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コトノハDailyログ2002年8月中旬
2002-8-11 (Sun) Version
今度はサイバーショットUを買った。あまりに面白過ぎていろいろ撮ってる。

ウラハラ店長ウラ日記二十五日目】(→ウラハラ店
 デジカメ楽しすぎ。

 考えてみたら、媒体向けやパブリシティ用の「オカタイ」写真はいっぱい取ってたんだけど、いわゆる「スナップ」タッチの写真は全然取っていなかった。ので、折角だし、ということでパシャパシャ撮っている。というのは理由付けで、まさに今のワシは、新しいおもちゃを買ってもらった小学生状態。周囲の迷惑を顧みず、ぱしゃぱしゃ取りまくってます。しかも頼まれれば、レタッチしてコラージュとかもやってるんで、もしかしたらアイコラマニアかと思われているのかも。それでも止まらないのが楽しさ暴走。

怪獣ドワンゴ
 というわけで、早速店内写真から当たり障り無いものを掲載。

 こうして人は、写真付き日記サイトの罠に堕ちていくのだな。(罠=自己満足度高し、サイト重くなる、など)

2002-8-12 (Mon) Version
昨日のウラハラ日記、写真以外店関係ないですね。とか言いながら今日の写真
烏龍茶プリン
烏龍茶プリン。コンビニ商品も行き着く所まで行ったということなのか?

ウラハラ店長ウラ日記二十六日目】(→ウラハラ店
 24時30分、店で独りなのに無言電話。

 たまーに帰れなくて店で寝てたり、遅くなりすぎて近くのホテルに泊まる日とかあるんだけど、そういう日、ってのは当然仕事が終わらずに深夜遅くまでパソコンと向かい合ってたりする。スタッフの人たちだって、毎日の閉店業務が終わって簡単なMTGが終われば帰ってしまうので(ワシはそれから通常業務が始まったりする)、遅くとも23時を回れば、だいたい一人になってしまう。バックヤードとしてワシがいつも仕事をしているのは、4階建、B1F〜3Fの建物の2階。この部屋と出入り口までの通路以外、電気の消された建物は、俗に言われる幽霊ってもんを信じないワシでも、ふと、恐怖感に襲われるときがある。ガタンと物の落ちた音、入り口の鉄扉の開く音に似た音、こうして考えると、「音」ってものが人間に与える影響ってワリと大きいことに気づかされる。そんな中、今日は24時30分にいきなり電話がなってそれだけでかなりビビッタのに、さらにそれが無言電話というコンボ。もう、最悪です。

 セルフお祓いでもしてやろうか←いけません。

2002-8-13 (Tue) Version
そういえば今年は一度も花火に行っていないしこの後も行けそうに無い。

ウラハラ店長ウラ日記二十七日目】(→ウラハラ店
 神宮外苑花火大会の、音だけが聞こえる悔しさ。

 ウラハラ店は表参道駅のそばにあるので、神宮外苑花火大会が近い。というか、今日の終業後、花火の打ちあがる時間になったら、どどん、どどどん、と腹の底に響くような(←比喩がありきたりでアレだけど)轟きが聞こえてきた。しかしこの辺、建物が遮蔽物になったりしてるので、目線が花火まで届かない。結果、音だけを聞きながら仕事をすることになるので、花火好きのワシ、しかも今年は未だ一つも見に行っていない現状では、まさにほぞを噛む思いをしながらの仕事になるのです。あぁ、せめて音が聞こえなければここまで悔しいことも無いのに。やはり音ってのは、人間の想像力を膨らますに大事な要素なんだな。
 
 と、無理矢理昨日の話とコネクトしてみたが、結局店の話題とは程遠いことに変わりは無い。

2002-8-14 (Wed) Version
かーえーりーたーいー。

ウラハラ店長ウラ日記二十八日目】(→ウラハラ店
 ぶり返す暑さ。

 会社と店と、どっちが仕事がしやすいか。と問われた。どうだろう、と考えてみたが、仕事の能率が良いのは会社、気分的に楽なのは店、という、まぁ当然といやぁ当然な結果が、自分の中で出た。かといって、別に会社にいるのがイヤなわけじゃないし、店にいたら仕事が出来ないわけじゃない。とはいえ、会社にいれば気を揉むことは多いし、店にいれば気が抜けるのも確かだ。
 
