インデックス>ホーム>コトノハDaily>Dailyログ2002年10月中旬
▲コトノハDaily
2002-10-11 (Fri)Version
サイトもオレも、とりあえずアップデートだけはされているようだが、更新とまではいえないね、こりゃ。
2002-10-12 (Sat)Version
ていうか、↓アップデートと更新はほぼ同義だよな。自分基準の使い分けですた。ダメだこりゃ。
2002-10-13 (Sun)Version
停滞中。停滞中。
2002-10-15 (Tue)Version
軽めの二日酔いと三日酔いのコンボ。
2002-10-16 (Wed)Version
調子はむしろ悪いくらいだが、プチ復活。
【これもイノベーションの変化】
オペラが携帯向けブラウザの新技術,PC向けページを極小ディスプレイに最適化(ITProより抜粋)
Webブラウザを提供するノルウェーのオペラ・ソフトウエアは10月15日、携帯電話のディスプレイでもパソコン向けに作られた通常のWebページを不自然なく閲覧できるようにするレンダリング技術を開発したと発表した。この「Opera Small-Screen Rendering」と呼ばれる技術は、同社の携帯電話向けブラウザ「Opera」に実装され、通常のWebページを携帯電話の画面サイズに合わせて自動的にフォーマットし直す処理を行うもの。普及すれば、携帯電話を取り巻くインターネット・ビジネスに大きな変化をもたらしそうだ。
これはホントにすごい。というか、むしろ待ちわびていた。もちろん、まだ実物を見たことがあるわけじゃないけど、期待大。なんとなくだけど、おそらく多くの人が気付かないうちに、日本のケータイに実装されていそうな気がする。
同ネタ記事
携帯電話でWebをフル表示――Operaの新技術(ZDnet)
【アンパソマンですが何か?】
アンパンマンいろいろバージョン(ネタ元:sawadaspecial.com)
こんなにいたんだあの一族。絵を見てもらえれば分かると思いますが、かなりしょっぱい気分になれます。
2002-10-17 (Thu)Version
またひとり、友人が海外へ。
【垂れ流しマスゴミ】
バリ島爆弾テロ:アルカイダの犯行との見方を示す 米大統領(毎日INTERACTIVEより抜粋)
ブッシュ米大統領は14日、インドネシアのバリ島で起きた爆弾テロ事件について、ウサマ・ビンラディン氏の組織「アルカイダ」による犯行との見方を示した。ホワイトハウスで行われた臨時の記者会見で語った。
ブッシュ大統領はバリ島の事件を、イエメン沖のアデン湾で6日発生した仏タンカー爆発、クウェート沖のファイラカ島で8日に起きた米海兵隊員への銃撃事件と並べて「国際的な殺人者の細胞」が行ったテロだとの見解を表明。「アルカイダが関与していると思う」と述べた。
だーかーらー、根拠を出せ根拠を>ブシュー大統領
そりゃあ今のアメリカは、なんかおこればなんでもかんでも「アルカイダ」か「イラク」に結び付けて物言うだろうよ。でも今の状態は、証拠無くしてその辺の人を指差して「貴様が殺人犯だ」と街中で連呼しているようなもん。こんな人がいたら、間違い無くすぐにオツムの病院送りだろう、普通。もしかしたら、犯人は「アルカイダ」かもしれない。でも、その根拠を示さずに犯人呼ばわりするのは、ワシの目には厨房にしか映らない。
そして情けないのは日本のマスゴミ。この米大統領の問題発言について、批判、まではいかないとしても、検証した記事すら、ワシは大手マスゴミの記事の中に見つけられなかった。発言のあった事実を淡々と伝えるのも、そりゃあ確かにマスゴミの一つの仕事だ。でも、記事じゃなく社説でもなんでも良いから、こういった「厨房発言」に対するツッコミを入れて欲しい。それも出来ずに何が「ジャーナリズム」か。
そしてそれは、北朝鮮拉致問題に対する報道にも言えることなのだが。。。それはまた日を改めて。
2002-10-18 (Fri)Version
ウィルスチェックで過ぎる一夜。
2002-10-20 (Sun)Version
日曜なんでこんな話しをしようか。
【創作料理】
先日、アメリカへ留学する友人の壮行と、池袋で呑んだ。行ったお店は、東口の駅からすぐのところにある「橘」という居酒屋。はっきりいって、駅からすぐの場所にあるとは思えないくらい、地味な居酒屋だ。外装は地味なりにキャッチーなのだが、店内はカウンタとテーブル合わせて20人とちょっとでいっぱいになってしまい、そこを元気なおばちゃんとそのお母さんと、あとはたまにバイトらしき人で切り盛りしていて、繁華街にありがちな、極彩色な賑やかさとは無縁。ほんとうに、郊外の住宅街最寄駅の前にでもありそうな店である。
件の友人が、多少長期間アメリカに行ってしまうから、というわけでもなかったのだけど、きちんとした「日本の味」を出してくれる店に行きたかった。だからこの店に連れていった。メニューの数は、お世辞にも多いとはいえない。おばちゃんだって決して愛想が良いわけでもない。だが、例えば付出しに出てきた厚揚げに、ぴりっと効いた山椒の風味とか、例えば肉じゃがのジャガイモの、新ジャガならではのホクホク感の出し方とか、そういった敢えていうなら「家庭の味」を、ここはとても美味しく食べさせてくれる店だ。だからといって決して「オフクロの味」ではなく、そう、「料理のプロが作った家庭の味」とでも言えば良いのだろうか。
料理はどれも素材感を感じさせてくれて、自分が何を食べているのかがよく分かる。「味」を知るのにオススメしたい店の一つだ。
最近、「創作料理の店」という看板を掲げる店が増えてきた。流行りはじめの頃は、物珍しさとオシャレ感で、ワシもよく分からずにありがたがって食べにいっていたものだ。だが最近、それらに対し食傷気味になってしまった。なるほど確かに創意工夫に満ちているのだろう。美味しい店も多い。だが、中には創意に工夫を凝らしすぎたか、肝心の「味」を置き去りにしている店も見受けられる。もちろんワシだって、お世辞にも味覚が鋭いわけでは無いが、「これじゃこの素材を使う意味がないだろうに」「もっと美味しい食べ方があるだろうに」と思ってしまうことが多い。極論してしまえば、「創作料理」ってのは、「これがオレ流だ。この味が分からなければ店に来てくれなくて結構」という、料理人の傲慢にもつながっている面がある気がする。「味」が個々人の嗜好ではあるのはもちろん分かっているが、「味」を置き去りにしている店は確かにあるし、そこに料理人の誠実さは無い。
創作料理の店を否定するわけじゃない。だが、創作料理はいわば味の「応用編」だ。普段から「きちんと」したものを食べて、味の「基礎編」をまず知らなければ、その良し悪しの理解は出来ない。お客さんである我々は、決して看板やオシャレっぷりに遠慮するではなく、よく分からない味をさも分かる風に無理に納得するでなく、自分の舌を信じて店を選べば良い。
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