インデックス>ホーム>コトノハDaily>Dailyログ2001年11月上旬
▲コトノハDaily
2001-11-2 (Fri) Version
またテレホ後の更新。ある意味裏切り。
最近健全にも夜も浅いうちから寝てしまい、更新どころかサイトの巡回さえもままならないともさくですぉはょぅござぃます。なんかこの健全であるはずの生活サイクルが体に染みつくと危険がピンチな気もしますが。
昨夜は満月でしたが、ワシの住むティバ県北西部では、雲が薄くて低くて、月や星がその向こうに透けて見えて、心震わせる空模様だったんだけど、皆さんは空を見てましたか?
更新直前に気付いたんだけど、基本的に時事ウォッチサイトを標榜しているこのサイトなのに、ここ最近ロクに事件を取り上げてないっていうか今日も一件もなし。・・・・・・ま、そんな日々もあるってことで。いいのか?
【『そらのあお うみのあお』ブックレット完成!販売です】
いや、まだ完成品を見てはいないのだけど。今日の夜出来あがる!はずなんだけど・・・・・・。
ワシと仲間たちの出しているフリーペーパー『そらのあお うみのあお』のブックレット版が完成しました(するはず)!
そらうみエディターの五人が、それぞれのプロデュースで持ち寄った作品を結集させたアートブック(という呼称は正しいかな?)。
ワシももちろん、発行人兼、で作品を載せています。芸大に通う友人とのコラボレートフォト『Disproportionate harmony』そしてその友人との対談。ナニ様だオレらは(笑)。
販売予価は300円。11月3日、4日と、日本大学芸術学部江古田校舎で行われている芸術祭中、BBCという企画スペース(文芸学科棟)で販売されています。ワシは多分いませんけど、仲間が売っています。もしかしたらネット販売もやるかもしれませんので、ご興味の方は続報をお待ちくだされ。
なぁんてまた勝手なこと言ってると、仲間にシバカレそうな気もしますが。ふふふ。
【宣伝】
友人の客演している芝居、ククルカンという劇団の「よいこの惑星」を見てきました。
動機は友人が客演している、というだけで言ったので、はっきり言ってまったく期待とかはしていなかったのですが、これが意外なくらい面白くて満足してしまいました。
ククルカン6:よいこの惑星
誰もが持っている少年少女時代の甘く切ない思い出をやさしく壊す
自分は宇宙人だと言い張る小学校の先生が言いました。
君たちは"呪われている"と……。
その日から15年。 やっぱり僕たちは呪われていたようです。
過去と現在。
2つの時間軸で組み立てるクロニックストーリー(造語)。
今度のククルカンは憑き物が落ちたように(いや、むしろ何かが憑いたのか?)純愛 モノ!……らしい。
「すべての過去や時間は未来に続いているわけではない」
<オフィシャルサイトより>
シナリオも分かり易くまとまっているし、役者もなかなかこなれているし、音響照明の使い方もまずまずだし、その派生で場面の転換がスムーズで気持ちいい。もちろん細かいアラは探し放題なわけだけど、全体としてきちんとしたまとまりを見せていました。
もちろん、小劇場レベルでは、という注釈付きだけど。でも、も少しキャパのある小屋でやってもいいくらいの出来ではあったなぁ。
ただ、笑いや間のとり方は、かなり好みの分かれるところだと思う。ワシは「これはありかな」ということで納得してたけど、定石を崩されることを好まない間のとり方、つまり『はずされる』のを好まない人だと、この間のとり方は気持ち悪いかも。
というわけで、今年見た芝居のなかでも(小劇系としては)『オススメ』レベルには達しているので、ご興味、お時間のあるかたは、是非東急井の頭線駒場東大前下車徒歩3分のこまばアゴラ劇場へ。11月4日までやってます。詳細はオフィシャルサイトで。
別に宣伝の為に金を掴まされて誉めてるわけじゃないよ(笑)。
【PROGETTO】
上で宣伝している芝居を見に行く前、早めに仕事が切り上がったので、久しぶりに渋谷のプロジットへ行ってきました。
PROGETTO
渋谷駅を降りて道玄坂をひたすら登ったところにあるコジンマリとした本屋さん。思春期の厨房クンに分かり易くいうなら、ラブホ街を目指して、ラブホ街へは曲がらずにもう少し登ったところ。最近はマークシティタワーが出来たので、そこを通りぬけても行ける。道玄坂沿いの、渋谷駅から見て右手。
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このお店は、『Books for Criative Minds』という店舗コピーがあるように、アートブック、写真集、デザイン関連などの書籍が超充実していて、店舗は広くないのに、本をパラパラ読みしているだけで2〜3時間は平気で経ってしまう、独特のテーマと雰囲気を持った店です。
