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コトノハDailyログ2002年12月上旬
2002-12-1 (Sun)Version
風邪ひいたかも。

2002-12-4 (Wed)Version
家帰れてなくて風邪も悪化して、更新滞ってすんません。

2002-12-5 (Thu)Version
気がメイル。

【ヤマイ】
 なんどもしつこい様ですが、風邪をひきました。とはいえ、仕事はできるくらいなのでそんなに酷いワケでもないんですけど、それでも一昨日の徹夜仕事はかなりつらかったし、この酷くないが故にジワジワと体力が削られていくのを実感するのは、臥せるカウントダウンな感じがしてイヤなものです。

 オレは独りで生きるんだー!と普段から強がっているワシでも、さすがにこういう時だけは素直に人恋しくなりますね。そして気付くのは、普段突っ張って生きているもんだから、こういう時にどう人に頼ればいいか分からないし、誰に頼れば良いのかもわからない、ってことです。

 日本人は、共同体の破壊から個人主義へと、ここ何十年かで社会の質感を変えてきました。それについて良し悪しを言う気は無いのですが、日本の個人主義って、本来の「自分の意思を貫く」意味ではなく「他人との接点を極力排する」類いのものですから、いざ、と言うときにはその弱さが簡単に露呈してしまうのかもしれません。これって、人は独りで生きられない、そんな当たり前のことから目を逸らせてきたがゆえの、業なんですかね。

2002-12-6 (Fri)Version
むしろ悪化中。あー、温泉にでもつかりてぇ。

2002-12-7 (Sat)Version
ここんとこ、書いてる内容が完全に「意見・議論系」から「コラム系」にシフトしちゃってますな。

【象徴としての】
 昨日、「温泉にでもつかりてぇ」なんて書きましたが(しかもそのリンク先は混浴温泉情報だったのですが)、さて、この日本人がよく口にする「温泉にでも行ってのんびりしたいよね」これは本当にみんな温泉に行きたいのでしょうか?

 巷は空前の温泉ブーム。本屋に行けば「日帰り入浴」「厳選の温泉」などのムックが並び、あるいは雑誌で特集されています。テレビ番組でも、温泉の特番はもちろん、温泉専門番組まであります。こんだけ周囲に「温泉」という単語が踊ると、もともと温泉が好きかどうか、温泉でのんびりできるかどうかがおいていかれて、「温泉に行かなきゃ。行けばのんびりできるんじゃないかな」という印象が先行してしまいそうな気がします。その意味では、JR東海の「そうだ、京都行こう」のCMコピーににも同じモノが潜んでいます(それは広告的には大成功なんですけど)。

 別に温泉を否定するわけじゃないし、日本人の文化の中に連綿と息づいてきたその効用を否定する訳でもないんです。ワシも多分、温泉は好きなんです。でもきっとワシは、休むために本当はもっと行きたいところがあって、それは自分の中で漠然としているから、温泉、というランドマークを得て、そこに行けばとりあえず休めるのかな、と思いこんでいるだけなんだと思います。そしてそれをランドマークと思い込んでいる原因は、氾濫する温泉情報なんだと思います。

 件のごとく、人間はその周辺に一方向的な情報が溢れると、それが例え偏向してようとも、それを象徴として、なんとなく自分の中での優先順位を高めてしまいます。拉致被害者の北朝鮮帰国問題なんかも完全にそのあおりを受けてますね。日本の家族が返したくない、と思うのは当たり前で、そちらばかりが報道される。まれに被害者の「一回帰りたい」と言うのが報道されても「洗脳されているんだ」とまとめられてしまう。この「じんわりとした情報操作」ってのが、実は一番恐ろしいことなんじゃないかな、と常々思っています。

 本当のこと、本当の声は誰が発しているのでしょうかね?

2002-12-8 (Sun)Version
仕事の為に更新休み。

2002-12-9 (Mon)Version
呑み過ぎて乗り過ごしてタク代5000円(T◇T)。

【愛さえあれば/愛はなくとも】
 10歳年下の女子に告白される妄想に身を委ねながら(←重症)ネト巡回していたら、面白いサイトを見つけますた。

 恋愛規制条例(淫行条例)改正運動--青少年条例の是非--

 各都道府県の条例レベルとして存在する、未成年者への性行為に対する罰則を定めたいわゆる「淫行条例」について考えるサイトです。(閑話休題ですが、成年と未成年の性行為は罰せられるのに、未成年同士の性行為は半ば野放しと言う今の日本て、ちょっと面白いですよね)

 例えば今のワシの10歳年下というと、高校生になります。仮にその年齢の女性とセックスをしてしまうと、それが自由恋愛によるものであったとしても、ワシはいわゆる「淫行条例」によって、懲役、あるいは罰金刑をくらう可能性があります。もちろん、数年後、30歳になったときに10歳年下の女性とセックスをしても、なんら罰せられることはありません。

 よく、愛さえあれば歳の差なんて、とかいいますけど、歳の差が自由な恋愛を阻害するひとケースに、法律(条例)の存在があると思います。未成年者の「性の解放」ってのに対して、ワシは決してそれが良いとは思っていないのですが、人を好きになったりセックスをしてしまうのは、基本的に個人の判断であって、押しなべて法で規制するのはちょっと違うような。。。もちろん、その判断力が成熟していないという理屈や、法で規制せざるを得ないような、援助交際や詐欺と言った「オトナ側の罪」がその背景にあるのは重々承知の上なんですけどね。きっとこの辺、女性からの視点だとまた違ったものがあるんだと思いますし。

 現代日本社会の恋愛構図や性への価値観は、やはり今の「淫行条例」ではカバーしきれないものに変化していると思います。その意味で、紹介したサイトの「考えなおそう」な姿勢は良いのではないかと。

 とか言っていますが、ワシは古臭い人間なので、未成年の性行為に関しては全般的に眉をひそめてしまいますがな(←じゃあ最初の妄想はなんだ!)。

2002-12-10 (Tue)Version
そういえば昨年の12月も連日連夜呑み歩いてた。

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