インデックス>ホーム>コトノハDaily>Dailyログ2003年1月下旬
▲コトノハDaily
2003-1-21 (Tue)Version
友達に借りた「焼きたてじゃパン」が面白すぎます。
【ちと遅くなりましたが】
東天王ヨブさんの憂国日記(@夜のシマネコ)1月16日分より。当サイトの1月15日分を引用の上、次のように書いておられました。
----------ここから----------
実は、この文章には「なぜ、オフレコ発言」そのものがマズイのか。という点がハッキリ明記されています。
それは「仲の良い出版社や代理店と「オフレコ」の話をすることが、たまにあります。それだって、記事にされたら困る」という部分です。
オフレコ発言というのは、はた目には雑談のように見えます。ただ、その雑談をする相手は「仲の良い出版社や代理店」、拉致連合からすれば「仲の良いマスコミ」ということになります。
(中略)
メディアの人間が取材対象に「あなただけに、オフレコですよ」といわれたときに、つい親近感を感じたり、スクープをもらえることを期待し、その結果、取材対象の心情を慮って書くべきことを書かないということをしてしまう。それがオフレコの罪なんです。
コトノハのシズクさんは「その前提となる「信頼」」というけど、その「信頼」というのは取材対象と結ぶのではなく、「社会そのもの」と結ぶべきなのです。
社会そのものとの「信頼」というのは、具体的には「書くべきことを書く(「書かざるべきことを書かない」ではない)」事以外の何ものでもありません。取材対象と仲良くとか、波風を立てずになどという考え方は我々が生活する社会に対して極めて不誠実な考え方なのです。
----------ここまで----------(太字は原文ママ:引用者註)
東天王ヨブさんの主張は、後の日記でも追記されていたように、「『オフレコ』とだまし討ちした週刊朝日の行為を認めているわけではありません。ただ、そんな問題は表層的なものでしかなく、『オフレコ』という取材側と取材元の癒着が平然と行われている事自体がおかしい(太字は引用者:引用者註)」ということです。「オフレコ」の名の元に、メディアが発言者の側に取り込まれて、社会に対して「書くべきことを書く」行為を放棄してしまっては、それは我々の住む「社会」にとって不誠実である、と。すなわちこれは、「オフレコ」という現象そのものの罪を指摘しての批判だと思います。
その見解は、ワシもさして相違ありません。ただし、「あるべき論」(「理想論」ではない)としてです。オフレコは、誠実な社会にとって「不誠実」です。しかし、オフレコの功罪すら論じることなく、「拉致被害者になんてひどいことをしたんだ」と騒ぐ大衆は、とても成熟した情報授受者とは思えませんし、それによって構成される社会を「誠実な社会」とは、ワシは思っていません。まさに東天王ヨブさんの言う「表層的な問題」に終始してしまっているのが、今の社会です。
そもそも、ワシの基本的な考えとして、オフレコ発言が公表されてしまった場合、ハッキリ言って、悪いのは言ってしまった側です。発言者は、それを本当に公表したくないなら、そもそも発言してはいけないのです。また、メディアの使命として「社会正義の実現」があるというのなら、「オフレコ」という癒着に屈することなく、伝えるべきことを伝えなければいけません。そしてその責任は、報道した側ではなく発言した者に帰するべきなのです。
情報を受け取る大衆が、全体としてより成熟していたのなら、むしろ週朝の件をメディアはこぞって擁護したってよかったんです。「これが我々の仕事なんです」と。しかし、マスゴミは週朝批判に終始しました。結局、伝える側も受け取る側も、表層的な問題に浮かれあがっていただけです。被取材者も情報授受者も、「社会に対する誠実」ではなく「メディアに対する信義」で、伝えられたことを判断する現代には、「あるべき論」より低次元のレベルでの批評がまず必要で、それが、週朝の行為はメディアの信頼を損なっただけで終わってしまった点を嘆く、ワシの先日の週朝批判になります。
では、そこから踏み込んだらどうなるでしょうか。というと、ワシが危惧しているのは、「オフレコ」の公表=悪という図式が出来上がること、そしてこれは後付けになりますが、メディアに対して「拉致被害者」という聖域が出来てしまうことです。
2003-1-22 (Wed)Version
寒い冬ですが、こんなサイトもあります。→東京Tシャツ部
【昨日の続き】
を書こうとしているんですが、今日は時間がなくなってしまったので、また後日。
2003-1-23 (Thu)Version
風邪の引き始めを思わせる全身の気だるさと喉の痛み。早退してきたので早く寝ます。早退で21時帰宅ってのはどうなのよ?