観劇が控えていたので、一時間くらいしかいられなかったんだけど、昨日は昨年ちこっと話題になった中野正貴氏の写真集『TOKYO NOBODY』を特に見てました。この本は、東京の都心ばかりを写しているんだけど人が一人も写っていません。今、北村薫原作の『ターン』が、平山秀幸監督、牧瀬里穂主演で劇場公開されてるけど、間違いなくその原作の影響を受けてるんだろうかな、と思わせるくらい誰もいない。いや、原作読んだ事も無いし映画も見てないけどね(笑)。
そうして気付くのは、いかにこの大東京に人がいっぱいいるのか。そして、人のいない東京がいかに違和感あるものか、ということ。そしてそう思わされている時点で、東京と言う街の持つマジックに翻弄されているんだな、ということ。
誰もいない状態なんて、本来別に珍しくもなんとも無いはず。例えば一人部屋でパソコンを叩いていても、寂しい時はあっても心乱れることは無い。でもそれは、どこかに誰かがいる、という安心のもとに成り立っている平常心。本来人がいる場所、人がいると自分が思い込んでいる場所に誰もいなかったら。。。あなたは心を保てるのかしら?
写真集を見ながら、そんな妄想に見をゆだねているあたりが、この本屋のラインナップと雰囲気のもたらす一つのカタルシスなのよね。
この本屋、とかくオススメです、買わないまでも立ち寄って立ち読みしてみては?ワシらの発行しているフリペ『そらのあお うみのあお』も置かせてもらっています。発行された時に、ですけど(笑)。
2001-11-4 (Sun) Version
NHK教育で本来昼間やっている教育番組が深夜に再放送されるのはやはり教育番組マニアの大人の心をゲッチューするためだろうかともさくで。
先日の深夜もたまたまテレビをつけたら「わくわくサイエンス」なる、大の男が中坊くらいの女子(おなご、と読め)を「所長!」などと呼んでいるサイケデリックな番組をやっていました。本来の番組主旨と違う理由で萌える大人も多そうなこの番組(中学生くらいの女の子にショチョウだなんて!)ですが、なにより度肝を抜かれたのが実験の解説で出てきた『人間振り子』なんじゃこりゃ!
どうやら大分にある城島後楽園なるところの絶叫アトラクションのようだけど、たかだか振り子の実験、しかもどちらかというと大人萌え教育番組のタメに、振り子に何度も乗せられたであろうNHK関連製作会社の社員は、ワリと凹みそうな気がする。
【道具として使うの???】
携帯がないとセックスもできない?(HotWiredより全文)
携帯電話を持つのをやめると、性的不能や自信喪失の原因となりうる――イタリアの研究チームがそんな調査結果を発表した。
調査を行なったのは、イタリアの消費者団体『コダコンス』。イスキアという町で、300人のボランティアを募って携帯電話を預かり、15日間携帯なしで生活してもらって反応を調べたのだ。
結果は、なかなか興味深いものだった。
ボランティアの約70%が「携帯電話なしでは生活できない」と答えたうえ、4分の1もの人が、携帯電話がないことで自信を喪失し、それがパートナーとの性的関係に悪影響を与えたと答えているのだ。調査期間中、セックスを拒んだという人は、300人のうち実に48人にものぼった。
携帯を取り上げられた「副作用」としては他に、食欲がなくなったり、気分が落ち込んだりといった症状が報告されている。携帯がなくても影響を感じなかったと答えた人は、全体のわずか30%に過ぎなかった。
まず記事の見出しのつけ方に誤解の余地ありと思うが(笑)。
でもま、調査結果自体は『興味深い』ってより『予想通り』だろうね。それだけ、人間の生活の中にケータイが入り込み過ぎてしまったわけだ。本能的な部分まで。別に、不思議な結果ではない。
とはいえ、全世界からケータイを一ヶ月間取り上げたら、誰も不便とは感じなくなると思うよ。感じる人はケータイ依存症。それはもう病。
ところでセックス中にケータイがかかってきたら出ます? ワシは一回出たことがあって、電話してきた友達にヒンシュクを衝動買いされました(笑)。
2001-11-6 (Tue) Version
日曜の繁華街なんて通るもんじゃないね。
いつも繁華街へは平日空いてる時間帯に出かけているので、ちょっとびっくりともさくでしょ。
ところでワシは人込みの中を素早くすりぬける事についてはかなりの能力をもっています。一人でいるとき、グダクダと歩く人波を擦り抜ける速度は、多分世界狙えます。もちろん、ほとんど接触もしないし、顔もキョロキョロしないでほとんど正面だけを向いて、目だけが軽く左右に動いて、人の動きを察知します。もっというなら、人の「ベクトル」を察知して、そのベクトルを避けるように歩いているわけです。
