インデックス>ホーム>コトノハDaily>Dailyログ2003年3月上旬
▲コトノハDaily
2003-3-2 (Sun)Version
仕事で帰れず&家のネットワークダウンの為、更新できませんでつた。ていうか、ネットワークまだ不調。
2003-3-3 (Mon)Version
劇的に歯が痛いです。
【創価学会 必 死 だ な】
通勤途中、電車の中吊り広告を見ていたら、異様なほどの大文字でこう書かれているものがあったんですよ。「最高裁が週刊現代に謝罪命令」てな感じで。
で、よく見たら、創価学会系出版社の広告なわけですよ。なんでも、週刊現代(&週刊新潮。こちらは既に結審済)が創価学会に関して書いた記事が誤報ということで創価学会側が提訴し、最高裁まで争って判決が下ったと、そういうことのようです。
それにしても、「最高裁判決」や「週刊現代」の文字のほうが、その本体の雑誌名よりも大きなフォント(文字)で印刷されているそれらの広告を見ていると、余程この件を「自分たちの正義」を喧伝する為に使いたいんだな、という魂胆と、「週刊現代(講談社)という(形だけは)大きなメディアに最高裁という場所で勝った」という、ある意味での権威主義的発想の見え隠れと、その二つが相乗して苦笑しかでませんでした。
でもそれ以上に悲しかったことは・・・・・・これはワシ自身が信仰を持つ身だから感じたのかもしれませんが、まるで鬼の首を取ったかのような創価学会の大騒ぎそれ自体です。ワシは宗教の基本の一つは「赦す」ことだっと思っています。ワシは全く検証してないので、最高裁判決にしたがって創価学会が全面的に正しかったとして、それでも「ほらみろ、オレらのほうが正しいってお上も認めたじゃねぇか!嘘ついてまで散々バカにしやがって!」としか取れない糾弾のしかたは、とても信仰を持つ者たちの態度とは思えません。「今後気をつけてくれ」の一言を、それも特に世間に喧伝するでもなく行えば良いわけで。
こういった、創価学会とかその他のメディアに出てくる宗教団体の行動が、一般の日本人の宗教に対する偏見を醸成しているようで、地味な活動ながら信仰を持つ身には、ちと残念でならないです。
<閑話休題>ワシは、小さいながらもとある神社で「青年部」なる若手集団の部長を勤めているわけですが、創価学会の「青年部」は公称250万人を超えるらしく、(たぶん組織的な位置付けも違うんでしょうけど)同じようでまるで違うであろうその立場には、大変だろうなー、と思ってみたり。
2003-3-4 (Tue)Version
歯医者行った。がっつり歯を削られたけど泣かなかった。オレつおい子。←いい歳した大人がのたまうセリフにあらず。
【鉄ちゃんの父】
訃報:宮脇俊三さん76歳=作家 軽妙な鉄道紀行(Mainichi INTARACTIVEより)
ワシが鉄ちゃんになったキッカケの一つは、幼少のみきり、彼の「時刻表二万キロ」他の著作に出会った事に拠ります。「鉄道の旅」職人のご冥福をお祈りしますです。
2003-3-5 (Wed)Version
劇的に多忙週間の様相を呈してきたので、週末まで更新&掲示板レスが滞るであろうこと請け負いです。
2003-3-8 (Sat)Version
週末も多忙週間になってしまいますた。もうしばしお待ちを。あぁ、家でゆっくり寝たい・・・・・・。
2003-3-10 (Mon)Version
くっ。今週さえ乗りきればなんとか・・・・・・と先週も言っていた気がする。
【流行】
複数の友人、知人から、以下のような内容のメールがきますた。
件名:平和。(あるいは「Peace」)
本文:アメリカの連邦議会はつい先日、イラク攻撃の判断を大統領に委任する決議を可決しました。このメールは急を要する依頼であることをご理解下さい。国連の「平和についての請願書」は対立ではなく平和を主張しています。イスラーム世界が敵なのでありません。戦争は答えにはなりえません。今日、世界情勢はともすれば第三次世界大戦に突入しかねない危ういバランスの上にたっています。国連は現在、この世界的悲劇を回避する為の署名を集めています。もしあなたがこの悲劇的可能性に対して反対であるならば、このメールを「転送」ではなく新規のメールに「コピー」して、署名リストの最後にご自分の名前を署名し、知っている限りのひとに送って下さい。
もし、あなたが500名以上の署名の集まったものを受け取った場合、次の2つのアドレスにそのコピーをお送り下さい。
usa@un.int
president@whitehouse.gov
(後略。太字は引用者)
えぇと・・・・・・言うまでもなくスパムメール(チェーンメール)ですね。一通目を受け取った時は笑って済んだのですが、複数通来るようになると、「あー、案外世の中チェーンメールのことが知れ渡ってないのねー」と思って、ちこっと暗澹たる気持ちになりますた。一昨年の、同時多発テロ後にも流行ったんですけどねぇ。。。この、いわゆる「署名運動」系と呼ばれるチェーンメールに付いては、下記を参照。
署名運動(新・変なメールを受け取ったらより)
さて、ツッコミどころがあるのを逃がすのはなんなんで、一応、内容にツッコミをば。
まず、国連が主導でメールを使って署名運動を展開する、このメールの大前提がありえませんね。それなりにまっとうな(内部事情はともかく、知名度などが)組織が中心になって、こんなことはしません。そもそも国連は、各国の利害を調整するトコロな訳で、それは、アメリカの利害すら加味しなくてはならないわけで、一国を糾弾する為の署名運動、というのが、国連のスタンスとしてまずありえないことです。あと、「転送ではなく新規のメールにコピーして」のあたりなんて芸が細かい指示ですねー。件名の頭に「Fw:」が連なるだけで、確かに不信感は倍増しますからね。
そもそも、こんな署名を受け取ったところで、ホワイトハウスが考えなおすとはとうてい思えませんので。
この手のメールは、人の「善意」を利用しているだけに、よりタチが悪いとも言えますね。
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