【一昨日の補足】
続き、っていうほど書けそうにないので、補足程度で。
「オフレコ」の公表=悪という図式、これ自体はしかし、ならないような気がします。またぞろ、どこぞの政治家あたりが「オフレコ」と言いながら大東亜戦争肯定論やら南京大虐殺はなかったとか言って、それを記者が暴露すれば、それはオフレコの公開でありながら、恐らくその記者は責められないでしょう。今回の件で、週朝に対して一斉に非難の声があがったのは、周知のとおりそれが「拉致被害者」であるからに他なりません。すなわち彼ら(マスゴミのことです)は、拉致被害者を「弱者」として聖域に保護しようという選択肢を選んだ。この、弱者を作り出す、というのは、日本のマスゴミの常套手段ですよね。弱者がいて、それを守っているマスゴミがいる。マスゴミは、弱者の見方です!・・・・・・浪花節の好きな日本人好みの演出じゃないですか。だけど本当の所は、マスゴミと言う「第四の権力」に守られている時点で、それは弱者で有り得ないのです。
まず認識すべきは、マスゴミにとっても日本国にとっても、現在の拉致被害者は「権力者」であるという認識だと思います。それは、確かに不幸な権力者かもしれません、望まざる内にそういう位置に置かれてしまったのかもしれません。であっても、彼らは権力者です。ワシ自身、昨年の夏までは、ことあるごとに拉致被害者の保護をサイト上などで訴え、拉致問題をないがしてきた政治家を罵倒してきましたが、今や状況が変わったのです。
彼らを聖域に追いやること、それはとりもなおさず「拉致被害者」に不利な発言や論議を封じる、ということであり、それだけはしてはいけないのです。
2003-1-24 (Fri)Version
風邪治すのは気合と根性じゃー!というわけで薬嫌いなワシは、布団かぶって汗かいて寝て、なんとか現状維持←維持じゃダメだろう。
【これも歴史の改竄】
ビートルズの「名盤」からアレが消えた(ZAKZAKより抜粋)
「あっ、指のたばこがない」−。ビートルズのアルバム「アビイ・ロード」のジャケットになった、メンバー4人がロンドンの横断歩道を渡る場面を撮影した有名な写真が、禁煙運動団体の圧力で変造されたと英紙サンが21日報じた。
まぁあれですな、こういう類いの人たちは、そのうちミケランジェロとかの名画すら「裸は教育上良くない」なんていって絵を描きかえたりしちゃうんでしょうな。バカバカしいながら、微塵も笑えない。
バカバカしさ繋がりと言うことで。そういえば、肥満をマクドナルドのせいにして訴えた人もいましたな。判決出て、負けてましたけど→ハンバーガー食べ肥満は自分の責任、米でマック勝訴(asahi.comより)。判決文の「マクドナルドの食品で肥満になる可能性を知りつつ大量に食べたのは本人の責任。だれもハンバーガーを食べることを強制されてはいない」という至極当たり前のことに、それでも原告は控訴するようで。。。
【スノーマン】
完璧な雪だるまの作り方 米研究(CNNより)
こうして作れば、スノーマン(★)が生まれるかもしれないですね。
2003-1-25 (Sat)Version
そういえばこないだ会社で西村ひろゆきさんに会いますた。
【元素占い!?】
元素占いオフィシャルサイト(ネタ元:憂鬱な昨日に猫キック 不安な明日に猫パンチ)
なにがどうオフィシャルなのかわかりませんが、やってみました。
原始番号:96 元素記号:Cm 元素名:キュリウム Curium
≪性格診断≫
*燃えやすさ*:普段はクールですが、内には熱いものを秘めていて、時折情熱的な側面も見せます。
*行動*:普段は落ちついて行動しますが、いざという時は積極的に行動します。
*影響*:長い間に渡って人に影響を与える存在です。後世の人にも影響を与えるかもしれません。
*人間関係*:誰とでも分け隔てなく仲良くなれます。世渡りがとても上手です。
*存在*:数少ない貴重な存在です。あなたの潜在力は計り知れません。