ま、何の役にもたたない才能であるのは確か。
今日は夜中に家にいないので早めの更新で。
【作られる善意】
久しぶりに時事ネタをまとまって書く気がするぞ。
日本の民間からの義援金は、アメリカの同時多発テロの被害及び被害者へは50億円超、パキスタンへ流入するアフガニスタン難民へは数億円、という報道があったと知った。ソースは見つけらんなかった。ゴメソ。
アメリカは日本の同盟国だし、近い政治体制、価値観を共有する『友人国家』だ。ワシはその考えは大嫌いだが、現実がそうなのは認めている。だから、別にアメリカへ義援金なんて送らないでほっときゃいいじゃん、とは言う気はまったくないし、集められた人々の『善意』は、人間の意識のなかでも尊いものだと思う。
ただ、社会、国家による国民へのバックアップが期待できるアメリカと、期待できないアフガニスタン。『人道的』を基準に考えるなら、富める国日本がどちらにより援助をすべきかは決まってくると思う。
つまりワシが指摘したいのは、日本人の持つ『善意』の方向性が、よりアメリカに向いていることへの疑問だ。そしてそれがアフガニスタンへ向かないことへの気味の悪さだ。
もちろんこの意識が醸成されるに至るには、マスゴミの影響力がとてつもなく甚大だろう。アメリカへの義援金の報道は各所で聞いたが、アフガンへのそれはほとんどといってもいいほどアナウンスされていない。いわばマスゴミによって『善意』が作られる。これはとても恐ろしいことだと思う。
今、具体的に上げることは出来ないんだけど、日本人ってそんな事例が多いような気がする。目の前で、派手に起こっていることについては、心悼めたり支援を申し入れたりするんだけど、本当に援助が必要な相手は誰か、についてきちんと考えていないように思える。もうこれは感覚的なモンなんだけどね。自分の周りを見まわしてみても、テロや戦争や空爆について語る人は多いけど、難民について語る人なんてほとんどいないからね。
10月2日付けのDailyでも書いたけど、アフガン難民援助にかかると国連の提示した5億4800万ドル、日本円にして約600億円を、全額日本が負担する、とかってのが、日本という国家が戦争という状況に対してしうる、唯一で最高の支援方法だと思う。
こんだけ言っておいて、アフガン難民への支援について、今ここではアナウンスしません。それを、自分で探す努力を惜しんで欲しくないからです。
偽善であっても善は善、作られたものであっても善意は善意。それはまったくその通り。善意をいう概念を規制する気はまったくないけど、もう一歩、踏み込んで考える必要性は感じている。
【ドラマ】
Dバックス、サヨナラ逆転優勝 Wシリーズ(CNNより抜粋)
米大リーグ第97回ワールドシリーズ(7回戦制)のアリゾナ・ダイヤモンドバックス(ナショナル・リーグ)対ニューヨーク・ヤンキース(アメリカン・リーグ)第7戦が4日、フェニックスのバンクワン・ボールパークで行われた。9回裏、1―2とリードされていたダイヤモンドバックスが、抑えのリベラ投手をとらえて連打。3―2に逆転サヨナラで初優勝し、ヤンキースの4連覇を阻んだ。
これぞベースボール。ワシはどっちを応援していたわけじゃないんだけど、こういう素晴らしい試合を見せられると、それだけでワクワクしますわ。
日本人のメジャーリーズ観は、イチロー移籍以降加速度的に人気が高まってるけど、やっぱり、野球に限らず欧米人のパワフルなプレーは、視覚的に圧倒的なインパクトを持ってるよね。映画でいえば、派手なハリウッドものみたいに。
日本人の繊細なプレイスタイルも、メジャーリーグの前では、見た目では負けてしまうんだよな〜。日本映画みたいに。でも、その『深さ』は好き。
【確かに面白いけど】
5700ドル貸して、イヤ1300万ドルどうぞ(CNNより全文)
ロンドン――英国人の女性秘書がなじみの銀行に借金を返済する「5700米ドル」(約68万4000円)相当の融資を求めたところ、コンピューターのいたずらで「1300万ドル」の小切手が送られてくる騒動がこのほどあった。
小切手は返却されたが、この女性は「このお金を使いながらの世界一周旅行を何度、頭の中で考えたことか」と“つかの間の夢”を振り返っている。
地元紙によると、ハリファックス銀行が舞台で、女性は最初この間違いに気付かず、「永遠に続くかのような(小切手上の)数字の羅列」を発見した時は、ビックリしたという。女性は、改めて「5700ドル」のローンを申し込んだと伝えている。
同銀行の宣伝スローガンは「常に余分なサービスを」とか。
単なるバグを「いたずら」と書くとはユーモアある記事だけど、いいのかそれで? ナニゲにこの事例って、笑って済まされるレベルではないような気もするんだけどなぁ。。。銀行の信頼性に関わる重要問題なんじゃないの?
