉首相の言っていた「どこが安全だか、私にわかるわけがない」というのは、確かに的を射ている訳で、どこにも、安全な場所などないわけだから、首相にも分かるわけがないのです。
・・・・・・なんて書いてて、事態を相対化しているようで、それはそれでワシ的には意図ならざるところなのですが、実際、これだけお祭り騒ぎなマスゴミや政府や国民を見ていると、多少の相対化は必要な気がします。
今後、自衛隊の派遣についての議論も紛糾するでしょうが、ここだけは押さえておかなくてはいけないのが、「自衛隊の派遣は、イラクの復興とは無関係」ってところでしょうか。言い換えれば、日本は自衛隊を派遣することなく、イラクの復興に寄与できる、ってことでもあります。まぁ、これはまた別のお話しなので、また後日にでも。
2003-12-11 (Thu)Version
ラストサムライ見たー。ありゃもう、ハリウッドではなくて時代劇だね。結構、泣けますた。
【英雄】
自衛隊のイラク派兵(どう見ても「派遣」じゃなくて「派兵」だなや)も決まりまして、機関銃の携行がどうこうだの安全な地域がどうこうだのといった政府の議論には反吐が出るといった今日この頃ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。政府の無政府っぷりはともかく、派兵される自衛隊員の方々には、最大限の敬意を以って見送りたいと思います。
それにしても。外交官の殺害事件からこっち、どんどんと祭り上げられる外交官を見ていると、「イラクで死ねば日本では英雄になれるんだぞ」ということを自衛隊員に刷り込んで士気を高めようとしてるのかな、と穿った見方もしたくなります。どんな英雄になるより、生きて帰ってくるほうが、本人にとっても家族にとっても、間違い無く幸せなはずなのに。
見極めなくてはいけないのは、果たして自衛隊は、イラク国民のためにかの地へ行くのか、アメリカ軍のためにかの地へ行くのか、ってことです。いわずもがな、後者なワケですが。イラク国民に銃口を向けることがあったとしても、アメリカ軍に対してそれはありえないでしょう。イラクという土地、大義を失った戦争(継続状態)の中で、自衛隊の寄って立つ矜持は、どこに求めれば良いのでしょうか。
世界中の大学の「名誉教授」と言う地位を金で買い漁る某団体のトップじゃないですが、今、日本という国は(というより小泉内閣という政府は)、自衛隊の派兵によって「世界から認められる」と言う虚像を買い求めているように見えて仕方ありません。12年前、第1次湾岸戦争で、日本は金だけを出したと言われて、世界の失笑を買いました。今度は、自衛隊を派遣することで、新たな失笑を買おうとしているのかもしれません。
2003-12-14 (Sun)Version
なんつーか。肝臓がボロボロ。
【年末進行】
えぇともう、何が何やら。
【雑談】
●視聴率の嘘800ホント200
視聴率についてのアレコレコラム。日テレ視聴率買収事件についても触れられています。
●駅の雰囲気が楽しめるソフトウェア(ネタ元:sawadaspecial.com)
鉄ちゃんは是非。
●2chの真実(裏の歴史)
真偽はともかく、2chに興味のある人にはなかなか面白い読み物です。
●Global Rich List
年収を、ドル換算して入力すると、その年収が世界でどれくらいの位置にあるかを教えてくれます。まぁ、やるときは洒落だと思ってくださーや。
2003-12-15 (Mon)Version
ここのところテンパってた理由の一つ。本日発売でーす。全国の書店、ローソン、ファミリーマートで!
【ちょこっと更新】
フセイン捕まりましたね。それ自体はさほど驚くべきことでは無いんですけど、サイバッチ!の記事がちょっと興味深かったので引用。例によってサイバッチですから、ウラ取りせずの真偽は不明ですが。
●フセイン捕獲近し 小泉首相は知っていた!!
野蛮なイラク原住民の族長=サダム・フセインが先ほど捕獲されたが、官邸筋は「フセイン捕獲近し」の情報を事前にに入手していたという。
「奥・井ノ上両大使館員の惨殺を受け、自衛隊派遣を決めたと思われていますが、それだけでない。フセイン捕獲情報が一番大きかったんです。官邸にはその情報が7日前後に入っていたらしいんです。
フセインが捕獲されるまで、派遣を遅らせれば、日和見をしていたと、アメリカから批判を受けるのは必至。小泉首相は、どうしても、その前に派遣を決定するする必要があったというわけです」(官邸筋)
イラク問題について総力体制で取材開始。その内幕を徹底的に暴露する。またもや、圧倒的スピードでマスコミを粉砕します!!うけけけ。【日刊プチバッチ!】は【サイバッチ!】の1000倍危ないよ。
どう思います?