*集団行動では*:リーダー的存在の人に任せて、裏方にまわり皆を支えます。
*他人との接し方*:一見冷たく見られますが、本当はやさしいところがあります。
≪あなたのラッキーカラーは≫
オフホワイト
≪あなたと相性のいい異性は≫
[元素記号 ( 元素名, 原子番号 )]
Mo ( モリブデン, 42 )
Sb ( アンチモン, 51 )
Nd ( ネオジム, 60 )
Md ( メンデレビウム, 101 )
Re ( レニウム, 75 )
・・・・・・コメント、、、しづらいよね。。。
2003-1-26 (Sun)Version
先日紹介した東京Tシャツ部さんからメールをいただき、入部することになりました(固定リンクはHOMEに)。
【日本の税制の問題点は棚上げしておきます】
慎太郎、朝鮮総連に強権発動! 課税も(ZAKZAKより)
これで総連がまたデモでもやるなら、彼らは自分らが免税されることが当たり前、と思っていることになりますな。それは既に日本国内において享受し得る権利を放棄し、社会への参画の資格を失っていることになるんですが。。。
【2ちゃんねらーのこういうところが好きでたまらない】
勝手に今日輝いていたレス大賞 Part15(レス312)(ネタ元:俺ニュース)
消された煙草を描き足せ!というわけで、一昨日紹介した、煙草の消されたビートルズのアビィロードのジャケットに書き足してます(→画像直リン&ミラー:増やしてみた(★);もくもくです(★);やりすぎて逆に面白くなくなっちゃった・・・(★))。ちなみにワシはタバコは一本も吸いませんし、むしろ嫌煙派ですが、今回の禁煙派の活動とその結果は、先日も言った通り本当にまったくもってバカバカしいとしか言えませんな。
【K-19】
なんか久しぶりに映画館で映画を見た気がします。・・・・・・そんなこともないはずなんですけど、一昨年までがとんでもない勢いで映画館に足を運んでいたもので、最近は一回一回の間が非常に長く感じるんですよね。。。というわけで、久々にトップでレビュー(ネタバレしない程度で簡単に)。
1961年、東西冷戦時代のソ連原子力潜水艦の、実際にあった話しを元にした映画です。・・・・・・実はそもそも、ちょっとした恐怖症ゆえ、潜水艦の映画って苦手で、最近も「U-571」を見て、映画の評価とは別のところでちとゲンナリしてました。「レッドオクトーバーを追え」も同様で、まぁ、それでも見ちゃうんですけど。
で、全体としては、非常に秀作に仕上がっているのではないかと思います。ただそれは、演技とかシナリオとかよりも、映像のエフェクトや音響効果による、ようするに編集が良いな、と言う感じです。構成も、静と動を上手く組み合わせていて、最後まで飽きさせない編成になっているのはすごいかな、と。潜水艦映画って、海中の緊張感を表現しようとして、結構間延びするところがあったりするんですけど、それが少なかったかな、と。これもエフェクトの賜物ではあるんですが。シナリオ自体は、史実に基づいているせいもあるのでしょうが、意外性のあるものではありませんでした。まぁ、それがマイナスなワケじゃないんですけど。とはいえ、次々と起こるアクシデントの緊張感と、その中で繰り広げられる人間ドラマの模様は、一見の価値ありですね。例によって、「アメリカニズムの押しつけ」なシーンも随所あったりしましたが、まぁ、それは今更言ってもしょうがないよね、ってことで。
やはりワシは、大きななにかの為に自らの命を投げるという行為に感動してしまうようです。
2003-1-27 (Mon)Version
最近、またZABADAKばかり聞いています。何があったオレ?(何もないですが)
【雑多】
主として日本語の語源に関する議論(ネタ元:カトゆー家断絶)
語源マニアとしてははずせません。
キューブリック2001年宇宙の旅解説編(ネタ元:pya!)