2001-11-7 (Wed) Version
深夜3時に『さわやか三組』見せられるとはおもわなんだ。やっぱり恐るべしNHK教育テレビ。
昨夜出先でテレビを見ていたら、↑もやってたけど、フジで『冷静と情熱のあいだ』のプロモ番組をやってた。・・・・・・江國香織太った!?ってのは置いといて、CM攻勢といい、そこそこの力の入れようですな、フジも。
ナニゲにワシはこの小説が好きで、だからこそ重要な設定やシナリオの要が変わってしまっている映画版のストーリーの完成度にはかなり懐疑的なのですが、予告編CMを見てラスト寸前のワンシーンのカットで感動してちょっと涙ぐみそうになったのは秘密。あぁ、映像マジック。
最近、単純な作品を素直な気持ちで読む読書スタイルになってきている気がする。
今日はニュースいっぱいですよ〜。コメントは対したことないけど<そりゃいつもか。
【絶句】
北朝鮮、反テロ協約の加入を決定(朝鮮日報より抜粋)
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が「テロに対する財政支援禁止国際協約」(テロ資金調達抑制協約)と「人質反対国際協約」の2つの反テロ協約に加入することにしたと、北朝鮮の外務省スポークスマンが今月3日、中央通信との記者会見で明らかにした。
北朝鮮の外務省スポークスマンはこの日の会見で「我々は世界的にテロ根絶のため、あらゆる努力をしてきた」としながら「これからもテロに反対する努力を貫いてゆく」と述べた。
・・・・・・笑うトコだよね?笑っていいんだよね??笑わせたいんだよね???
参照リンク:ラングーン爆弾テロ事件1、2/大韓航空機爆破事件について考える(このリンク先、趣意が違うが他に適当な参照が無かったので。。。)
【絶句2】
アフガニスタン人4人の収容停止申し立て却下 東京地裁(asahi.comより抜粋)
難民申請中のアフガニスタン国籍の男性9人が不法入国などの疑いで収容された問題で、東京地裁の市村陽典裁判長は5日、9人のうち4人について収容の執行停止を求める申し立てを却下する決定をした。残る5人については結論が出ていない。
市村裁判長は4人のうち1人については「(条約上の)難民に該当する可能性は否定できない」と述べた。しかし、「組織的背景を持つ不法入国事案である可能性も否定できない」として執行停止は認めなかった。
↑これが一昨日の記事。この国の裁判官はクズか?。んで昨日の記事↓
5人は収容停止認める アフガン人9人難民申請問題(asahi.comより抜粋)
難民認定申請中のアフガニスタン国籍の男性9人が、不法入国などを理由に東京入国管理局に収容された問題で、東京地裁民事3部(藤山雅行裁判長)は6日、このうちの5人について「収容の必要性は認め難い」として、収容を停止する決定を出した。「難民にあたる可能性がある場合に、不法入国や不法滞在の疑いだけで収容するのは、難民条約に違反する」と述べ、日本政府の姿勢を「国際秩序に反する」と厳しく批判した。
裁判官が向き合っているのが、人間ではなく法律書なのか、という哀しい疑念はかろうじて回避。まったく杓子定規もたいがいにせい>市村裁判官。
日本が、いかに難民を受け入れないかについては、10月19日付けDailyでも書いたけど、ここ10年で難民認定をしたのはわずか49人。欧米の10000〜20000人、国によっては10万人超、ってのに比べれば、どれだけこの国が閉鎖的か分かろうというもの。富める国、日本は、その富の分配すら行う気は無いらしい。
【絶句3】
国連軍縮委が日本の核廃絶決議案を採択(Yomiuri On-Lineより抜粋)
国連総会で軍縮問題を議論する第1委員会は5日、日本政府が提案していた核廃絶決議案「核兵器の全面的廃絶への道程」を賛成多数で採択した。決議案が年内に国連総会の本会議に上程され、無修正で採択されるのは確実となった。日本政府国連代表部によると、投票した146か国のうち、賛成は124、反対2、棄権20で、反対は米国とインドだった。
結局アメリカってそういう国なのな。
とはいえ、今までの核軍縮・廃絶決議には賛成票を投じてたわけだから、これもブッシュ政権の保守外交ゆえかもしれない。もちろん、同時多発テロのこともあるだろうし。
でもやっぱり不信感。
【軍事知識】
[No.16023]タリバン軍は中東周辺ではダントツby 軍事板の某常連(ネタがネタなので匿名希望)(DerAngriff時事板より抜粋)
>タリバンってけっこう戦闘能力が
>高いのではないでしょうか?