2003-12-18 (Thu)Version
しゃぶしゃぶ屋を探してたらこんなサイトにぶちあたりました>ウェイトレス制服コレクション。なんつーか、ここまで行くとむしろ尊敬の念すら。
もう一つ。まちゃ、宣伝ありがとー。ちなみに、例によってヤフオクにもw。
【役者】
フセイン氏拘束:イラク統治評議会メンバーと会見 尊大な態度(Mainichi INTERACTIVEより)
要旨は、現在のイラクを(建前上)統治するイラク人の評議会とやらが、フセインに会談を希望し、その傲岸不遜な受け答えに激怒した、ってことなんですけど。
その内容の正当性はともかく、記事を読んだ印象では、どうみても、役者の格が違うと言うか、この評議員とやらは、四人雁首揃えてもフセイン一人と互しえないと言うか。つまりは彼らが認定する「犯罪者」に尋問したら、あっさり手玉に取られたわけで、なんとも情けないですね。
あとまぁ、ブシュー大統領がこんなこと言ってましたな。
フセイン裁判:イラク特別法廷で 外国人加え公正確保 米方針(Mainichi INTERACTIVEより)
「公正」な法廷を設置し裁くと言っている側から「私個人としては」「死刑が適切」と抜かすあたり、ブシューには自分が世界でも至高の権力者である自覚があるのか疑わしくなりますが、恐らくその自覚はあるくせに、その位置にいる人間の発言の重要性を認識できていないのでしょう。困ったものです。
そもそも、死刑判決が適当だ、なんて、どこぞの漫画キャラじゃあるまいし(まぁ、漫画キャラみたいなもんだけど>ブシュー)、他国の(元)国家元首に対して軽々しく言える言葉じゃないわけですよ。それに、最終的にはイラク国民が決めることだ、といっても、イラクの評議員は、米英が人選をしているのだから、実質的に傀儡政権なワケで。
なんかあれですね。難癖をつけるために難癖をつけている感じ。結局、開戦の理由たる「大量破壊兵器」とやらはみつかっていないし、特定民族への虐殺が理由になるなら(もちろんそれは許されるべきことでは無いのですが)、チベットで数十万人を殺して今も弾圧を続けている中国の政府だって責任をとって死刑にならにゃいかんだろうに。
・・・・・・いつぞやの繰り返しになりますが、別に、相対化したいわけじゃないんです。ただ、あまりに一方的で好都合で卑劣なアメリカサイドのもの言いに、警鐘を鳴らしたいだけです。
2003-12-19 (Fri)Version
最近忙しかった理由の一つ→ZD/impress。・・・・・・プレスリリース書くのも楽じゃ無いよ。
【余談】
最近フセイン関連ばかりで、それはそれでかたじけない(用法間違い)ワケですが、今日は特に、知っている人だけ向けになっちゃいます。
フセインって、まるで銀河英雄伝説(田中芳樹著)におけるヨブ・トリューニヒト(下の方)のような気がします。一応、イラクでも選挙が行われていたワケで、その意味で共和制の元首たるところや、黒い権力、みたいなものを持っているところとか、敵国に責め込まれたら、最初は威勢が良いのに最後の最後で国民を見捨てて逃げてしまうところとか、その後は地下に潜伏しつつ反抗の時期をうかがっているところとか、捕まった後の強気の態度とか。
これだけ共通点がある、っていうよりも、そういう人は歴史上良くいて、銀河英雄伝説の作中では、そういった歴史が反映されていると考えたほうが良いんでしょうね。
2003-12-20 (Sat)Version
・・・・・・何を調べてて、こんなページに行きあたったんだろう。。。でも、相当面白い、ある意味行動心理学。
【雑談】
●メタルギア ソルト(ネタ元:かーずSP)
結構遊べました。
●ドアが開かない ぶち破ろう(ネタ元:pya!)