 つまりは何処にいても仕事は出来るが、何処にいても一長一短だってこと。

2002-8-15 (Thu) Version
久しぶりに回らない寿司を食った。御勘定に目が飛び出した。

ウラハラ店長ウラ日記二十九日目】(→ウラハラ店
 終戦の日。

 表参道沿い、すなわち明治神宮が近いウラハラ店。今日のような特別な日は、やはりいわゆる「右翼」が街宣車でここぞとばかりに自己主張している。まぁ、日の丸君が代好きのワシとしては、表参道の駅を地上に出た瞬間響いてきた君が代自体になんの不快さも感じないどころかむしろ清清しいのだが、こういう、いわゆる「右翼」の方々の、公害としか呼びようの無い自己主張が、本来の議論を遠ざけて「感情的な」日の丸君が代離れを促進しているのでは、と思うに至り、顔をしかめた。

 まぁだからといって、この日を偲ぶ気持ちには一片の欠片も出ないのだけど。

 終戦記念日、という言い方があるけど、これはナニを記念しているのだろう?いろいろな批判を承知で言うが、日本という国にとってこの日は「敗戦」した、むしろ忌むべき日なんじゃないだろうか。戦争の終結=記念すべき一日、というのは、あまりに戦勝国におもねった呼称なんじゃないのだろうか。・・・・・・なんて敗戦国の人間が言ってもまさに負け犬の遠吠えだったりするんだけど。別にワシは、戦争を継続している状態が良いんだ、というわけじゃないよ。ただ、「負けた」日を「記念」する人々の意識ってモノに、少しの違和感を感じているだけだ。

 だからワシは、ただ黙祷をする。日本に住まうワシたちの先祖に、黙祷をする。

 また思いっきり話がショップからずれてますな。でもまぁ、そんなことを思いながら仕事してたんだからしょうがない(←仕事に集中しましょう)。えーっと、そうだなぁ・・・・・・あぁ、ショップに入っている着メロを製作するスタッフに、君が代のトランスバージョンを作ってもらいました。ワシの君が代好き、ってのは編曲はOK。

2002-8-16 (Fri) Version
かーーえーーりーーたーーいーーーー。

ウラハラ店長ウラ日記三十日目】(→ウラハラ店
 めでたく一ヶ月が過ぎました。

 7月は31日までだから丸一ヶ月は明日じゃねぇかというツッコミ却下。いいんだよ、30日で一ヶ月なんだよぅ。と。てことは後9日。バラシも含めれば、ワシの休日まで後半月ほどあるんですけど。だいたい今日で、働き続けて35日。まー、この文章を労働基準局の人に見られたら微妙にまずい気もするけどノープロブレム。まー、まだまだ緊張感が途切れないように頑張りますぞー

 明日は決戦。

2002-8-17 (Sat) Version
今日のために。

ウラハラ店長ウラ日記三十一日目】(→ウラハラ店
 Gacktが店に来ました。

 えぇと、まぁ、はい、Gacktさんがお店に遊びに来ました。遊びに来た、って言い方は正確ではないかもしれないけど、本人的にはそんな気分だったらしく、それでもまぁ、来るとなるとやっぱり取材とかも入れるわけで、3局のテレビクルーと2誌の雑誌取材と、さらには一般のお客様までもが狭い店内に入り乱れる中の1時間がスタートゥ!

 ・・・・・・といっても、ここでワシの苦労した話なんか書き連ねても面白くはないし、何があったかはウラハラ店のサイトに詳しいし、裏話は会社バレしてるここじゃ書けないしと、なんか、「来た」って事実以外特に書けないんじゃ。。。

 ともあれウラハラ店終盤にして、最大のイベントは、計らずも(というより事前に綿密に計ることも出来ないまま、それでもなんとか)、滞りなく終わりますた。ご本人も、かなり楽しんでくれたようだしね。なお、この模様は、恐らく19日(月)朝の情報番組、日本テレビ系列の「ズームイン!SUPER」、TBS系列の「おはようグッディ」、テレビ朝日系列の「スーパーモーニング」で放映される予定です。ちなみに、「スーパーモーニング」では、編集で時間が空けば、ワシへのインタビューも流れるかもしれません。また、ザッピィ、ウィークリーオリコンなどでもそのうち記事が載るでしょう。

 運営、警備、イベント詳細、メディア対策、会社の要望、事務所との調整、ご本人との意思確認、お客さんの捌き方、etcetc。。。別に、芸能人さん、それも時の寵児の芸能人さんと仕事をするのは、手馴れてるわけではもちろん無いけど、イベントを仕事にしてきたこともあり、決して不慣れなわけではない(自称)。ただ、急に決まった日程と短い滞在時間の中で最大限の効果を引き出す、ってことは、こうして文字にして得られる印象なんかより以上に、多くの重圧が圧し掛かっていたんだな、ってことに、終わってからの脱力で気づいた。