どんなにハイテク化しようが(空軍能力なぞ槍や弓といった射程が長い武力に過ぎません)、戦闘には、防衛能力、兵站能力、占領能力が必ず必要です。そして勢力範囲の拡大を行う占領行為には絶対に歩兵もしくは機械化歩兵が絶対に必要です(これは絶対にローテクな人間対人間な諸手続き)。
現在イスラエルやタリバンの持つ歩兵(いわゆる昔でいうアフガン兵)&機械化歩兵部隊はWorldAlmacでも上位を常に争っています(たしか日本だけで有名な大戦略というゲームでもイスラエル兵の能力値が高めに設定されてるとか)。戦力比でもタリバン6に対して北部同盟1の劣勢で5年近く押されている戦場です(今回は5:1だとBBCは具体的に検討記事を出してましたが)。
軍事板的には、首都奪還というのが戦略目標であれば、タリバンは防御面で非常に強いという下馬評どおり、手堅い地上軍事力を示しています。この戦いが占領というファクターを持つ以上、タリバン軍能力は非常に高いといえます。(世界一と昔言われたスイス機械化部隊を、現在タブーのイラン側全面支援から突入させて五分五分というのが軍事専門誌マニアのタリバン軍評価で、報道してはいけないタブー情報のひとつです)
これ、DerAngriff時事板からの転載だけど。なかなか興味深い指摘なので。
2001-11-9 (Fri) Version
冷蔵庫になしあり
どっちやねんおかん。
戦争論2(小林よしのり著/幻冬舎刊)読了。発売日に買ったのに読み終わるまで十日近くかかっちまった。でまぁ、もちろんいろいろ言いたいことはあるわけで、むしろ言わなきゃいけない強迫観念に駆られている気分がしないでもないわけで、でもそれにはもう一度読み返す必要ありと思っているので、先送り。
そういえば先月も、先送りにしたまま書かれていないネタがあったような気が。。。気のせいだな、うん。
【こんなのは外交じゃない】
国連総会は宮沢元首相、G8には外務審議官(Yomiuri On-Lineより抜粋)
政府は7日、ニューヨークで開かれる国連総会に政府代表として宮沢元首相を派遣する方針を決めた。宮沢氏は10日から始まる一般討論で演説する。同総会期間中に開かれる主要国(G8)外相会議へは、高野紀元・外務審議官が出席する見通しとなった。福田官房長官が7日、記者団に明らかにした。
ハァ? 普通に考えれば、国連総会は田中外務大臣か小泉総理。G8は田中外務大臣以外にありえないだろ? 第一、外相会談に外務官僚が出る、ってのはなんなのさ? こんな嘗めたことして本気で『外交』が成り立つとでも思ってるのかしら? それに宮沢元総理。ちょっとした特使や国際会議ならともかく、国連総会に出るには時代が遅れすぎだろう。せめて佐藤国連大使の方がまだマシ。
永田町の論理と言うか党益優先と言うか。。。自民党は、今世紀最初の愚かな提案だった公明党による中選挙区制復活選挙制度改案を笑えないだろ、これじゃ。
とかいいつつ、こんなコラムも参照してみたり。
【やっちゃった】
「第52回 紅白歌合戦 司会者決まる!!」(NHKより)
紅組が有働由美子アナ、白組が阿部渉アナで、総合司会は三宅民夫アナ。しかしこの有働アナの写真ヒドイな。
紅白歌合戦の司会は、事前にスポーツ誌などが予想した人物は絶対起用しない、と言われてますが、今回も、各誌の予想を見事に裏切りましたね。悪い方に。ま、悪いとまではいわんまでも、何も旬で無いアナを使わなくてもなぁ。。。ワシはNHKのアナの中では武田真一君がワシ好みのイケメンで一番のお気に入りなんだけど、報道みたいだから紅白はやらんだろうな。できんだろうな。
2001-11-10 (Sat) Version (3:30補追、修正)