映像の説得力ですかね。分かり易かったです。まぁ、モノリスの正体は相変わらず不明なんですけど。
ネット接続障害:新種「ワーム」が攻撃 世界的混乱狙う(Mainichi INTERACTIVEより)
ワシの勤める会社もネットワークビジネスなんで影響が心配ですが、ワシは広報なんでそれほどでも(←開発に恨みをかう発言)。それにしても、世界で最大の被害を残したコードレッドに並み居るといっているのに、『総務省インターネット戦略室は「緊急対応が必要という状況判断はしていない」と話している。』ってのはどうなのよ?こんな認識のヤツらが日本のインタネ戦略を云々・・・・・・。
2003-1-28 (Tue)Version
うーん。まずい、まずいぞー。
【プラネテス3巻発売記念】
イブニング(講談社)に最新話が載っていました。所感、てほど大業ではないですが、読んでてふと思いついたことでも、単行本派の方の為に、ネタバレしない程度に。それは。
100人の犠牲と、1万人の恨みとの上に、1億人の文明が築かれた。
ということです。いや、この際絶対数には余り意味がないんですけど、まぁ、比率的にこんなものかな、と。
新しい技術や、革新的なシステムが生まれる時、あるいは、トンネルなりダムなりが作られた時なんかが想像しやすいかもしれませんが、そう言う時ってのは、往々にして多くの犠牲を伴っているものです。もちろんその犠牲には「人命」も含まれます。むしろ、最たるといってもいいでしょうが。
ある大きなプロジェクトの進行中、なんかの事故が起こって、例えば100人が命を落としたとします。そうすると、犠牲者の遺族や友人、どこからか聞きつけてきた関係無い人も含めて、それに100倍する人が、そのプロジェクトやら責任者やらを恨む(恨まない人もいるのはもちろんですが)。しかし、そのプロジェクトが成功した暁には、その恩恵は1億人からが享受できるほどであったりするわけです。
いや、決して大義の為に少数が犠牲になるのを容認する、ってわけじゃないんです。ただ、ワシらの住むこの「文明社会と言われるもの」は、そうして築かれてきたのは間違いないワケで。それだけの命と、マイナスの感情とを吸収した先に、文明社会はあるわけで。むしろその100人の命や1万人の無念を、感傷かもしれませんが、忘れないようにしたいですね。なんだか、プロジェクトXみたいになってきましたが(笑)。
結局何が言いたいかといえば、何故今があるか、という視点を無くしたくないな、ってことなんです。今の社会も、街に溢れるモノの数々も、初めからあったものではない。それを築き上げた人々がいて、時間があった。それは、その先の時代を生きる人々の為であったわけです。であればこそ、ワシらはワシらの先の時代を生きる人たちの為に、次のモノを築かなくてはならないはずです。少なくとも、築かれてきたものを消費するだけでは、必ず物資は枯渇する。ワシらはそんな当たり前のことからも目を逸らしてしまいがちです。そのフォローがどうなされるのか、ライフスタイルの変化か、プラネテスのように宇宙に物資を求めて飛び出していくのか、それは分かりませんが、未来の為に現在を発展させていく必要、その意識は、誰しもが持つべきものではないでしょうか?
まとまってない上、微妙に啓蒙書のようになってますが・・・・・・。
2003-1-29 (Wed)Version
あたるも八卦あたらぬも八卦、8×8で64卦!
2003-1-31 (Fri)Version
昨日は代休のはずが結局出勤→終電。今日夜から明日は出張で長野ですわ・・・・・・ということで明日の更新はございません。。
【はまれ】
パズルハウス
一ヶ月は楽しめそうです。
▲コトノハDaily
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