 とにかく疲れました。この一週間の、準備の疲れとともに、今日は浴びるように酒でも飲んで自分を誉めてあげようと思います。

2002-8-18 (Sun) Version
疲労感と脱力感と達成感の中にたゆたう人濃いしさ恋しさ。

ウラハラ店長ウラ日記三十二日目】(→ウラハラ店
 おかんが店に来ました。

 ウチのおかんはどうやら天然ボケらしく、例えば家に友人が来ているときなど、必ず計らずして笑いを取って、時には超限定仲間内でだけどファンクラブが出来てたりする。別にワシはそれが何故そんな笑いを取れるのか分からないのだが、おそらくそれは生まれたときから見ているからおかんギャグドランカーになっているからだろうし、その笑いのとりっぷりに、自称芸人見習いとしては嫉妬するときすらある。んなオオゲサな。

 今日も、なんでも国立劇場で日本舞踊の会があって、叔母の手伝いで舞台に上がってきた帰りとかで、まぁぶらっと寄ったのは良いとして(それでも店のスタッフの間では騒然となり、みんながおかん見学に集まったが)、妙に遠慮しぃしぃ一応店内をぐるっとし、息子の口車に乗せられていろいろ買い物をしていったのだが、帰り際。「じゃあ、帰るから」と言って『出口』と書かれた扉の前を素通りして、窓の前へ。あんた何処から帰る気じゃ。

 文字にすると全然面白くないですね。

2002-8-19 (Mon) Version
タクシーチケットって魔法の道具みたいだね。

ウラハラ店長ウラ日記三十三日目】(→ウラハラ店
 おかんの話題が妙に好評ですごく複雑な気分なんですけど。
 
 朝のいろんな情報番組で、一昨日のGacktさん来店のネタを放送してた。。。らしい。てのも、ワシが見たのは、インタビューされたテレ朝だけで、しかもきっちりカットされてたんですけど。まぁでも、オープン当初の頃とかも取材が入ったりしたけど、テレビカメラで映されると、すごいインパクトを与えられますね。よく「映像の力」なり「映像の暴力」なり言われるけど、そういうわれるだけのポテンシャルは、確かに持っている。普段、ほとんどの人は、ほとんどの映像を流し見しているだけだろうけど、例えば自分のツボにはまる映像が流れると、強烈なインパクトを以って脳裏を刺激される。その、自分に映りこんだ映像は、その人の行動規範をも揺るがすことにもなりかねない。案の定、放送翌日の店の来場者、売り上げともに、如実にそれを反映している。さて、明日はどうなりますやら。

 なんか、夜のワンダフルでも流れたらしいですね。ワシもちらっと映ってたとのウワサ←やはりただの目立ちたがりか。

2002-8-20 (Tue) Version
襤褸(ボロ)は着てても心小錦。どすこい。

ウラハラ店長ウラ日記三十四日目】(→ウラハラ店
 会議と、店舗管理と。

 そろそろウラハラ店も終盤に近付いてきた。ウラハラ店は、運営はプロデュース会社経由の下請けさんがやっているのだが、中のイベントは、ワシのいる会社の仲間会社(←適当な言葉が見当たらないので)の人間がやっていたりする。具体的には、ケータイの着信ボイスなど、いわゆるお家芸的な技術面がそうなる。そこの人たちと話していると、もうすぐ終わってしまうことを惜しんでいた。曰く、通常業務より楽しいな、ということらしい。確かに「会社」という場所から離れて、イベント業務をするのは楽しいと思う。彼らはこうも言う。「まるで夢みたいだったね」

 それを聞いて思わずワシが口にしたのは「夢なら早く覚めてくれ〜」だった。当然、彼らの賛同は得られなかった。

 もちろん、ワシはこのイベントを業務として遂行していることに、喜びと楽しさを見出している。だが、ワシは(しつこいですが:苦笑)通常の広報業務をしながら、イベント業務、つまりこの店の管理運営業務をしているわけで、それはやはり責任の重さと業務の煩雑さでとても疲労する。会議があれば会社に行き、普段は店にいながら会社と連絡し、部下に指示を出し、メディアからの連絡に応対し、その上で店内で起こる事物を滞りなく処理し、その数字を管理する。それがイヤなわけじゃない。ただ、疲労する。それはどうしようもないことだが、苛立ちと不機嫌さを隠しきれなくなっている自分に気付いたとき、つい、自虐的な冷笑を浴びせてしまう。

 ここにきて愚痴ですかオレ様。

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