話せなくなって気まずくなった昔の片思い相手の夢を見た。とても楽しそうに会話してたっていうか夢にフォローされてどうするオレこんばんわともさくでした今日までは。明日からも。
【決意】
えっと、明日から・・・・・・明日は更新できないから明後日からかな、兎に角、次の更新からちこっとトップ文章のスタイルを代えてみようかとご思案中。てのもさ、一応ウチはニュースサイトとは言わないまでも時事ウォッチサイトを標榜して駄文を書き連ねているんだけど、なんかどうしても時事事件に対しての『オレなりの切り口』ってのが巧く書けないんだよね。ほとんど、どっかで見た見解、解説の焼き直し。
それで、ワリと悩んで・・・・・・ってまで大げさでないまでも、モチベーション下がっちゃってさ。なんかニュース取り上げなきゃ、なんかオレなりの切り口で書かなきゃ、なんてね。今では、報道機関のサイトや他のニュースサイトを『ネタを見つけるため』に回っているような感じになっちゃってさ。
でも、それって気負いなんだよね。やっぱり。勝手に気負っちゃうってカッコワルイ。
日常の出来事から、たまたま見たニュースから、自分が『これをこう書いて人に伝えたいな』と衝動的に思ったこと、それしか書けないな〜、と思ったわけですよ。個人ページなんて商売じゃないんだから、それでいいんじゃないかな、と。
大した出来事じゃないかもしれない、どっかで見た意見と同じかもしれない。でも、ワシが『こう書きたい』と思ったこと、『こう人に伝えたい』と思ったこと、それを素直に書いていくこと、それが自然だなと思うですよ。
きっと今まで通りニュースも取り上げるし、くだらん事も書くだろうし、つまらん事も書くと思う。中身の薄い長文は得意とするところだし、文章力はまだまだ低いからさ。
だいいち決意、といっても自分の中での気分の変化だから、あまり来てくださる皆さんには関係無いことなんだろうけど、これも『人に伝えたい衝動』なので、笑って読み流してやってください。
有象無象に存在するテキストサイトの中で、当サイトをいつも見に来てくださる方、一回だけでも通りすがってくれた方、義理でも覗いてくれた友人など、このサイトに関わってくれた(関わってしまった)皆さん、ありがとうございます。
んで、これからもよろしくね。
【最早アメリカには一片の正義も無い】
あめ2kにも参加してる『勝谷誠彦の××な日々。』。11月9日付けの二本を読んでください。
読んだ?したら、日記中にリンクされてる『ワクチン接種停戦を呼びかけよう委員会』にも行ってみてくださいな。
主旨を抜粋すると、
国連のユニセフはかねてからアフガンで子供たちにポリオワクチンの接種をおこなっている。これまでの内戦下でもその活動は続けられてきた。ポリオワクチンは何度かにわけて接種せねば効果がなく、またそのタイミングも大切である。今年の次の接種時期が11月の6日から8日だった。国連はその間3日だけの停戦をタリバン米軍双方に要請。タリバンは認めたが米軍は空爆を続行している。国連は空爆下でのワクチン接種を強行。スタッフとボランティアたちによるいのちがけの作戦が行われている…。
別にあたしゃ戦争は必要悪だと認めてますよ。でも、この記事を読む限り、少なくともアメリカに正義は無い。それは戦争という現象に対する価値とはまったく別に語られるべき問題だ。アメリカが、自分たちも『悪』だと認めなければ、絶対にこの戦争は支持しないぞ。
そしてワシがなんと言おうと、アメリカがなんと言おうと、今この瞬間も死ななくて良かった人が死んでいる。
あぁもぉ!むかつく〜〜〜!!!はがゆい〜〜〜!!!
▲コトノハDaily
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