●乗客を海へ飛び込ませるためのガイドライン(@2ch/ネタ元:かーずSP)
結構笑いました。
●鉄の貴婦人 -うまい棒でエッフェル塔-(ネタ元:カトゆー家断絶)
結構感動しました
2003-12-21 (Sun)Version
ファインディング・煮物。
【日曜の雑談】
友人に誘われて、普段だったら絶対見ない系の映画、ファインディングニモを見てきました。何故見ない系かと言えば、単純に作りの好き嫌いだったりするというか、基本的にアニメのディズニー映画に対する拒否反応というか。あとまぁ、普段は一人で見に行っているので、微妙に気恥ずかしい部分もあったりします。
映画の作りは、シナリオも演出も子供だましな部分ばかりでしたが(<子供向けなんだから当たり前)、それでもCGの完成度はソコソコに高く、全体としては良くまとまっていました。同席した方も含めて、劇場のアチコチで、涙ぐんで鼻をすする音がしたのにはビックリでしたが。結構、涙もろい方なんですけど、ワシ的にはまるで泣き所がありませんでしたねー。多分、擬人化された動物、ってキャラクターに、あまりシンクロすることができないせいだとは思いますが。
ところで、このファインディングニモに関して面白い記事があって、映画の公開後、アメリカでは飼っていた熱帯魚を放す家が続出したらしいのですが、日本では逆に買い漁られているらしいです。ま、確かに映画作中での人間の描かれ方(もちろん、描写は欧米人)を見ると、(ネタバレになるので、詳しくは書けませんが)魚を飼っていることが恥ずべきコトのように思えるのは仕方ないかもしれません。逆にいうと、その部分のメッセージ性は、日本人にはたいして伝わらずに、魚の可愛さだけが残る、と。別に、どっちが善悪、ってワケじゃないんですけど、簡単にヒロイズムに駆られる国と、簡単に表層だけで消費する国と、これって、結構双方の御国柄が出てますよねー。ってなことを思った土曜日の午後でした。
2003-12-22 (Mon)Version
ヒカル 雲を突き抜け Fly Away(@僕の見た秩序。)
【仕事的雑談】
今度はここんとこ雑談(ていうか日記?)ばかりで恐縮ですが。本日は特に自己満日記なんで読み飛ばし推奨で。
昨日、お仕事で奥井雅美さんという歌手さんのプレミアムライブに行ってきました。ていうか、主催者だったわけですが。奥井さんは、ワシの勤める会社のCMソングなども歌っていただいていて、テイストはロックなんですが、ジャンル的にいわゆる「アニソン」にカテゴライズされます。ゆえに、お客さんもソッチ系の人が多く、すなわちワシ好みの腐女子も多くて、その意味でも愉しめましたが←主催者失格。
さて、以前から一緒にお仕事をさせていただいている高橋直純さんなどもゲストにいらしてたんですが、私的に超嬉しかったのが、影山ヒロノブさん。ワシと同世代の人なら、ドラゴンボールZの主題歌「CHALA-HEAD-CHALA」や聖闘士星矢主題歌などでお馴染みの方です。
で、聞いちゃいました。「CHALA-HEAD-CHALA」。ナマで。しかもリハをいれて二回も。よもや人生の中でこんな機会が来るとは思っていなかったのですが(そんな期待をして生きてきたワケでもないですが)、いや、軽い大興奮ですよ。もう15年も前、厨房のころに大好きだったアニメの主題歌を目の前で歌っている、ってのは、存外贅沢な気分になるもんです(消防の頃も然り)。大学の芸術祭で水木一郎さんのライブを聞いて以来の贅沢気分になりました。ちなみに影山さん、前日はジャンプフェスタで4回歌ってきたそうですが(笑)。
小さい小屋だったせいもあるんでしょうが、ライブの熱気、ってのがひしひしと伝わってくる内容でした。客層も、ある意味普段はこんなところにこないような(←偏見)人たちですが、そんな人たちが熱狂している様は、まるで収穫期が終わった農民達の祭のごとく、いつもは内に溜めているものを吐き出すかのような盛り上がりでしたね。コミケみたいなものかな? とはいえその意味では、モー娘のライブに仕事で行ったときも書きましたが、別段、嗜好する音楽のジャンルは関係ないのかな、と。
そういえば、最近好きな歌手のライブもほとんどいかずだったので、たまには、この空気を仕事以外でも味わってみようかな、と思い返した一日でした。
完全に余談ながら。本職の声優さんと歌手さんに「良い声してますね〜。ナレーションとかやってみたらどうですか?」と言っていただけたのは、世辞だとしても嬉しかったなぁ。。。
2003-12-24 (Wed)Version
・・・・・・そろそろ腸の調子がおかしくなってきた<ユル便や下血<マズイだろ
2003-12-25 (Thu)Version
メリークリスマス!(一昨年の特集) ・・・・・・えぇ、昨夜も御仕事でいつも通りに終電帰りでしたがなにか?
2003-12-31 (Wed)Version
コミケに手ぶらで行って手ぶらで帰ってくるのはワシくらいなもんだろう。
【今年最後の雑談】
えぇと、ここんとこ、つーか今年の後半半年くらい、完全に(自称)ニュース&意見系サイトとしての体裁を放棄していますが。・・・・・・ゴメンナサイ。
まぁここに来て一年を振り返るような殊勝なこともしないんですが、いつのまにやら最盛期の10分の1くらいまで(ヘッドラインのアクセスが込みだったとはいえ)お客様が減っているのも、このようなユルさが原因かと。毎日更新もしなくなったし。なんか、現在のユルさを見てると、そのうち『雑談』と称している相当どうでも良い話しがメインになってしまいそうで(既になっているとの噂もありますが)、自分にツッコミを入れたいところではあります。
常に書くこと、から、書けるときに書く、という風に、今はスタンス変えをしてしまいましたが、自分の身上次第でまたガッツリやるかもしれないし、もっとゆるくなるかもしれないし、どちらにせよ、ここで何かを書きつづけたいとは思っていますんで、物好きな方は、今後とも、よろしくお付き合いのほどお願いできればと思います。
年末年始は、仕事と神社とみんGOL4に明け暮れておりますが、皆様におかれましては、良い御年をお迎えくださーや。
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